2019年05月22日 更新

【完全保存版】一人暮らしのスタートに必要な情報まとめ

「一人暮らしを始めるには何が必要なの?」旅立ちの春です。新しい場所、新しい環境、そして新しい人々との出会い。進学や就職など、新生活にあたり、一人暮らしを始める方も多いでしょう。気になる費用のことからお部屋選び、家具家電のことまで。一人暮らしに必要な情報をすべてまとめてみました。

目次

一人暮らしにかかる費用まとめ

初めての一人暮らし、ワクワクしますね。夢や希望は広がりますが、まずは一人暮らしにかかる費用について、「初期費用」「家賃」「食費」「光熱費」「その他」の項目別に、どのくらいかかるものなのか知っていきましょう。

初期費用について

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一人暮らしを始めるにあたって必要になる初期費用として、引越し費用、賃貸契約時の費用、生活必需品の購入費用などがあります。
特に大きな出費となるのが賃貸契約時の費用で、相場は家賃の5~7倍。平均的な家賃6万円で計算した、初期費用の合計と内訳について簡単にまとめました。
こちらをもとに自分の住むことになりそうな一人暮らし先の状況を考えて、シミュレーションしてみてください。

① 敷金・・・6~12万円
担保として大家さんに預けておく費用で、相場は家賃の1~2カ月分。家賃の滞納や退去時の修繕やクリーニングが必要となった場合に使用されるため、退去時に一部戻ってくることもある。

② 礼金・・・6万円​
大家さんに支払う謝礼金で、相場は家賃の1カ月分。

③ 仲介手数料・・・6万円
物件の仲介を行う不動産会社に支払う手数料で、相場は家賃の1カ月分。

④ 管理費・共益費(家賃に含まれていることもある)・・・約1万円
物件の共有部分の保守管理に使用される費用。

⑤ 前家賃・・・6万円 
翌月分の家賃で、契約時に支払うのが一般的。

⑥ その他
物件により、鍵交換費約2万円、損害保険料約2万円等

・・・合計 29~35万円

初期費用を抑えるコツ

初期費用の中でも一番大きな出費になる賃貸契約時の費用ですが、上手に物件を探せば相場よりも安く契約ができます。
敷金礼金不要物件を探したり、仲介手数料の割引などのキャンペーンを利用したりといった方法を駆使して、費用を抑えましょう。

▼交渉が不安でも安く契約はできます
敷金礼金なしの物件って? お得な部屋を見つけよう
一人暮らしの賃貸仲介手数料はいくらが相場? 値下げはできるの?
また、人によっては大きな出費となりうる引越し費用も見過ごせません。
引越し業者は荷物の量、時期、移動距離によって金額が変わります。ハイシーズン(3月など)から引越し日をずらすのが一番効果的ですが、それができない場合は、荷物を減らしたり、複数の引越し業者を比較したりして、安くする方法を探りましょう。

▼引越し費用を抑えるための参考記事
引越しって意外と高い!費用を抑えるポイントをご紹介
引越しの見積もりの立て方と引越し業者選びに失敗しないコツ
初めての一人暮らしで引越し業者は必要ない? 宅配便だけで引越せるかも

家賃について

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一人暮らしを決めたら、「どこに住むのか」は重要です。憧れの街に住んでみたい、学校に近いほうがいいなどを希望はさまざま。女性の場合は、治安も特に気になります。とはいえ、一人暮らしを始めるにあたって、立地や設備などの希望が叶えられるかは、出せる家賃によって大きく変わります。

1K(ワンルーム+扉で仕切られたキッチン)の間取りの物件における家賃相場は、東京23区内が平均8.7万円。大阪や福岡ではもっと安くなり、都市圏から離れるほど下がっていきます。

東京23区内でもエリアによって相場が違います。
例えば、文京区は東京の中でも治安がよく女性が住みやすいといわれており、繁華街が少なく閑静な住宅地が多いエリアです。相場は8.1万円で少し安めです。

おしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶ一大繁華街の渋谷区は、にぎやかでに若者に人気のエリアです。夜道も明るい場所が多いですが、家賃相場は10.7万円と高めです。

