2019年01月07日 更新

【広さ別】6畳・8畳の一人暮らしでおすすめのレイアウトをご紹介!

一人暮らしをすることになれば、部屋をどんなレアウトにしようか悩む人は多いでしょう。一人暮らしの部屋のサイズで、おしゃれで快適なレイアウトにするのはなかなか難しいものです。今回は「一人暮らしの部屋をおしゃれで快適なレイアウトにしたい!」という人に向けて、広さ別にレイアウトのポイントを解説します!

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レイアウトのポイントをご紹介!

物件がきまったら、次に考えるのが「レイアウト」ですよね。家具や家電を「どこにレイアウトしようかな?」と考えるのも楽しみのひとつ。しかし、一人暮らしの部屋の限られたスペースで、おしゃれに快適に暮らすためには工夫が必要です。

自分の生活スタイルを把握して「動線」を意識する

家具のレイアウトで何より大事なのは「動線」。動線とは、人が動くときの道筋のことです。例えば、洗濯物をベランダに干す人は、ベランダの前にベッドを置いてしまうと洗濯物を干すたびに一度ベッドに乗ったり、回り込んだりしなければならず不便ですよね。
また、棚の扉を開けるスペースや、座ってくつろぐスペースも考慮する必要があります。
「毎朝やること」「寝る前にやること」「友達が来たら座ってもらうところ」などをピックアップして、自分の動線を考えると家具のレイアウトを決めやすくなります。
置きたい家具や家電をただ置くのではなく、まずはベッドのような大型家具の位置を決めて、余ったスペースで他の家具の配置を考えていくといいですよ。

部屋を広く見せる5つのポイント

部屋を広くみせるためにはいくつかポイントがあります。
1. 淡い色(明るい色)の家具で開放感を出す
淡い色の家具を置くと、部屋が広く感じられます。賃貸物件の壁や天井は白が多いので、部屋との一体感も出ますね。

2. 多機能家具を利用して家具の数を少なく抑える
特に女性の場合、クローゼットでは足りずに収納用の家具が必要になることがあるかもしれません。ソファベッドやドレッサー付きテーブルなどの多機能家具を利用すると、たくさん家具をそろえなくて済みますし、その分収納家具を置くスペースができそう。もともと収納が付いたベッドやソファを利用するのもおすすめです。脚付きベッドであれば、収納が付いていなくてもベッドの下にちょっとした物をしまうことができますね。

3. 家具の高さは目線より低い位置で合わせる
背の高い家具は圧迫感があるので、部屋を狭く見せてしまう可能性があるので、できるだけ家具の高さは目線より低くくしましょう。どうしても背の高い家具を置きたい場合は、壁に近い色を選んだり、入り口のすぐ横に置いたりして、存在感が出ないようにするといいですよ。

4. 家具は奥行のないものを選ぶ
できるだけ奥行の狭い家具を選ぶとスペースが圧迫されません。もし、奥行きのある家具を購入した場合は背の高い家具同様、入口側の配置をすると部屋全体が見通しが良くなります。

5.家具をまとめて配置する
家具をまとめて配置するのも重要なポイントです。部屋を広く見せるには、「何もないスペース」があることが大事。家具を分散させてしまうと、ごちゃごちゃしたイメージになって狭く感じてしまいます。

6畳の場合のレイアウトは?

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6畳のワンルームや1Kは、大学生の一人暮らしでよくある間取りではないでしょうか。限られた狭いスペースで快適に過ごすためには、レイアウトや家具選びに工夫が必要です。例えば、一般的なシングルベッドのサイズは幅97×丈195㎝ですが、セミシングルやショートベッドと言われる小さなタイプなら幅80㎝くらい、丈180㎝くらいから販売されているようです。大きな男性だときゅうくつかもしれませんが、小柄な女性なら十分でしょう。こういったスリムな家具を利用するのも部屋を広く利用するコツです。
家具はできるだけ部屋の奥にまとめてレイアウトすると、6畳の部屋でも手前が広く使えます。また、6畳の部屋でも形によってはソファを置くことはできます。ただ、スペースが狭く感じてしまうため、サイズや色・デザインに注意しましょう。
ソファを置かない予定の人は、ベッドと並行にテレビを配置するとフリースペースが広く確保できます。冬はフローリングが冷たくなるので、ラグやクッションを購入するといいでしょう。

8畳の場合のレイアウトは?

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8畳になると広さに余裕が出ますね。しかし、広いからといってあれもこれもと家具を置いてまったり、サイズが大きい家具を選んでしまうと、6畳より狭く感じてしまう、などということも。家具のサイズ感はそのままにスペースを広々と確保するのがよいでしょう。
物がたくさんあるから収納家具は必須、寝るところとくつろぐスペースは別にしたいからソファは置きたい、など、自分がどんな暮らしをするのか想像して、必要な家具が何なのか考えてみてくださいね。
6畳の部屋と同じように、家具は部屋の奥にまとめてレイアウトすると、自由に使えるスペースがかなり広くなります。しかし8畳の場合は、あえて部屋の真ん中に本棚などをレイアウトして、棚の手前と奥を別の空間として使うのもおすすめ。1Kでも2部屋あるように使うことができます。

まとめ

一人暮らしの部屋のレイアウトに正解はなく、大切なのは「自分はどんな暮らし方がしたい?」という点をはっきりさせること。部屋の広さは限られていますから、レイアウトは悩むことが多いですが、その時間も一人暮らしの楽しみのひとつですよね。工夫しておしゃれで快適なレイアウトを完成させてください!
監修・小島真子
(株)ラフスタイル代表取締役・インテリアコーディネーター
https://www.laugh-style.jp/ 法人、個人問わずサロン、オフィス、社員寮、ホテルなどのインテリアデザイン及びコーディネートを中心に、インテリア関連のセミナー講師や、執筆活動、コンサルティング、企画、またメディア協力でも活動中。
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