目次
衣替えっていつから始めたらいいかわからないし、たくさんの服を入れ替えるのが大変。クローゼットの収納もどうしたら使いやすくなるのかわからないと億劫になっていませんか? 衣替えは進め方と事前準備、収納のコツさえ知っていれば難しいものではありません。早速、衣替えのコツを知って季節が変わる準備を始めましょう。
衣替えはいつから始めたらいい?
季節の変わり目、「いつから衣替え始めたらいい?」と思う人もいるのではないでしょうか。その年の気候や住んでいる地域によって異なりますが、春夏は4月から5月にかけて、秋冬は9月から10月にかけて行うのが目安です。特に気温が変動しやすい時期は、段階的に入れ替えていくのがおすすめです。
衣替えは手順さえおさえておけば決して大変なものではありません。衣替えの手順と収納前の準備を知って、スムーズに進めていきましょう。
まずは服の見直しと仕分け
①着ない服は潔く手放す
衣替えを進めるうえ上で大切なことは、「不要な服を取り除くこと」。
服の量が減ることで、片づけにかかる時間も、メンテナンスにかかる費用も削減することが可能。手放すかどうか、どうしても判断に迷ったときは、次の8つのポイントを参考にしてみてください。
服の量が減ることで、片づけにかかる時間も、メンテナンスにかかる費用も削減することが可能。手放すかどうか、どうしても判断に迷ったときは、次の8つのポイントを参考にしてみてください。
-
汚れや劣化
修理してまた着たいと思う服以外、取れないシミが残っていたり、破れているものは手放して。
-
サイズが合わない
無理して着るよりは、自分をよく見せてくれるちょうどいいサイズの服を選びましょう。
-
着心地がよくない
肌触りがチクチクするもの、動きにくいデザインの服を着ていてストレスになるなら潔く手放して。
-
コーディネートできる服がない
単品のままではずっと着ることはありません。どうしても着たい場合はコーディネートできる服を買いに行きましょう。
-
一度も着なかった
買ったのに一度も着なかったり、この一年着なかった服。そんな場合は、今後もほとんど着ることはありません。
-
着る機会がない
持っていても着ないなら、今着る服に入れ替えましょう。
-
高かったからという理由だけで持っている
高くても着なければ収納スペースを占領するだけです。
-
その服を着ても気分があがらない
その服を着てるところを誰かに見られたくないと感じる服は手放すのが吉。
-
それでもどうしても迷った場合
手放すか残すか迷う原因は、ほとんどが着ていないから。迷った場合は、一度着て鏡の前に立ってみましょう。なぜ着なかったのか? と問いかけることでその理由に気付き判断できることも。
それでもどうしても迷った場合は、保留ボックスに入れましょう。来年の衣替え時期にもう一度見直しをして、それでも着なければ思い切って手放しましょう!
それでもどうしても迷った場合は、保留ボックスに入れましょう。来年の衣替え時期にもう一度見直しをして、それでも着なければ思い切って手放しましょう!
②季節ごと&アイテムごとにわける
次は季節ごとにわけます。季節ごとにわけておくことで、次の衣替えがラクになります。
さらにTシャツやパンツなどアイテム別にわけておくと、持ち物の量もすぐに把握できるので、買い足すべきアイテムが見えてきます。
さらにTシャツやパンツなどアイテム別にわけておくと、持ち物の量もすぐに把握できるので、買い足すべきアイテムが見えてきます。
収納前にしておきたいこと
来年まで服を大切に保管するべく、クローゼットやタンスに収納する前に洋服のケアも抜かりなく行いましょう。
洗濯・クリーニング
汗をかきやすい夏の衣類は、汗や皮脂が残っている可能性があります。来年出した時に黄ばみがついていることを避けるためにも、必ず洗濯かクリーニングをしておきましょう。
また、クリーニングから戻ってきた服は、保管用のビニールカバーを外すことを忘れないで。そのままの状態でしまうと、ビニールの中に湿気がこもってカビの原因になります。
また、クリーニングから戻ってきた服は、保管用のビニールカバーを外すことを忘れないで。そのままの状態でしまうと、ビニールの中に湿気がこもってカビの原因になります。
防虫剤や除湿剤の準備
虫食いやカビの発生を防ぐために、防虫剤や除湿剤を活用しましょう。
防虫剤は成分が空気よりも重たいのが特徴なので、衣類の最上部に置くのが効果的! 除湿剤と併用して2つの効果を発揮させて、虫食いや湿気から衣類を守りましょう。