駅前開発も進み、新しいマンションや商業施設が多く建設されている北区の相場は6.8万円、下町の雰囲気が残る庶民的な住宅街が広がり、駅前商店街が充実している駅もある板橋区の相場は6.4万円と比較的安くて穴場なエリアです。

利便性の高い立地条件や、物件設備が充実している部屋の家賃は相場より高く設定される傾向にあります。希望の条件をリストアップし、優先順位や妥協できない条件をあらかじめ整理し、どのくらいかかるのか、シミュレーションしてみましょう。


▼住む街の決め方で悩んでいる人はこちら
住む街はどうやって決める?一人暮らしに適した立地とは?
住みやすい街ってどんな街? 事前に知っておきたい情報と収集方法

▼イメージがつかない人は実際に賃貸サイトで物件を見てみるのがおすすめ
賃貸サイトの上手な使い方は? 失敗しない賃貸物件の探し方まとめ

出典:ハトマークサイト 東京都の賃料相場(2019年5月時点)

家賃を抑えるコツ

例えば、「学校や職場まで所要時間は20分以内と思っていたけど、30分までなら大丈夫そう」とか、「トイレと風呂は絶対に分かれていないと嫌!」とか。
優先順位をつけてみると、家賃を抑えて希望する物件が見つかるかもしれません。以下を参考にしてみてください。

① 立地面

  • 学校や職場からの所要時間
  • 駅からの距離
  • スーパーなどからの距離
  • 夜道の安全性

② 建物・設備面

  • 築年数
  • 風呂、トイレ、洗面台が独立型
  • 風呂、トイレ、キッチンなど水回り設備の新しさ
  • 階層
  • 角部屋
  • ベランダ、バルコニーの有無
  • 宅配ボックスや24時間使用できるゴミステーション など
▼家賃がどのような基準で決まっているかはこちらを参考に
家賃の安さだけで部屋を選ぶと失敗する? 家賃の仕組みを理解しよう

食費について

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一人暮らしをするにあたって、暮らしに必要な衣食住の中の「食」も家賃同様に必ずかかる費用です。
日本学生支援機構が行った「平成28年度学生生活調査」によると、4年制大学昼間部に通う一人暮らしの学生1カ月分の食費平均額は約16,900円。計算すると、1週間では3,920円、1日560円という金額になります。

食費は、光熱費や水道代と違って基本料金がなく、使い方次第では簡単に予算を超えていきます。一人暮らしをするうえで、最も意識してコントロールすべき費用といえるでしょう。

食費を抑えるコツ

① 1カ月の予算を決める

一人暮らしを始めると友達やサークルの飲み会など、外食の機会が多くなります。食費と交際費を併せた1カ月の目安の予算を決めておくことが、自炊と外食のバランスを考える第一歩になります。

② 簡単なことから自炊をする

安価なチェーン店も多くありますが、自炊よりは費用がかかってしまううえ、栄養バランスも偏りがちです。総合的に考えると、自炊をするほうが、食費を抑えつつ健康的な暮らしができるでしょう。

③ その他

安い定食屋を探しておく、コンビニにむやみに入らない、飲食店等でまかない付きのバイトをするなど、自炊以外の方法で、食費をかけないor抑える方法を探しておくと、一人暮らしが楽になります。

▼食費を抑えるコツについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。
節約するならやっぱり自炊!? 一人暮らしの学生が食費を抑えるコツ
【食費編】学生さんにおすすめの節約術4選

水道光熱費について

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水道光熱費や家賃のように、決まった額が毎月のように発生するものは、固定費と呼ばれています。『2018年版 家計調査 / 1世帯あたり品目別支出金額』(総務省)によると、1カ月あたりの34歳以下単身世帯の光熱費と水道料平均は合計7,715円です。その内訳は、電気代が3,362円、ガス代が2,654円、その他光熱が91円、上下水道料が1,608円です。

また、地方別の平均額は、以下のような結果でした。
関東地方(東京・千葉など) 水道光熱費 11,234円
近畿地方(大阪・京都など) 水道光熱費 11,353円
九州・沖縄地方(福岡など) 水道光熱費 11,232円
「総務省2018年度都市階級・地方別1世帯あたり1カ月間の収入と支出(単身世帯、地方別)」より(都市階級・地方別 単身世帯・勤労者世帯データ参照)

