2021年07月08日 更新

大学生の一人暮らし。生活費や家賃はどのくらい? 仕送りなしでも生活できる?

大学生の一人暮らしには、家賃に生活費、交際費などさまざまなお金がかかりますよね。特に、仕送りなしで一人暮らしをする予定の人にとっては、どれくらいのお金が必要か気になるところではないでしょうか。今回は、大学生の一人暮らしにかかる生活費や家賃の相場、仕送りやアルバイト収入の相場や節約するコツを紹介します!

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大学生になって初めて一人暮らしをする際、「ちゃんと生活できるかな?」「毎月どれくらいかかるの?」「仕送りなしでも大丈夫かな?」と、心配になりますよね。いざ一人暮らしを始めたときに焦らないように、大学生の一人暮らしにかかる生活費や家賃の相場、仕送りやアルバイト収入の相場を知っておきましょう。節約するコツも紹介するので、参考にしてみて!

【エリア別】一人暮らしの家賃平均は?

一人暮らしにかかる費用は、家賃によって大きく変わるもの。エリア別のワンルーム・1DKの家賃平均はこちらです。

【北海道】一人暮らしの家賃平均

ワンルーム 1K・1DK
札幌市中央区 2万8,000円 3万5,400円
帯広市 2万1,500円 2万9,400円

【東京】一人暮らしの家賃平均

ワンルーム 1K・1DK
中央区 7万6,700円 8万6,000円
足立区 5万2,800円 5万6,700円
八王子市 3万7,200円 3万8,700円

【大阪】一人暮らしの家賃平均

ワンルーム 1K・1DK
大阪市北区 4万8,000円 4万5,000円
堺市中区 3万2,000円 4万円

【福岡】一人暮らしの家賃平均

ワンルーム 1K・1DK
福岡市中央区 4万3,200円 4万6,600円
福岡市城南区 2万7,400円 2万9,700円
出典:全国宅地建物取引業協会連合会のデータ(2021年04月26日時点)

大学生の一人暮らしの家賃と初期費用

賃貸物件を契約する際は、初期費用がかかります。初期費用には敷金・礼金・仲介手数料などが含まれ、家賃の5~7倍程度が相場とされています。大学生の初期費用は家賃と合わせて約28万~34万円程度とみておくとよいでしょう。なお、引っ越し費用を支払ったり、家具家電を買いそろえたりする場合は、さらに出費がかさみます。

学生の一人暮らしで毎月かかる生活費の内訳は?

一人暮らしで1ヶ月にかかる生活費は約9万2,700円です。学費を除いた生活費(家賃込み)の内訳を見ていきましょう。
食費 約2万3,700円
住居・光熱費 約3万9,300円
保健衛生費 約3,200円
娯楽・嗜好費 約1万3,100円
その他の日常費 約1万3,400円
一人暮らしの1ヶ月の生活費 約9万2,700円

食費……約2万3,700円

食費の項目には外食、自炊のための材料費が含まれています(間食代やし好品は除く)。仮に1食500円だとしても、3食すべて外食したりコンビニなどで買ったりすれば、1ヶ月で約4万5,000円です。食費を2万3,700円におさえるにはご飯を炊いて冷凍しておくなどの工夫は必要そうです。

住居・光熱費……約3万9,300円

家賃(管理費、共益費など含む)、水道光熱費(電気代、ガス代、水道代)、暖房費などの費用です。この数字は親戚・知人宅への下宿の人も含まれた平均値ですので、一人暮らしの場合は地域ごとの家賃平均に、プラス水道光熱費として1万円程度で考えておくとよいでしょう。水道光熱費水道光熱費電気のつけっぱなし、水の出しっぱなしなどをしていると水道光熱費もかさんでしまうので、節電・節水を心がけたいですね。

保健衛生費……約3,200円

保健衛生費は診療代、薬代、理髪美容代、化粧品代などにかかる費用です。コンタクトレンズやマスク、シャンプー・リンス等の消耗品もここに含まれます。

化粧品のようになかなか節約できない費用もあります。診療代も、削りすぎると健康への不安が……。最低限の出費は仕方ないものの、できる範囲で節約したいですね。

娯楽・嗜好費……約1万3,100円

趣味や休養のために使う費用、友達と遊びに行くための費用、間食代などが含まれています。大学生になると、交友関係が広がって付き合いが増えるものですが、この費用が膨らみすぎると金欠になってしまいます。毎月自分の好きなことに使える金額を先に決めておき、その範囲でやり繰りするのがベターでしょう。

そのほかの日常費……約1万3,400円

被服・通信費(携帯電話・インターネットなど)・帰省のための交通費、上記に含まれない日常的な経費等の費用などです。服が好きな人は、支出に占めるそのほかの日常費の割合が高くなりがちです。

なお、帰省の費用は頻度や距離によってもさまざま。いつ、どれだけの費用が必要になるのかしっかり計算してとっておきましょう。

一人暮らしをするために、アルバイトでどのくらい稼げばいい?

一人暮らしをはじめると、生活費を稼ぐためにアルバイトをする人も多いでしょう。親族からの仕送りの有無によって、収入には個人差があります。さらに、学費も自分で支払う場合は仕送りだけではまかなえない場合も。日本学生支援機構の調査によると、学費の平均は約9万2,500円です。

生活に困らないためには、どのくらいアルバイトで稼げばよいのかシュミレーションしてみました! 

