目次
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@mochi_roomy
一人暮らしのキッチンは、収納スペースが取れなかったり、レイアウトが難しかったり、悩みがつきもの。そこで、一人暮らしをしている人に向けて、ワンルームや1Kのキッチンでも快適になる収納のコツを紹介します! 狭いキッチンの悩みを解決してくれる収納アイデアやグッズを、インテリアコーディネーターの久保さんに聞いてみました。
久保貴美
二級建築士・インテリアコーディネーター
個人邸やモデルルームのコーディネート、インテリアセミナー講師、コラム執筆から店舗のリノベーション、店舗の装飾&ディスプレイなど空間づくりに関わるあらゆる分野で活躍中。
一人暮らしのキッチンをできる限り広く使うには?
キッチンのデッドスペースをなくす
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@_____kaolife.k
シンクの奥や壁なども有効的に活用し、無駄な部分をなくしましょう。レンジなどは冷蔵庫の上に置くこともできます。
キッチンに置く冷蔵庫などの家電はサイズに注意
冷蔵庫やトースター、炊飯器などの家電は、一人暮らし用にコンパクトサイズのものもあります。キッチンのスペースを考えて、場所をとらないサイズを購入するようにしましょう。
キッチンの使いやすさは収納が鍵
狭いキッチンをなるべく広く見せ、使い勝手をよくするために大切なのは収納方法です。見せる収納と隠す収納をしっかり使い分けましょう。
ただ、パッと見綺麗に収納できても取り出しづらかったり、使いづらくてはくては意味がありません。収納のコツとおすすめアイテムを久保さんに聞いてみましょう。
ただ、パッと見綺麗に収納できても取り出しづらかったり、使いづらくてはくては意味がありません。収納のコツとおすすめアイテムを久保さんに聞いてみましょう。
一人暮らしのキッチンを快適にする収納アイデア
調理器具や小物の収納アイデア
フライパンや鍋、おたまなどの調理器具を収納するスペースを確保する余裕がないときは、壁にフックなどを取りつけ、吊り下げて収納するようにしましょう。必要なときにすぐに使えるので、機能性も向上します。
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100円ショップで手に入る! 「有孔ボード」で吊るす収
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@j.ishida.ah
「吊るす収納」のアイデアとしては、有孔ボード(パンチングボード)とフックを使った壁面収納がおすすめ。賃貸物件だと壁面のDIYは難しいですが、有孔ボード(パンチングボード)であれば吸盤や粘着テープ、専用留め具などで簡単に取り付けられます。
フックだけではなく、棚や収納箱も組み合わせて収納すれば、調味料などのこまごましたアイテムもすっきり! 収納するアイテムに合わせて、自分好みに連結する楽しさもありますよ。材料は100円ショップで気軽に購入できます。配置を工夫した有孔ボードは、見た目もおしゃれで一石二鳥◎
フックだけではなく、棚や収納箱も組み合わせて収納すれば、調味料などのこまごましたアイテムもすっきり! 収納するアイテムに合わせて、自分好みに連結する楽しさもありますよ。材料は100円ショップで気軽に購入できます。配置を工夫した有孔ボードは、見た目もおしゃれで一石二鳥◎
フライパンや鍋のフタなどの収納アイデア
吊るすにはやや場所をとるフライパンや鍋のフタは、立てて収納することでスペースを狭めることができます。
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@jun__tiki
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フライパンは「ファイルボックス」で立てて収納
フライパンは平積みせずに、100円ショップでも手に入るファイルボックスに収納するのがおすすめです。フライパンのサイズにファイルボックスの幅を合わせれば、スペースも無駄になりません。
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フタは「お皿たて」で立てて収納
鍋のフタを立てて収納する場合は、100円ショップのお皿立てが大活躍しますよ。鍋本体とセットで収納しがちですが、分けることで取り出しやすさもアップ!
調味料の収納アイデア
調味料は砂糖、塩、酢、醤油など料理の味付けに欠かせないものから、各種スパイスやハーブなど多種多様なものがあります。料理が楽しくなるほど増えていく調味料を、すっきりと収納するアイデアを紹介します。
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100円ショップアイテムで簡単DIY! 壁面収納
1つ目は、調理器具の「吊るす収納」でも紹介した、有孔ボード+棚板or収納箱に並べる方法が使えます。
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サイズに合わせて収納できる! ワイヤーネット収納
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@bullet_leaf
2つ目は、100円ショップでも手に入るワイヤーネットに、ワイヤーポケットを組み合わせるアイデアもおすすめ! ワイヤーネットのサイズは横15cmから60cmまでと幅広く、形も正方形や長方形などさまざま。ぴったりサイズの収納スペースを作れるのがメリットです。
ワイヤーネットはスペースに合わせて、「突っ張り棒+結束バンドで設置する」「フックを付けて換気扇などに引っ掛ける」といった方法で取りつけられます。
ワイヤーネットはスペースに合わせて、「突っ張り棒+結束バンドで設置する」「フックを付けて換気扇などに引っ掛ける」といった方法で取りつけられます。
食器の収納アイデア
一人暮らしの部屋は、食器の収納スペースが少ないことがほとんどです。食器棚を置くスペースもない場合、いかにデッドスペースをなくすかがポイント。特に、シンク下は高さがあるため、このスペースを生かさない手はありません。
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ディスプレイスタンドでシンク下を有効活用!