地域によってそれほど大きく変わるものではありませんが、使い方によって変わってきます。夏場のクーラーや冬場の暖房の使い方によっては電気代が上がり、毎日お風呂に入っていると、水道代やガス代が上がります。

水道光熱費を抑えるコツ

① 電気

光熱費の中で一番大きな割合を占めているのが、電気代です。夏と冬は特にエアコンを使うことが多く、電気代だけで1万円を超えてしまうことも。無理なく快適に過ごせる範囲で節約を意識してみましょう。

  • こまめにスイッチを消す。使っていない部屋は、必ずスイッチオフに
  • 夏のエアコンでは設定温度を1度高くする

このように細かく意識することで、節約できる部分は多くあります。

② 水道・ガス

水道とガスは、お風呂や自炊の頻度によって変わるもので、どちらかが偏って高くなることはあまりありません。

  • 一人暮らしなら浴槽にお湯をはるよりシャワーのほうがお得
  • シャワーを出す時間は1分でも短く、設定温度は熱すぎない適温に
  • 節水型のシャワーヘッドを交換して簡単に節水

このように節約は単純なことの積み重ねなので、日ごろから意識して取り組めるようになると良いですね。

その他費用(通信費・交際費・日用品など)

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実際に生活し始めると、家賃、食費、光熱費に加え、通信費、交際費、日用品購入費用などいろいろな費用がかかってきます。

① 通信費

スマートフォンなどの携帯電話やインターネット環境は、水や電気と同じように生活に欠かせないものとなってきています。レポート提出をメールで行ったり、調べ物をしたりなど大学で勉強をするうえでもネット環境は必要です。

1カ月あたりの通信費平均は約7,744円と総務省の調査で報告されています。

多くの場合、通信費の大半を占めるのは携帯電話の料金ですが、比較的コントロールしやすい項目です。料金プランを見直したり、契約している携帯の通信事業社を変更したりすると大幅に費用を抑えることが可能です。

また、自宅でのインターネット環境を確保するために、「インターネット無料」の賃貸アパート・マンションを契約するのも一案です。

② 交際費

遊びに行ったり食事に出かけたり、友人や知人などと付き合うのに、お金が必要となる場面も多いです。これから大学生になる方は特に、新しい環境で新しい人と交流する機会も増えると思います。友人との付き合い方や所属したいサークルなどによっては、出費が激しくコントロールが難しい費用になるかもしれません。

2018年家計調査によると、34歳以下の単身世帯で1カ月の交際費平均は約8,984円でした。

交際費を抑えるコツは、食費と併せてあらかじめ予算を決めてしまうことです。できるだけ毎月の上限を超えないように意識することが一番。

飲み会1回の平均金額は3,000円程度とされています。一度控えるだけで、その分支出を減らすことができますね。友人や同僚とのコミュニケーションは大切です。予算の範囲内で上手にコントロールしましょう。

③その他(日用品など)

上記費用の他にも、ティッシュペーパーなどの消耗品や、食器などの日用品だけでなく、散髪代や洋服代など生活するには様々な出費が発生します。入学直後だと教科書やパソコンなどを大学生活に必要なものを買い揃えなければならず、それらの教材費もかかります。

これらの細かな出費合計の平均額は総務省の調査で月17,743円と報告されています。

学用品や日用品など、必要度が高いものが多く、気づかず使いすぎてしまうところなので、時間的に余裕があるなら本当に必要かよく考えて買うようにしましょう。いつも決まったスーパーやドラッグストアで購入し、ポイントを貯めるのもお得です。

一人暮らしの部屋選びは慎重に!失敗しないためのポイント

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一人暮らしのお部屋は、自分だけのお城です。慎重に選んで、快適に暮らしましょう。失敗しないためのポイントを「部屋探し」、「間取り」、「レイアウト」、「インテリア」の項目別にまとめてご紹介します。

