2020年02月17日 更新

【2020年最新】一人暮らしの炊飯器選び。押さえておきたいポイント、欲しい機能を紹介

初めての一人暮らし、食生活は大きく変わりそうですよね。自炊派、外食派、コンビニ派など。食べ物の志向は人によっていろいろだと思いますが、1日の食卓でこれさえあればなんとかなるのが、やっぱりご飯。炊飯器は、一人暮らしの食生活の大切なパートナーです。そこで今回は、一人暮らしの炊飯器を選ぶポイントをご紹介!

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この記事で書いている3つのポイント

  • ムラなく炊けるIH炊飯器に注目

    一人暮らしには3合炊きがおすすめ

    パン焼きや自動計り炊きなど最新機能も見てみよう

炊飯器選びはここから。マイコン式かIH式か

炊飯器は、大きく分けるとマイコン炊飯とIH炊飯の2種類があります。この2つに加えて、機能性の高い圧力IH炊飯器も一緒にご紹介します。
  • 炊飯の能力を取るなら「IH炊飯器」

    価格を取るなら「マイコン炊飯器」

メリット デメリット
マイコン炊飯器 ・価格が安い ・炊きムラができることも
・お手入れが楽 ・保温の際に水分が抜けやすい
IH炊飯器 ・ふっくらと炊ける ・価格が少し高い
・保温の際に水分が抜けにくい
圧力IH炊飯器 ・短い時間で炊ける ・お手入れの手間がかかる
・よりふっくら炊ける ・価格が高い
・保温の際に水分が抜けにくい
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マイコン炊飯器とは?

マイコン炊飯はヒーターが釜の底部分にあり、底から熱が伝わって炊飯する方式です。IHに比べると火力が弱く、底からジワジワと熱が上がってくるので、上下で炊きムラが出てしまうことも。保温の際も、ヒーターを使用しているため水分が抜けるのが早く、すぐご飯が黄色くなってしまうといったデメリットもあります。朝炊いたご飯を夜に食べようとしたら固くなっていた……なんてこともあり得ます。

ただし1万円以下で手に入るものが多く、手頃さという点でのメリットが大きいです。釜が非常に薄いため、洗いやすくてお手入れが苦にならないのも利点になります。

IH炊飯器とは?

IH炊飯は内釜自体が直接発熱して全体に均一に熱が伝わるので、ムラなく炊けるのがメリット。お米の一粒一粒に熱がしっかりと浸透するため、ふっくらとしたおいしいご飯を炊くことができます。マイコン式より保温で水分が抜けることも少ないので、長時間保存しておけるのもよい点です。
IH式の炊飯器は1万円台から手に入るものもありますが、基本的にはマイコン式より割高です。

圧力IH炊飯器とは?

IH炊飯器と基本的なメカニズムは同じですが、高圧力の蒸気で炊飯できる圧力IH炊飯器というものもあります。圧力をかける分、水の温度が100℃以上まで上がり、大火力で炊きあげることが可能に。時短で、よりふっくらとした炊きあがりを実現できます。
機能性がよい分、IH式炊飯器より価格は高いものが多く、ほとんどのメーカーで圧力IH式の炊飯器は最上位に位置づけられています。内釜も土鍋や多層コーティングの鉄釜など、工夫をこらしたものばかり。お手入れに手間がかかることや米とぎの際に釜が重くて大変なことがネックですが、おいしいご飯を食べたい場合は見逃せない機能です。

一人暮らしで選ぶべき炊飯器のサイズ

  • 炊飯器は大は小を兼ねない……!

    普段炊く量に合った炊飯器を購入したほうが、おいしく炊けることを知っておこう

  • 一人暮らしにおすすめの炊飯器は3合炊き

「炊飯器は大きいほうがおいしく炊ける」と言われることがありますが、それは誤解です。実は炊飯器は、大は小を兼ねない家電の代表格なのです。
研いだ米をセットしてスイッチを入れた瞬間にひたし作業を始めますが、炊飯器はこの時点では米の量を把握しないため、一番炊飯されることの多い、最大炊飯量の60%程度と仮定してひたしています。そのため、炊飯量が多すぎても少なすぎても水分過小や過多に。よって、ベチャベチャのご飯になったり、微妙に歯ざわりの悪いご飯になってしまったりすることが多いです。
もちろん1升炊きの炊飯器を購入し、一気に8合程度炊いて食べる分だけ順次解凍するということも可能ですが、冷凍のために小分けにし、その都度冷蔵庫の場所を確保するのは大変です。
この辺りも考えながら炊飯器の大きさを決定していくべきでしょう。
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一般的な一食分のご飯は0.4~0.6合