空間の高さを活かした収納におすすめなのは、ダイソーなどで購入できるアクリルのディスプレイスタンドです。背の低いグラスや小皿を二段で収納すれば、見た目にも美しくなるでしょう。組み合わせしだいでは三段収納も。奥行にも余裕があるため、大きめのお皿をしまうこともできます。
作業スペースを確保する方法
調理するときの作業スペースが少ないのも、ストレスの原因に。料理を効率化するためにも、作業スペースの確保は重要です。洗い物をするときの作業スペースの確保方法もあわせて紹介します。
まな板を活用して作業スペースを拡大
狭いキッチンでは包丁を扱うのにも気をつかいますが、まな板を活用して作業スペースを確保することができます。一人暮らしの場合、まな板は小さめのものを選びがち。しかし、ここはあえてシンクをカバーするほどの大きなサイズを選びましょう。食材を切ったり、ボウルを置いたりと、作業スペースが拡大します。
コンロカバーで作業スペースを確保
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@miimamachannel
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@miimamachannel
使用していないコンロの上を作業スペースにできる「コンロカバー」も便利! 料理中の簡易的な作業コーナーができるだけでなく、2口以上コンロがあって普段1つしかコンロを使っていない場合は、調味料などを置くスペースにもできます。折り畳み式のコンロカバーならば収納もコンパクト◎ 限られたスペースを有効活用して、下ごしらえや片付けのストレスを減らしましょう。
キッチンワゴンを利用する
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@white_room_3
手狭なキッチンでも使いやすいキッチンワゴンを導入するのもひとつの手です。拡張式やキャスター付きなどがあり、用途や目的に合わせて選べます。すき間を有効活用できる天板がワゴンの上についているものもおすすめ! 使用シーンをイメージしつつ、耐荷重も忘れずにチェックしましょう。
キッチンの悩みは収納だけじゃない!
キッチンの気になる臭いはどうやって解決する?
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@chai___pi
キッチンの臭いが気になっている人は少なくありません。そんな臭いを解消するための排水口の掃除には、重曹とお酢を使うのがおすすめ。
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排水口の掃除方法step1
重曹200gを排水溝にふりかけ、その上からお酢(100ml)を注ぎます。
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排水口のお掃除方法step2
お酢をかけたら15分ほど放置。その後、お湯で洗い流すだけで排水口の汚れをきれいに落とせますよ!
キッチンのゴミ箱はどうする?
キッチンにゴミ箱があるとスペースをとられるだけでなく、部屋中にただよう臭いも気になりますよね。シンク下に設置しても、衛生面が気になるところ。
スペース不足の解決策としては、置き型のゴミ箱を設置しないこと。一人暮らしの場合、調理の際に出るゴミはそれほど多くはないので、ゴミ箱を吊るし型にしても不便さは感じにくいでしょう。
100円ショップでも購入できるレジ袋ホルダーは、吊るし型ゴミ箱に早変わりするアイテム。キッチンの扉に引っかけるだけなので、スペースをとりません。調理が終わったらすぐに捨てられるため、キッチンの悪臭対策にもなりますよ。また、ワイヤーごみ箱スタンドも、普段は折り畳んで収納できるのでおすすめです!
スペース不足の解決策としては、置き型のゴミ箱を設置しないこと。一人暮らしの場合、調理の際に出るゴミはそれほど多くはないので、ゴミ箱を吊るし型にしても不便さは感じにくいでしょう。
100円ショップでも購入できるレジ袋ホルダーは、吊るし型ゴミ箱に早変わりするアイテム。キッチンの扉に引っかけるだけなので、スペースをとりません。調理が終わったらすぐに捨てられるため、キッチンの悪臭対策にもなりますよ。また、ワイヤーごみ箱スタンドも、普段は折り畳んで収納できるのでおすすめです!
狭いキッチンでも広く使うアイデアは無限大!
一人暮らしの狭いキッチンでは、収納スペースの少なさが悩みの種。調理中の作業スペースが確保できないことで、自炊のモチベーションも低下してしまうことも。
調理器具や食器の収納スペースは、「吊るす収納」や「立てる収納」で改善できますよ。アイテム次第で作業スペースも確保できます♪ キッチンを広く使うアイデアは無限大なので、まずは100円ショップや通販サイトなどで気軽に探してみてはいかがでしょうか。
調理器具や食器の収納スペースは、「吊るす収納」や「立てる収納」で改善できますよ。アイテム次第で作業スペースも確保できます♪ キッチンを広く使うアイデアは無限大なので、まずは100円ショップや通販サイトなどで気軽に探してみてはいかがでしょうか。