立地条件だけでなく周辺環境も確認しよう

部屋探しでは、学校や勤務先までのアクセスなど、立地条件が大切です。電車利用するのであれば、駅からの所要時間や乗車時間、乗り換えの有無などを確認し、できるだけ負担にならないようにしましょう。

周辺環境のことも忘れないように。実際に生活するには、スーパー、コンビニなどの商業施設や、病院、図書館などの公共施設が近くにあると便利です。
また、住んでみて「深夜まで営業している飲食店があり夜騒がしかった」「駅からの道程が暗かった」とならないように、可能な限り実際に足を運び、昼と夜両方の雰囲気もチェックしておくと安心です。どういう人が多く居住している地域なのか等、気になることは不動産会社に確認しましょう。

部屋の設備について確認しよう

部屋探しの際、間取りや広さは誰もが気にするところでしょうが、部屋の設備もよく考えておくとよいですよ。

「おしゃれなロフト付きの部屋にしたら、蒸し暑くて眠れなかった」「ベランダに物干しスペースがない」「収納が足りない」など、住んでみてからマイナス面に気付くのは避けたいものです。 内覧でここは注意しておきたい主なポイントを以下にまとめました。間取り図や写真ではわからない部分をチェックする機会ですので、しっかりと確認するようにしましょう。

  • 日当たり:部屋の明るさや風通し
  • 騒音:窓を開けて騒音をチェック(内覧時間が影響します)
  • 臭い:排水口など水回りの臭い
  • 収納スペース:キッチン収納やクローゼット、靴箱などの大きさ
  • バルコニーの広さ:洗濯物を干すスペース
  • ゴミの置き場:場所と管理状況 など

一人暮らし向けの間取りをチェック! 何を重視する?

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・1R(ワンルーム)

ワンルームはキッチンと居室が一つの空間にまとめられている間取りです。

収納スペースが少ない、玄関を開けると居室が見えてしまう、料理のにおいが居室にこもるなどのデメリットはありますが、家賃を抑えたい方、荷物が少なめの方、自炊をあまりしない予定の方などにはおすすめです。

・1K(ワンルーム+キッチン)

1Kは、1Rのキッチンと居室の間に仕切りがあるタイプです。広さが同じなら家賃は1Rとほぼ同じですので、仕切りの有無で選ぶとよいでしょう。

仕切るために居室部分がやや狭くなる場合がありますが、玄関を開けた時に部屋が丸見えになることはありません。居室ににおいが入ることがないため、自炊をよくするつもりの方におすすめです。

・1DK(ワンルーム+ダイニング・キッチン)

1DKは一つの居室とダイニング・キッチン(少し広めのキッチンルーム)がある間取りです。ダイニング・キッチンとして独立していればそこへ食器棚やテーブルを置き、寝食を分けることができます。

築年数にこだわらずお部屋の広さを重視する方や、居室に料理を持ち込みたくない方におすすめです。

・1LDK(ワンルーム+リビング・ダイニング・キッチン)

1LDKは、一つの居室とリビング・ダイニング・キッチン(8畳以上あるキッチンルーム)がある間取りです。LDKに広さがあるので、寝室と生活スペースを完全に分けられるようになり、来客時もプライバシーを確保できます。

1LDKは比較的築年数が浅い物件が多く、オートロックなどの防犯設備が充実している傾向があるため、家賃は高めです。 お部屋の広さや設備を家賃よりも重要視する方、築年数が浅いお部屋がいい方、荷物が多めの方、友達を頻繁に家に呼びたい方などにおすすめです。

一人暮らしの部屋をおしゃれに!レイアウトのコツ

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家具や家電のレイアウトをどうしようか考えるのも楽しみの一つですね。一人暮らしの限られたスペースで、おしゃれに快適に暮らすレイアウトのコツを簡単にご紹介します。

家具を増やしすぎない

部屋の広さに対して、理想の家具の占有率は3分の1程度といわれています。6畳間であれば、家具は2畳分ということになりますね。必要最低限の家具から徐々にそろえていきましょう。