家庭用炊飯器でもっとも多く生産されているサイズが5.5合。一般的にご飯1食分は150g〜200gが平均で、これは合にすると0.4〜0.6合程度。1人で1日3食ご飯を食べるとすれば、1.5合炊きでも十分足りる計算ですね。マメに調理するのであれば1合や1.5合ずつ炊いたほうが、いつも炊きたてのおいしいご飯を食べることができるでしょう。

1.5合炊きはほとんどがマイコン式で種類が少ない

1.5合炊きの炊飯器は非常に種類が少なく、マイコン式のものがほとんどです。
なかには、お茶碗一杯分を20分で炊飯できる1.5合炊きの炊飯器などもありますが、どうしても風味が犠牲になってしまいます。
炊飯にこだわるのであれば、より大きくはなりますがIH式炊飯器をおすすめします。

一人暮らしの炊飯器には3合炊きがおすすめ

IH式炊飯器は、ほとんどのものが3合サイズ以上から。「3合は多い!」 と思うかもしれませんが、一人暮らしでも3合を一気に炊きあげて保温状態でキープすれば炊飯する手間を省けます。とはいえ長時間保温しておくと水分が抜けたご飯になってしまうので、炊き立てを食べたら残りは1食ずつ冷凍しておくのがおすすめです。冷凍が嫌な人でも、ほとんどの炊飯器は1合などの少量から炊けるため、3合サイズだからと言って最大容量炊く必要はありません。

炊飯器は大きくなるほど値段も上がっていくので、3合サイズがおいしさと値段のバランスに優れていて、一人暮らしのスタートにはもっとも適しています。

大きさ以外はなにが違う? 要チェックなおすすめ機能

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保温機能

一般的な保温の時間は12~24時間弱程度です。朝に炊いたご飯を夜食べるのはまったく問題ありませんが、ご飯の鮮度は保温時間内でもどんどん落ちていきます。6時間を超えてくると、米がパサついたり固くなったりして風味が落ちてしまうことも。しかし、メーカーのなかには30~40時間という長時間の保温ができるモデルがあります。保温することが多ければ、長時間の保温機能に優れた炊飯器を選ぶのもひとつの手です。

無洗米コース

研がなくてもよい「無洗米」を炊くときは、予熱の時間を長めにとったほうがおいしく炊くことができます。無洗米コースの機能がついた炊飯器であれば、自動で予熱の時間を調整して、通常よりも時間をかけてゆっくりと炊きあげてくれるでしょう。

内ふた丸洗い機能

今ではほとんどの炊飯器で採用されているのが、内ふた丸洗い機能。炊飯器の内ふたを取り外して、丸洗いできます。内ふたを汚れたままにしていると、カビの原因になることも。内釜を洗うときに一緒に内ふたも取り外して丸洗いすれば、いつも清潔に安心してお米を炊くことができますね。この内ふたの取り外しやすさも、ポイントのひとつとしておさえておきましょう。

パン焼き機能

あると便利な機能として、パン焼き機能がついた炊飯器もあります。使わないと思うかもしれませんが、パン生地をこねておけば炊飯器のなかで発酵し、焼きあげまでしてくれるのです。休日の朝食にほかほかの焼きたてパンを食べる喜びは、一度味わうと病みつきになる人も。

自動計り炊き機能

「いちいちお米の量を計って水を入れる作業がめんどう」という人は、自動計り炊き機能がついたものを選ぶのもおすすめ。釜に入れたお米の量を自動計量し、それに見合った水の量を教えてくれます。この機能を利用することにより、余ったお米を無駄なくおいしく炊きあげることが可能です。

【2020年度版】一人暮らしにおすすめな炊飯器は?

