目次
レイアウトはどうやって決める?
部屋を広く見せるためのレイアウトのコツ
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広く見せるポイント
●家具をまとめて配置する(散らばらせない)
●家具の色味を合わせる
●背が低めの家具をそろえる(目線より低め)
●兼用家具(2WAY家具など) で余計なものを置かない
自分の目線(※1)よりも高めの家具(1.5m以上)が必要な場合は、部屋の入り口(手前)側に置くと遠近法で部屋が広く感じられます。お部屋をすっきりと見せるためには、お部屋を家具が占める割合が30〜35%ほどがベスト。6畳なら家具を置くスペースは2畳分(※2)、と思いながら必要な家具は何か考えてみましょう
※2:上記の場合は、3分の1になります。
部屋の計測は生活動線を考えながら
たとえばテーブルと椅子を置く場合、椅子をしっかり引いて座るためには、奥行きによって変わることもありますがテーブルから80cmほどの余裕が必要です。また、備え付けのクローゼットがある場合は、扉の開け閉めができるスペースと人が立てるスペースを確保しなければなりません。
計測の際は家具家電が「ぴったり入るスペース」ではなく「生活しやすいスペース」を意識しましょう。
まずは生活動線をシミュレーションしてみましょう。事前に部屋の間取り図に家具を書き込んでみて、生活動線が快適かどうかを確かめてみることが重要です
部屋を計測するときのポイント
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計測ポイント
●床面(各辺の長さ、柱や出っ張りがあるときはそこも)
●天井の高さ(エアコンがある場合はそこまでの高さも)
●窓の幅・高さ・カーテンレールの長さ
●ドアの幅・高さ・開く方向・開閉に必要なスペース
●コンセント・テレビのアンテナジャック・ネット配線の位置
ものの搬入経路として、ドアのサイズを測るときは枠を入れずに採寸しましょう。また、その付近に出っ張りなどがある場合はそこの採寸も。ドア周辺の経路にもクランクがないか確認が必要です。大型の家具家電が搬入できない場合があるので注意して、心配な場合は組み立て式のものなどを活用してみても
おすすめの家具の選び方
まずはどんな家具が必要なのか事前に調べておくことはもちろん、部屋に合うサイズがどれくらいなのか把握しておくことが重要です
テーブル
長方形や正方形のテーブルの方が、壁に沿って置くこともできるので一人暮らしの広さのお部屋にはバランスが取りやすく使い勝手がいいです。反対に、円形のテーブルは部屋の中央に置いても圧迫感がないことや、角がない為、やわらかな印象でくつろぎの空間をつくり出しやすくなることがメリット。また、辺が無い分、どの位置にでもチェアを置きやすいという点もおすすめ。自分の部屋の形に合わせてどの形のものにするか選びましょう
ソファ
シェルフ(本棚)
背面がないオープンラックの場合は、向こう側が見えるので部屋の中央に置いても圧迫感が少ないのが魅力的です。また、収納がたっぷり取れるシェルフを購入する場合は、壁と同系色のものを選べば同化しやすく圧迫感が軽減されます
あると便利! な家具はこれ
たとえば、スツール(背もたれのない椅子)。スツールはサイドテーブルにもなり、ベッド脇のテーブルとして使用することもできます。また、踏み台にすることや友だちが来たときにも使用でき、場所もとりません。
そのほかには、おりたためる収納ボックスがあるといいでしょう。
まとめ
法人、個人問わずサロン、オフィス、社員寮、ホテルなどのインテリアデザイン及びコーディネートを中心に、インテリア関連のセミナー講師や、執筆活動、コンサルティング、企画、またメディア協力でも活動中。
https://www.laugh-style.jp/文・山下 茜(アート・サプライ)