ベッドの位置を決めよう

ベッドは、なるべく入り口から遠い部分の壁際や窓際に寄せるレイアウトがおすすめです。窓際に置くときは低めのベッドフレームを選び、視界をさえぎらないようにしましょう。
また、レイアウトの際は自分の「動線(移動ルート)」を考えましょう。たとえば毎日ベランダに洗濯物を干すのに、ベランダ前にベッドを置いてしまっては大変です。

家具は目線より低いもの、奥行きのないものを選ぶ

背の高い家具は圧迫感があり、どうしても部屋を狭く見せてしまいます。できるだけ目線より低い家具を選びましょう。あるいは、奥行きのない家具ならスペースを圧迫しません。

部屋のレイアウトについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

一人暮らしに必要な家具を確認しよう!

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どんなお部屋にしたいのかイメージしておくと、家具選びやお部屋のコーディネートがしやすいですよ。まずは一人暮らしを始めるのに必要な家具から揃えてだんだんと増やしていきましょう。

家具選びのポイント

家具を選ぶときは、家具を置くスペースを事前に計測し、部屋に対する大きさを把握しておきましょう。幅や高さだけでなく、奥行きのサイズも忘れずに。
大型家具は、新居への搬入ルートも確認しましょう。オンラインストアで購入する際も、出来る限り実店舗に足を運び、使い心地や質感を確認することをすすめします。

大型の家具には、組み立て式と折り畳み式などの種類があります。
組み立て式家具は、デザイン性が高く耐久性があります。しかし、組み立てに手間がかかり、部屋内で移動させたり、次の引越しのときは運ぶのが大変になります。
折り畳み式家具は、比較的安価で搬入も楽な上、購入してすぐに設置することができます。ただし、作りが簡易的なため、長く使用することにはむいていません。使用期間等を考えて、自分に合ったものを選びましょう。

一人暮らしに必須の家具リスト

① 寝具(ベッド)
寝具はベッドにするのか布団にするのかは、部屋の広さや生活スタイルに合わせて決めましょう。

ベッドを購入するなら、部屋の広さやレイアウトを考え、なるべく圧迫感のないデザインのものにしましょう。ロフトベッド、引き出し収納付きベッドなどの多機能ベッドは、限られたスペースを有効活用できる優れものです。

▼ベッドの選び方について詳しくはこちら
初一人暮らしのベッド選び。初めてのベッドは部屋の広さと要相談

② カーテン

部屋が外から丸見えになるのは、思いのほか落ち着かないものです。プライバシーの確保、セキュリティ面や防寒面からも必需品といえるでしょう。引越し日から必要になるので、できれば事前に購入しておきたいところです。

インテリアとして部屋の印象を作る大切なものです。部屋のイメージに合わせて選びましょう。

▼カーテン購入の諸注意はこちらを確認
一人暮らし初日から必要なカーテン。サイズや色の合わせ方を解説

③ テーブル

限られたスペースでの一人暮らしには、ローテーブルがおすすめです。スペースを広く見え、友達がたくさん来ても椅子が不要なので対応しやすいです。

書き物やパソコンなど長時間の作業が多い方には、机と椅子が適しています。サイズが変えられるダイニングテーブルなど、スペースをあまり必要としないタイプもあるので、自分の部屋や生活スタイルに合ったものを選びましょう。

その他、ソファや本棚などは、実際に生活が始まると、必要なものが自然と分かってくるものです。最初に一気に購入するのではなく、ゆっくり吟味して楽しみながら徐々に買いそろえていくことをおすすめします。

▼テーブル選びで悩んだらこちらの記事をチェック
一人暮らしのテーブルチョイス。暮らしの形で選びたい、あなたに合ったベストなカタチ

一人暮らしの部屋をおしゃれに!インテリアのポイント

色で統一感を出す

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カラーコーディネートに慣れていないうちは、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色に絞ると、きれいにまとめられます。
さらに同色系でまとめると、より統一感のあるお部屋になります。色のバランスは、ベース:メイン:アクセントで70:25:5が理想。1LDKのお部屋なら、居室とLDKをそれぞれ異なった色合いでまとめても楽しいですね。

