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カウニステ、ってどうしてこんなにも“ほっこり”癒やし系なの?
店内もそうした明るい空間が演出されています。真っ白な空間というキャンパスを彩る、愛らしい柄のファブリックの数々。居心地がいいあまり、つい長居してしまうほど。この“ほっこり感”はどこからくるのでしょう?
わたしたちの部屋にも取り入れるべく、カウニステの誕生秘話やコンセプトについて聞いてきました。
はじまりは、友人との「一緒になにかをつくろう!」
こうして2人の思いが実を結び、テキスタイルブランド「カウニステ」が誕生しました。
ブランドコンセプトは、自然にやさしく、美しく
プリントは、シルクスクリーンという伝統的な手法を用いています。水溶性の顔料は環境にやさしいだけでなく、色のりがよくて色落ちしにくいという特長も。だから、プリントのデザインを長く楽しみながら使い続けることができるんですね。
ファブリックに使っている綿麻生地はヨーロッパで紡績しているものです。速乾性がよく、丈夫で長持ちするだけでなく経年することによって手に馴染んでいくのも魅力。また、麻は廃棄する部分が少ないため環境にもやさしいんですよ
プラスチックなど安価な素材もありますが、このトレーは環境によい素材ながら食器洗浄機にも対応するなど使い勝手がいいんです
明るく、やわらかなテキスタイルデザイン
冬は午後3時には真っ暗になることも。フィンランドにはシンプルなデザインが多いですが、長い冬には室内に明るい色を取り入れたくなるんですよね。
でもビビット過ぎず、生活になじむものがいい。そんな想いを込めて、カウニステのデザインはやわらかな今の色合いに落ち着いてきました
“手描き”による有機的なタッチにこだわって
デザインの方向性などはデザイナーにお任せしていますが、ひとつだけお願いしているのが「手描き」で作画していただくという点。手法はクレヨンや切り絵、筆などいろいろありますが、有機的なデザインを大切にしています
カウニステの人気のテキスタイルデザイン3つ
のんびりとした休日の雰囲気がやさしく描かれています。花々に囲まれながら巣の中で休養する鳥たちのモチーフが愛らしい、カウニステの人気デザインです。
柄の出方で印象がずいぶん変わるので、ミニバッグなどオリジナルアイテムを買い求められるお客さまは柄の位置に悩まれる方が多いんですよ
こちらはハンネレ・アイヤラさんのデザインで、“南国のビーチでたくさんフルーツを食べて心地よくバカンスを過ごそう”というメッセージが込められています。
柄には、パパイヤや洋ナシ、南国のフルーツのほか、デザイナーの空想上の果物も描かれているんです
ファブリックの横幅は150cm。30㎝から10cm単位で購入できるので、木製のパネルに生地を貼ってアートのように飾れる「ファブリックパネル」などにもぴったりです。
かわいさ満開! カウニステのオリジナルアイテム
ジッパーポーチL(Mokkilaイエロー)¥2,200/ジッパーポーチS(Helsinkiピンク)¥1,650/ソックス(左/Orvokki、右/Lintuset)各¥1,980/白樺素材のアクセサリー ブローチ ¥2,420
このほか、カウニステのアイテムたちと一緒に使ってほしいという思いでセレクトされた北欧をはじめとするヨーロッパの雑貨も並んでいます。
2020年の秋冬コレクションのテーマは「冬眠」
さらに、通常よりコットンの比率を10%ほど多くし、より肌触りにこだわったジャガード織りの新ラインもスタート。
「暗く寒くなる冬の時期は家の中でゆっくり過ごせるように」という思いを込めて、寝具やキッチンアイテム、ティーポットカバーなどがそろいます。
新柄が描かれたオリジナルパッケージの紅茶も
ギフトはもちろん、自宅用にもほしいかわいいパッケージですね。毎日のティータイムがもっと楽しくなりそうです。グリーンティーは近日発売開始とのこと。どうぞお楽しみに!
まとめ
遠方の方は、カウニステの公式ウェブサイトやInstagramを要チェック! 近年は大阪の阪急うめだ本店で毎年おこなわれる「北欧フェア」に出店しているほか、今年は各地域の北欧フェアなどにも出店予定があるそうです。どれも期間限定イベントなのでお見逃しなく。
取材協力
KAUNISTE 自由ヶ丘店
東京都目黒区自由が丘1-26-8 キクモトビル1階
03-6421-2150
月曜-金曜(12:00-19:00)、土曜-日曜(12:00-18:00)
定休:水曜日