2020年01月20日 更新

引越しの見積もりの立て方と引越し業者選びに失敗しないコツ

いざ引越し準備をしようとなっても、引越し業者への依頼の仕方や見積もりの立て方がわからない、という人も多いと思います。特に初めての一人暮らしだと引越し業者の選び方なども難しいですよね。見積もりの立て方や注意ポイントなど、基本をまとめてみました。

引越し業者を選ぶときのポイント

いざ引越し業者に依頼しよう、と思っても、「どこの業者に依頼したらいいのかわからない」という人も多いのでは。たくさんの引越し業者の中から自分にあったプランを立ててくれる業者の探し方を紹介します。
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自分にあった引越しプラン探し

引越しプランといってもどんなサービスがあるかわからない、という人のために、学生向けの引越しプランの例をいくつかピックアップしてみました。
【単身者サービス】
運べる荷物の送料が決まっているため訪問見積もりの必要がなく、手軽に引越しができます。業者によってはダンボールがないこともあるので事前に確認を取りましょう。
【梱包、荷ほどき】
引越し前の梱包から、新居での荷ほどきを行ってくれるサービス。不要になったダンボールの回収なども行ってくれます。
【荷物一時預かり】
荷物を一時的に保管してくれるサービス。入居まで時間が空いてしまう場合などに便利です。一定期間は無料でも、過ぎると追加料金がかかってしまうこともあるので確認しておきましょう。
【女性専用サービス】
女性のスタッフだけで引越し作業を行ってくれるサービス。女性の学生の方などが安心して利用できるようになっていて、訪問見積もりから女性が行ってくれます。

引越しの料金は何で変わるの?

引越し業者の出す見積もりは、引越し時期や曜日も影響しますが、大きく関わってくるのは新居へ持っていく荷物の量と移動距離です。それぞれパターン別に見てみましょう。

長距離移動の引越しの場合

実家から大学の距離が遠ければ、その分長距離になり値段も高くなります。

長距離での引越しにおすすめなのが混載便。同じ地域や方面へ引越しをする人の荷物と自分の荷物を同じトラックで運んでもらうプランです。

「荷物をまとめて運ぶことで、運転手の人件費やガソリン代が安くなるメリットがあります。デメリットとしては、荷物を輸送する日時が指定しづらいことです」(一人暮らしアドバイザー 小林さん)

短距離移動の引越しの場合

同じ市内や、在学中の引越しでの短距離移動では時間指定のないフリー便がお得です。移動距離が長いと、引越し先での準備を考え午前便にするなど時間指定での配送を頼みがちですが、距離が近ければ時間に融通がききます。
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荷物の量が多い場合

荷物の量が多くなると、その分トラックの大きさや人件費がかさんで値段が高くなります。値段を安くするには、混載便やコンテナ便がいいでしょう。

コンテナ便は貨物列車で荷物を輸送するプラン。メリットは渋滞などに影響されないことや燃料費、人件費が抑えられることです。デメリットとしては、複数の駅で荷物の積み下ろしが発生するため、通常の引越しよりも時間がかかることなどがあります。

荷物の量が少ない場合

荷物が少ないときにおすすめなのが単身パック。業者によって異なりますが、決められたサイズのコンテナに乗る分の荷物を輸送してくれます。ひとりで引越しする人向けのサービスなので、値段もグンと安くなります。
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ひとつの引越し業者に絞らない

引越し業者を探すとき、価格や信頼できる業者かどうかなど、気にするポイントはいろいろあると思います。できるだけ低予算で引越しをしたい! という人も、初めから見積もりの安いひとつの業者に決めてしまうのではなく、サービスや対応の比較をするために複数の引越し業者をピックアップしましょう。

業者によって、引越しのプランやサービスはさまざまです。素早く決めたい、という人はインターネットで無料の一括見積もりサイトから、複数業者の見積もり(相見積もり)を出すこともできます。

「ただ、インターネットでまとめて見積もりを出した場合、複数の業者にいっぺんに見積もりの連絡が行ってしまい、引越し業者がお客様を奪い合いになってしまうことも。目星をつけた引越し業者に直接連絡をとって見積もりを出してもらう方法のほうが、業者の勢いに押されてなんとなく決めてしまう、ということは少なくなると思います」(小林さん)
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見積もりで注意するポイント

【見積もりは3~5社が目安】
相見積もりは、3~5社の引越し業者を目安に出しましょう。インターネットでの一括見積もりではだいたい5社ほどの見積もりを出すのが基本ですが、直接連絡をとる場合は3社ほど出せれば十分です。
【引越し条件を決めておこう】
見積もりを依頼するときは、自分の引越しの条件を出すことが大切です。引越しの時期、実家から新居までの距離、荷物の量などの基本的なところから、梱包や荷ほどき、女性専用サービス、一時預かりなどのオプションをつけるかどうかも考えておくと、複数の業者の比較がしやすくなります。
【訪問見積もりで注意すること】
見積もり時は、実際に家に来られる場合もあります。訪問は複数の業者が同時に行うことはできないため、バッティングすることがないようにスケジュールを組みましょう。

「荷物をまとめておかないと見積もりができないということはありませんが、何を持っていくつもりなのか、大型の家具・家電も配送してもらうのかなど、大まかな目安は立てておく必要があります。直接家に訪問されると1社目が先行して契約を取りに来ますが、きちんと他社との交渉もした上で進めていきましょう」(小林さん)

値段交渉はするべき?

相見積もりをしてある程度引越し業者が絞れたら、今度は値段交渉をしてみましょう。

他の業者の値段を出しつつ、もう少し安くならないかどうかを聞きます。もちろん必ず安くなるとは限りませんが、引越し業者への依頼時には値段交渉をすることが多く、その価値もあります。

まとめ

ひとまとめに引越し業者に依頼するといっても、業者によって価格だけでなくサービスの内容や対応の仕方がさまざま異なります。

自分にあったプランやサービスは何かを前もって考えて、引越し業者への依頼も安心して行えるようにしましょう。
監修:小林朗子
整理収納コンサルタント・一人暮らしアドバイザー
マンションデベロッパー、不動産仲介、リフォーム業界などを経て、現在は自宅やオフィスの整理収納コンサルティングを行う。実務作業が主な活動で、引越し・模様替え・衣替え・事務所移転などでお困りの方のお宅にて片付け作業を実施。新築マンションやリノベーションなどの住宅関連企業様とのセミナー開催やコラムの執筆等も行っている。
イラストレーター・MARIKO TANAKA
文・山下 茜(アート・サプライ)

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