例:(メインカラー)ベージュ+(サブカラー)ネイビー+(アクセントカラー)ターコイズブルー 

▼インテリアの考え方についてはこちらを参考に
初一人暮らしでのインテリア選び。上手なコーディネートの基本を解説

照明を効果的に使う

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照明はお部屋に個性をプラスしてくれるアイテムです。間接照明を一つ加えるだけでも雰囲気が出て、ぐっとおしゃれ度がアップしますよ。
どこに置くのか悩まれる方は、まずは部屋の角に置いてみてください。

▼人気のアイテムを使ったおしゃれな部屋づくりのコツはこちらで紹介
ステキすぎる! 話題のフェアリーライトで、お部屋がおしゃれな癒しの空間に 

壁を装飾する

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壁に、デザイン性の高い時計や好きなポスターを額に入れて飾ると、アクセントになります。小さな棚を取り付けて、お気に入りの小物を飾るのも素敵ですね。

自分好みのおしゃれな部屋にして、インスタにアップしちゃいましょう。

▼手作りでも簡単にお部屋の雰囲気を変えられます。
【お部屋実例】リメイクシートで賃貸のお部屋を理想の空間に! DIYにチャレンジしよう
<100均DIY実例>殺風景な部屋におしゃれをプラスする!「ファブリックパネル」を手作り

一人暮らしに必要な家電を確認しよう!

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必要最低限の家電と、あったら便利なものをリストにしました。家電セットについても、選び方や本当に安いのかなど、気になるポイントをまとめています。
▼一人暮らしに必要な家具家電と、それぞれの金額目安を知りたい人はこちら
一人暮らしに必要なものリスト! 新生活は家具家電の必需品をチェック

一人暮らしに必須の家電リスト

① 冷蔵庫
自炊するしないにかかわらず、食べ物や飲み物を衛生的に保管するために欠かせません。一般的に、一人暮らしにおすすめの冷蔵庫は100~200Lです。お休みの日に食料を買いだめして保存食を作ることを想定している人は、大きめのものがよいでしょう。

▼冷蔵庫選びについて詳しくはこちらをチェック
エディオンに聞いた冷蔵庫の選び方。一人暮らしに使いやすいサイズを選ぼう
一人暮らしでも大きな冷蔵庫がお得。 最初だからこそ大容量にしよう

② 洗濯機

コインランドリーを利用する方法もありますが、近くにないことも多く、手間やコストを考えると、購入をおすすめします。 一人暮らしを始めたその日から洗濯物は出ますので、引越し日に設置するのがベストでしょう。一人なら容量は4~5㎏で十分です。

▼洗濯機の選び方使い方はこちらをチェック
初一人暮らしの洗濯機選び。大きさ、機能のポイント紹介
【基本編】全自動洗濯機の使い方。 一人暮らしで初めての洗濯も安心

③ 電子レンジ

電子レンジはとても重宝します。冷凍しておいたご飯を温めたり、冷えたお惣菜を温めたりするだけでなく、工夫して使うことで簡単に蒸したり煮たりする料理ができます。自炊を始める第一歩として、摂取不足になりがちな野菜をレンジで調理するだけのレシピが簡単でおすすめです。

▼電子レンジ選びについて詳しくはこちらをチェック
電子レンジ選びのポイント解説。簡単調理アイテムで自炊の第一歩を進めよう

④ 照明

居住先に備え付けの照明がない場合は新しく購入する必要があります。その時は、どんな部屋に住みたいのか、イメージに合ったものを選ぶのがよいでしょう。常夜灯やリモコンが付いているのかもきちんとチェックしましょう。

⑤ 冷暖房器具

エアコン付きの部屋もありますが、ない場合はエアコンや扇風機、ファンヒーターやホットカーペットなど、部屋に合わせた冷暖房器具を用意しましょう。特に夏の熱中症対策として冷房用品は必需品です。

▼日本人に人気のこたつにもいろいろ
一人暮らし向けのこたつはどう選べばいい?選ぶ際のポイント、注意点を紹介

一人暮らしにあると便利な家電リスト

① テレビ
テレビを買わずに、スマホやパソコンで代用するという手もあります。最近では、テレビ放映された番組がすぐにインターネットで動画配信されるケースも多いようです。 テレビがあれば、ニュースやバラエティ番組など、より簡単に情報を得ることができ、一人暮らしの部屋の静けさを紛らわせるのにも一役買ってくれそうです。