使いやすいクローゼット収納のコツ
クローゼット収納はコツさえつかめば服選びや出し戻し、衣替えまでラクになります。狭いクローゼットでも使えるコンパクト収納のアイデアも知って、使いやすいすっきり収納を叶えましょう。
クローゼットの高さを使い分ける
生活動線と使用頻度に沿って上段、中段、下段の3つにわけてクローゼット収納を考えると使いやすくなります。
上段は手が届きにくく、中段は一番取りやすい、下段はしゃがんで取れる場所。中→下→上の順に使用頻度の高いものから置けば、出し戻しもラクになる収納に繋がります。
上段は手が届きにくく、中段は一番取りやすい、下段はしゃがんで取れる場所。中→下→上の順に使用頻度の高いものから置けば、出し戻しもラクになる収納に繋がります。
-
上段
オフシーズンや軽いもの。万が一落下したときのことを考えて、取っ手付きの布製ケースがおすすめ。
-
中断
今一番よく着る服を入れて。
-
下段
比較的着る服や重いもの(季節家電など)
オフシーズンと今着るものの収納場所をわけておけば、衣替え時には入れ替えるだけで作業がラクになりますよ。
コンパクト収納の工夫
狭いクローゼットでも便利なアイテムや空間をうまく使えば収納力がアップします。
-
①引き出しは立てて収納
引き出しは重ねると下の服が見えづらく、出し戻しのたびに乱れやすくなります。
立てて収納することで、ひと目で見えて取り出しやすくなるのはもちろん、引き出しに入る服の量が増えるので収納力もアップします。
立てて収納することで、ひと目で見えて取り出しやすくなるのはもちろん、引き出しに入る服の量が増えるので収納力もアップします。
-
②スリムハンガーで揃える
クリーニングでもらったハンガーを含め、いろんな種類のハンガーを使っていると高さや厚みがバラバラになり嵩張りやすくなります。スリムタイプのハンガーで揃えるだけで、厚みも取れて見た目も整ってすっきりしますよ。
-
③丈の長い服を短くする
ロングワンピースなどをそのままハンガーに掛けると下にものが置けなかったり、取り出しにくくなります。そのストレスを解消するアイデアを2つご紹介いたします。
●スラックス用ハンガーを活用
via
@white_room_3
パンツなどを掛けるスラックス用のハンガーにワンピースを折り曲げて掛けるだけ。しわがつきにくい素材ならこの方法で丈が半分になります。
●ハンガー2本使い
via
@white_room_3
ハンガーに掛けたワンピースの裾からもう一本のハンガーを通してワンピースを折り曲げて引っ掛けるだけ。
-
④空間を無駄にしない収納グッズを使う
ちょっとした空間や隙間を収納スペースに変えたら、すっきり収納が実現します。それぞれのクローゼットに合うアイデアがあればぜひ取り入れてみてください。
●突っ張り棒
ポールと垂直に突っ張り棒を使って引っ掛け収納。S字フックを組み合わせて、バッグやベルトなどを吊るすスペースに。
●吊り下げケース
via
@saku_____129
吊るすと伸びやすい素材だから畳んでおきたいものを、中段に置きたい場合におすすめです。
●収納力アップハンガー
via
@myuzohouse
ポールに専用ハンガーを掛けて、服を前後に段違いで収納できる便利なアイテムを使えば、省スペースでも収納力がぐんとアップします。
●ハンガーフック
クローゼットの扉に引っ掛けるハンガーフックを使えば、外側にも服が掛けられます。ジャケットやコートなど毎日着るものや、少し厚みのある服を引っ掛けておけば、使いやすくクローゼットの中もすっきりします。
●キャリーラック
via
@nuts_icube
押し入れタイプには、奥行きのあるキャリー付き収納アイテムを使いましょう◎ 一気に引き出せて奥のものを簡単に取り出すことができるので、前後の空間を無駄にすることがありません。
-
⑥衣類保管サービスを利用する
クローゼットがもともと狭くてどうしても入りきらない! そんな場合は衣類保管サービスを利用することも候補に入れてみましょう。オフシーズンの服を専用倉庫で預かってくれて、着たい時期に戻ってくるというとても便利なサービスです。中にはクリーニング付きという会社も。収納スペースがすっきりするうえに、服もきれいな状態で保管してもらえるならうれしいですね。
まとめ
衣替えは、持ち服や収納の見直しもできる絶好のチャンスです。事前準備から始め、スムーズに衣替えを進めて上手に服の入れ替えをしましょう。そして秋冬のコーディネートを楽しみましょう!