パナソニック SR-KT069


パナソニックの3.5合炊きのIH式小型炊飯器です。ふたがガラスパネルになっており、スタイリッシュな見た目はインテリアを邪魔しないのでおすすめ。
さらに、備長炭コートを施した内釜に、IH式でありながら側面とふたにヒーターを採用しています。そのため、大火力でしっかりとお米に熱を伝えて、ふっくらと美味しいご飯を炊くことができるんです。

タイガー JPD-A060


タイガーの圧力IH式。3.5合の一人暮らし向け炊飯器です。タイガーと言えば土鍋コーティングを施した釜が有名で、鉄釜に比べて蓄熱効果が高く、ふっくらモチモチとした食べごたえのあるご飯に仕上がります。圧力IH式なので大火力で短時間で炊きあがるというメリットもあり、お腹が空いたときでもすぐ炊きあげられるのは大きな魅力といえます。
一人暮らしでも白いご飯はしっかりと食べたいという人におすすめです。

コイズミ KSC-1513


コスパに優れたコイズミの炊飯器。1.5合とかなり小ぶりです。約20分で炊飯を行うことが可能で、家庭ではもちろんのこと、職場や学校でも手軽に使用できるのが大きな利点。内ぶたの丸洗いもできるので衛生面も安心です。

象印 極め炊き NP-GJ05


お求めやすい価格ながらもIH式を採用した象印の3合炊き炊飯器です。
炊飯の火力ももちろんのこと、内釜の形も丸底になっているためお米が対流しやすく、ふっくらとつやのあるご飯になるのが大きな特徴です。また、パンの発酵、焼きメニューを搭載しているため、丸パンやメロンパンなどを調理することもできます。

炊飯器を買わないのはあり? 生活スタイルをイメージしてみよう

実家に炊飯器がなかった場合、そのまま一人暮らしを始めても炊飯器を使わない人もいます。また、料理好きでご飯にこだわりのある人のなかには、炊飯器を使わずに、土鍋や圧力鍋などそれぞれお気に入りの鍋でお米を炊く人もいます。
一人暮らしをする際の生活スタイルをしっかりと想像して、炊飯器がいるのかどうかを考えてみましょう。
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圧力鍋&土鍋でふっくら炊き立てを楽しむのもあり

普通の鍋でも炊けますが、使われる鍋はだいたい圧力鍋か土鍋。圧力鍋だと短い時間で、ガスまたは電気代の消費も少なく、ふっくらつやつやのご飯を炊くことができます。また、昔ながらの土鍋で炊けば、粒の立ったふかふかのご飯が炊き上がり、香ばしいおこげも楽しめますよ。

鍋で炊いたごはんは、1食ずつラップに包んで冷凍しておけば日持ちし、電子レンジで解凍して温めなおしてもそこまで味は変わりません。ただ、火力調節に気をつけないと、すぐに風味が落ちたり、カサカサ・ベチャベチャの食べられないご飯にもなりがちです。
根気強く鍋の前に立っていられる人にはよいかもしれません。

最近は電子レンジ炊飯をする人も

「めんどうな作業はやっていられない」という人におすすめなのが、1食ずつ電子レンジで炊く方法。この方法なら、炊飯器を使ずに生活をすることが可能です。家にある耐熱ボウルでもできますし、電子レンジ専用の炊飯器もあるので、活用してみましょう。
これらの炊飯グッズには保温機能こそありませんが、その都度炊き立てのおいしいご飯が食べられるメリットがあります。炊飯器で炊くことに特別なこだわりがない人は、炊飯グッズも試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

一人暮らしを快適にしてくれる家電アイテムのひとつ、炊飯器。タイマーボタンさえセットしておけば、好みの時間に炊きたてのご飯を用意してくれるご飯好きにとってはたまらなくありがたいアイテムです。ぜひ、自分に合った一台を選んでください。
監修:現役家電販売員たろっさ
プロの家電販売員 兼 家電ライター、家電アドバイザー。ゲームと妻と温泉巡りが大好きな 33歳。20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店を経験し、家電の世界へ飛び込む。 元から接客と家電に興味があり、昔からの趣味だったPCの知識を活かしながら勉強の日々を過ごし、2年で年商2億円を突破。5年目で3億円を経験し、「法人ナンバーワン販売員」として表彰を経験。

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