▼テレビの部屋に合わせたサイズ選び方とは
一人暮らしのテレビ選び。最新機能を確認しつつ、部屋の広さと相談しよう

② 掃除機

フローリングワイパーやコロコロで代用することもできますが、荷ほどきでゴミやホコリが出た時など、入居当日からあると便利なのが掃除機です。スティック型のコードレス型なら手軽に掃除ができ、収納スペースも取らないためおすすめです。

▼掃除機の選び方はこちらで詳しく解説
一人暮らしにおすすめの掃除機は?選び方のポイント、注意点を紹介

③ 炊飯器

自炊をするなら炊飯器は持っておきたいものです。3合炊きなどのコンパクトなもので十分機能します。多めに炊いて小分け冷凍しておくと便利で経済的です。

▼炊飯器の詳しい選び方はこちらで解説
一人暮らしの炊飯器選び。押さえておきたいポイント、欲しい機能を紹介

④ オーブントースター

パンを焼いたり、冷凍ピザを温めたり、電子レンジでは簡単にできない調理が手軽にできます。最近は、トースターで使用できる調理器具もあり、料理の幅を広げるにも便利です。

▼トースターの詳しい選び方はこちらをチェック
一人暮らしにはトースター購入が絶対おすすめ! 家電販売員が教えるイチオシ商品

⑤ 電気ケトル

コーヒーや即席スープ、ラーメンなど、頻繁にお湯を沸かす方には、電気ケトルが便利です。時間も手間もかからず、お湯が沸くと自動的に電源が切れるので安全です。

▼電気ケトルの詳しい選び方はこちらをチェック
エディオンに聞いた電気ケトルの選び方。朝が便利になる一人暮らしの強い味方

⑥ ドライヤー

髪のお手入れに欠かせないドライヤー。ターボ機能やマイナスイオン機能など、欲しい機能が付いているものを選びましょう。

▼ドライヤーの選び方はこちらで詳しく解説
ヘアードライヤーの基本は大風量。エディオンに聞いた一人暮らしスタートでのアイテム選び

⑦ アイロン

スーツや大切な服はクリーニングに出すことが多いと思いますが、ちょっとしたパンツのプレスやハンカチなど、アイロンがあれば便利です。

▼アイロンってどんなものがあるの?と思う人はこちらを参考に
一人暮らしのおすすめアイロン。家電販売員が教える正解はコレ!

一人暮らしには家電セットがお得?

家電セットは必要度の高いものがセットにされているため、何が必要なのかを考えたり、どのメーカーの商品がいいのか選んだりする必要がなく、購入にかかる時間を大きく短縮できるという点で便利です。

セット選びのポイントを、以下にまとめました。
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①その家電が本当に必要か確認しよう
基本的な3点セット(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ)の場合、それぞれを別々に購入すると5~6万かかるのに対し、セットだと4~5万で購入できます。

5点セットでは炊飯器と掃除機がプラス、7点セットでは電気ケトルやトースター、液晶テレビなどがプラスになります。セットに含まれる家電にはお店によってバリエーションがあるので、「考えるのが面倒だから」「お得だから」と安易にセット購入を決めて必要ない家電を持て余さないようにしましょう。

②セット家電で満足できるのか確認しよう
家電セットに選ばれているものは、国内メーカーでないものや簡易機能しかない代わりに比較的安価なものが含まれる場合が多くみられます。国産にこだわる人、多くの機能を求める人にとっては物足りないかもしれません。
また、製品は一人暮らしサイズといっても、実際に設置できるかどうかは部屋によってまちまちです。事前に、置きたい場所を採寸しておくと失敗がありません。

▼家電セット選びのポイントを詳しく解説
一人暮らし向けの家電セットはお得なの?家電セットを選ぶときのポイントや注意点を紹介
一人暮らしのスタートに、エディオンの家電パックを上手に使うコツ

