目次
引越し業者を選ぶときのポイント
自分にあった引越しプラン探し
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単身者サービス
運べる荷物の送料が決まっているため訪問見積もりの必要がなく、手軽に引越しができます。業者によってはダンボールがないこともあるので事前に確認を取りましょう。
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梱包、荷ほどき
引越し前の梱包から、新居での荷ほどきをおこなってくれるサービス。不要になったダンボールの回収などもおこなってくれます。
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荷物一時預かり
荷物を一時的に保管してくれるサービス。入居まで時間が空いてしまう場合などに便利です。一定期間は無料でも、期間を過ぎると追加料金がかかってしまうこともあるので確認しておきましょう。
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女性専用サービス
女性のスタッフだけで引越し作業をおこなってくれるサービス。女性が安心して利用できるようになっていて、訪問見積もりから女性がおこなってくれます。
引越しの料金はなにで変わるの?
おすすめプラン | プラン内容 | ||
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距離 | 長距離移動 | 混雑便 | 同じ地域に引越しする人の荷物と自分の荷物を同じトラックで運んでもらうため安く抑えられる |
短距離移動 | フリー便 | 引越しの時間を指定しないため、到着時間などを気にしなくてよいならお得 | |
荷物の量 | 荷物が多い人 | コンテナ便(または混雑便) | 貨物列車での輸送で複数の駅で荷物の積み下ろしがされるため、通常より時間がかかるが安く済む |
荷物が少ない人 | 単身パック | 決められたサイズのコンテナに乗る分の荷物の輸送になるため安い |
長距離移動の引越しの場合
長距離での引越しにおすすめなのが混載便。同じ地域や方面へ引越しをする人の荷物と自分の荷物を同じトラックで運んでもらうプランです。
荷物をまとめて運ぶことで、運転手の人件費やガソリン代が安くなるメリットがあります。デメリットとしては、荷物を輸送する日時が指定しづらいことです
短距離移動の引越しの場合
荷物の量が多い場合
コンテナ便は貨物列車で荷物を輸送するプラン。メリットは渋滞などに影響されないことや燃料費、人件費が抑えられることです。デメリットとしては、複数の駅で荷物の積み下ろしが発生するため、通常の引越しよりも時間がかかることなどがあります。
荷物の量が少ない場合
ひとつの引越し業者に絞らない
業者によって、引越しのプランやサービスはさまざまです。素早く決めたい人はインターネットで無料の一括見積もりサイトから、複数業者の見積もり(相見積もり)を出すこともできます。
ただ、インターネットでまとめて見積もりを出した場合、複数の業者にいっぺんに見積もりの連絡がいってしまい、引越し業者がお客様を奪い合いになってしまうことも。目星をつけた引越し業者に直接連絡をとって見積もりを出してもらう方法のほうが、業者の勢いに押されてなんとなく決めてしまう、ということは少なくなると思います
見積もりで注意するポイント
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見積もりは3~5社に依頼するのが目安
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どんな引越しをする予定なのか条件を決めておこう
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訪問見積もり前に荷物はある程度まとめておく
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見積もりは3~5社が目安
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引越し条件を決めておこう
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訪問見積もりで注意すること
荷物をまとめておかないと見積もりができないということはありませんが、なにを持っていくつもりなのか、大型の家具・家電も配送してもらうのかなど、大まかな目安は立てておく必要があります。直接家に訪問されると1社目が先行して契約を取りに来ますが、きちんと他社との交渉もしたうえで進めていきましょう
値段交渉はするべき?
ほかの業者の値段を出しつつ、もう少し安くならないかどうかを聞きます。もちろん必ず安くなるとは限りませんが、引越し業者への依頼時には値段交渉をすることが多く、その価値もあります。
まとめ
マンションデベロッパー、不動産仲介、リフォーム業界などを経て、現在は自宅やオフィスの整理収納コンサルティングを行う。実務作業が主な活動で、引越し・模様替え・衣替え・事務所移転などでお困りの方のお宅にて片付け作業を実施。新築マンションやリノベーションなどの住宅関連企業様とのセミナー開催やコラムの執筆等も行っている。
文・山下 茜(アート・サプライ)