仕送りの相場は、約12万4,500円

大学生の一人暮らしの場合、親元から毎月仕送りをしてもらっている場合もあるでしょう。学費や生活費なども含めてざまざまですが、日本学生支援機構の調査によると、親からの仕送りの平均は約12万4,500円です。

アルバイト代の相場は、約6万700円

家賃込みの生活費は毎月9万2,700円。学費も負担する場合は、毎月9万2,500円を上乗せし、合計で18万5,200円をも支払わねばなりません。

親からの仕送りの相場は約12万4,500円なので、約6万700円はアルバイトで工面する必要があります。ただしこの額はあくまで全国平均で、家賃や光熱費は住む地域によって前後します。住む地域が決まったら、事前に地域の物価などを調べておくとよいでしょう。

仕送りなしの一人暮らしは、可能? 不可能?

大学生の一人暮らしの支出は、学費と生活費を合わせると平均で毎月18万5,200円にもなるとがわかりました。

現実的に考えると、親からの仕送りなしで一人暮らしをするのは難しいでしょう。それでも、一人暮らしをはじめるにあたり、仕送りがない場合もありますよね。以降で、毎月の費用を抑えるコツをご紹介します。

仕送りなしで一人暮らしをするには?

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奨学金制度を受ける

国内の奨学金には、無利子の第一種奨学金と有利子の第二種奨学金の2種類があります。第二種奨学金は、第一種奨学金よりも審査基準がゆるやかなため、申請してみてはいかがでしょう。なお、第二種奨学金は年3%を上限とする利子付で、在学中は無利子です。

奨学金は返済義務があるため、あまりに多くの金額を借りると、社会人になってからの返済が大変です。返済できる見込みの範囲内で、貸与金額を決めましょう。

家賃を抑える

固定費で高額なものというと、まず家賃が浮かびますよね。物件を選ぶときは、間取りや築年数、駅や学校からの距離など、自身で許容できる条件を決め、できるだけ手頃な物件を探しましょう。一駅ずらすなど視野を広げると、思いもよらない堀り出しものとめぐりり合えるかも!

アルバイトを掛け持ちする

アルバイトをするにもシフトがは入れないなどで思うように稼げないこともあるでしょう。そんな場合は、アルバイトの掛け持ちもひとつの手です。掛け持ちをすることで、お金を稼ぐだけでなく、さまざまな価値観に触れられたり、就職活動にもつながることもあるでしょう。
ただし平日は授業があるため、アルバイトをしすぎると学業との両立や趣味の時間を確保するのが難しくなってしまいます。スケジュールや体調管理をしっかりと行ったうえでアルバイトの掛け持ちを検討しましょう。

アルバイトでもまかないを食べられるところや、社割のあるところでアルバイトをすれば、固定費の節約にもつながりますね! アルバイトを掛け持ちするならそういった工夫や、先述した奨学金の利用や家賃の安い物件の検討を優先しながら、お金を工面する方法を考えましょう。

毎月の費用を節約する

一人暮らしの費用の節約のポイントは、「食費」と「固定費」! 節約する方法を詳しく見ていきましょう。
  • まずは食費を抑えよう

勉強やバイトで忙しくなると外食が多くなりがちですが、節約のためにはできるだけ自炊しましょう。光熱費や水道代は基本料金があるので、節約できても月に数百円程度。食費なら、節約でぐっと費用を抑えることができるんです。

毎回外食していたら、1ヶ月で約4~5万円にもなってしまいます。自炊なら、3,000円で食材を買って、1週間やりくりすることもでき、1ヶ月なら1万5,000円。この差は大きいですよね。食材の安いスーパーや特売日をチェックしておけば更に出費をおさえられることも。

また、ついつい買ってしまう150円のペットボトルも、毎日となれば1ヶ月で4,500円です。できるだけ水筒を持ち歩くようにしましょう。友達とのお付き合いなどで外食するときは、できるだけクーポン券や学割などを利用したいですね。
  • 毎月かかる固定費を見直し

固定費とは、電話代などの通信費や家賃など、毎月必ずかかる費用のこと。極力抑えることが一人暮らしの節約の大きなポイントです。家賃は引越さない限り変わらないので、そのほかを抑えるように工夫しましょう。

スマホならプランを見直したり格安SIMに切り替えたりするだけで、毎月5,000円近く費用を抑えられることも。大学生に必須のインターネットも、家にインターネット回線を引くよりも、場合によってはモバイルルーターなどを利用したほうが安い場合があります。プラン内容や利用シーンで比較してみてくださいね。

ガス代や電気代なども、住んでいる部屋によっては供給会社やプランの見直しができる場合があります。料金が安くなることがあるので、確認してみるといいでしょう。明かりやエアコンのつけっぱなし、水道の出しっぱなしなどは厳禁ですよ!


見直して生活費の無駄をなくそう

食費や通信費など、実家にいるときには意識しなかった部分を気にしなければならないのが一人暮らしです。うっかりしていると費用はあっという間にかさんでしまいます。
一人暮らしの節約は、毎日のちょっとしたことに気を付けるだけでも大きく差が出るもの。
節約する知恵やスキルはこれから先もずっと役に立ちます。何にどれだけかかっているのかきちんと知って、工夫しながら一人暮らしを楽しんでくださいね!

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