一人暮らしでもペットと一緒に暮らすには

一人暮らしの部屋に疲れて帰ってくると、可愛いペットが待っていてくれる。それだけで癒やされますね。犬や猫よりも、賃貸物件でも飼いやすい魚や、最近ではヘビなどの爬虫類をペットにする方もいます。
一人暮らしでもペットと一緒に暮らしたいという方のために、飼う前にぜひ知っておきたいことをまとめました。
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一人暮らしでペットを飼うメリット・デメリット

メリット

アニマルセラピーという治療方法があるように、動物との触れ合いには癒やしの効果があります。ペットがいれば、一人暮らしの孤独を感じることは少なくなるでしょう。
また、散歩が必要なペットなら、一緒に散歩に出かけることで一日のメリハリがつき、毎日充実した生活が送れそうです。

デメリット

・経済的負担
生体やケージなどの初期費用のほかに、月々の餌代、治療費などがかかります。

・時間的な拘束
ペットとのスキンシップの時間を確保したり、朝晩餌をあげたりする必要があります。また、旅行などで長期間家を空けるときの対応も考えておかなければなりません。

・汚れや臭い
例えば鳥の場合、羽や餌殻などで汚れがちで、ペットのケージや部屋をこまめに掃除する必要があります。ペット自身の臭いや排せつ物の臭いが部屋についてしまうこともあります。

一人暮らしでペットと暮らすためにかかる費用とは?

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一人暮らしでも飼いやすいとおすすめのペット、うさぎを一例に、どれぐらい費用がかかるのか参考にしてみてください。

初期費用
・うさぎ 生体5,000円~100,000円
・ケージなどの飼育用品 20,000円~30,000円

毎月の費用(餌、消耗品)
ペレットや牧草、補助食、おやつなどの食べ物のほかに、トイレ砂などの消耗品。3,000円~5,000円

その他
ペット保険(任意) 毎月1,500円~3,000円 病気やケガに備えて、うさぎも入れる保険。
治療費 病院によって料金が大きく異なります。ペット保険に未加入の場合、一回の診療で5,000円程度。手術や入院だと数万円かかることも。

一人暮らしでペットを飼うときの注意点

ペット可の条件を確認しよう
ペット可の物件であっても、猫はNGなど細かく規定がある場合もあります。ペット不可の物件でも、観賞魚ならOKの物件もあります。入居後にトラブルにならないためにも、必ず事前に管理会社に確認しましょう。

経済的に余裕があるか
初期費用だけでなく、ペットを飼うには毎月の餌代や病気やケガの治療費など、お金がかかります。大切な命、途中で飼育を放棄することなく、ペットとの生活を楽しみましょう。

自分の生活リズムに合うか
一日のうち家にいる割合が少なそうなら、犬や猫のように飼い主とのスキンシップを必要とするペットを飼うのは難しいでしょう。自分の生活リズムで本当にペットが飼えるかどうか、どんなペットなら飼えるのか考えてみましょう。

自分がいないときの世話
旅行など長期で家を空けるときのことについて考え、友人に預ける、ペットホテルを利用するなど、いくつかの方法を確保しておきましょう。

臭いや鳴き声で迷惑がかからないか
臭いがきつい動物は避けた方が無難です。また、鳴き声が大きい動物など、静かに留守番できないペットも、一人暮らしには向いていません。

▼一人暮らしでも飼いやすいペットについてはこちら
かわいくて癒される! 一人暮らしでもペットと暮らす方法

まとめ

一人暮らしに必要なことや物のイメージがつかめたでしょうか?
一人暮らしのお部屋は、疲れた心と身体を回復する大切な場所であるとともに、節度の範囲内で自由に楽しめる空間になります。快適なお部屋で、新生活をエンジョイしてくださいね。
※掲載の価格、商品スペック等は掲載時の情報です。

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これを読めば家探しのコツや流れがわかる! 一人暮らしの基本お役立ち情報

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初めての家探しには、なにかと不安を感じますよね。1人で家を契約できるか、どうやって探すのかなど疑問が多いことでしょう。この記事では、1人で家を探す手順や家探しのコツについて紹...
とりぐら編集部
2021.05.25

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