目次
不動産会社に初めて行くときに準備しておくこと
不動産会社に行く前に確認しておきたいこと
- なぜ引越しをするのか(通学場所の変更・環境の変化など)
- 家賃の上限もしくは下限
- 希望する部屋の間取りや最低限の広さ
- 希望する駅からの距離と時間の目安
- 家の周辺に必要な施設(スーパー、コンビニなど)
- 希望する物件の築年数(新築か数十年経過していても良いか)
- 持っていきたい家具などがある場合はそのサイズ
- 今の部屋の不満点をまとめておく(一人暮らし中の人)
- 今の部屋の満足点をまとめておく(一人暮らし中の人)
お客様の条件がしっかりしていると紹介する部屋は限定されますが、近似値のお部屋を紹介することができます。たとえば、家賃上限に幅があれば希望より質の高いお部屋を紹介したり、室内設備が充実している部屋を紹介したりすることができます。家賃をもっと抑えたい人には、駅から少し遠くても少し広めの部屋を紹介するなど、いろいろな対応が取れるにようになります
不動産会社に行ったら聞いておきたい4つのポイント
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1)契約までの期間と支払いのタイミング
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2)以前の住人・現在の両隣・近隣トラブルの有無
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3)近隣にコンビニやスーパー、病院はあるか
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4)街の雰囲気は朝昼晩どのような感じか
契約までの期間と支払いのタイミング
また未成年の学生が契約するときは、「重要事項説明」を聞いてサインをするために、保護者の立会いが必要になるケースがあります。親を連帯保証人として賃貸契約(親権同意書 等)、「重要事項説明」の委任を受ければ学生だけで済むこともありますが、原則未成年者を契約者とすることが不可能な不動産会社も。
保護者同伴で物件探しをするか、契約時に同席してもらうかどちらかの方法がスムーズに進むでしょう。
以前の住人・現在の両隣・近隣トラブルの有無
教えてもらえるかは不動産屋しだいですし、もちろん個人を特定できる情報は教えてくれませんが、男性・女性、学生か社会人か程度は開示してくれるくれるケースも。これから住む部屋のことですから聞けることはしっかり聞いて、検討材料としましょう。
近隣にコンビニやスーパー、病院はあるか
また、家の近くに病院があるといざというとき安心ですね。そのほかジムやカフェなど、こだわりたい施設がある場合は聞いてみるといいでしょう。
街の雰囲気は朝昼晩どのような感じか
繁華街が近いと朝と夜で街の雰囲気が、ガラリと変わることもあります。実際に住んでみたら街や人の雰囲気が「想像していたものと違った!」とならないように積極的に不動産会社に聞いておきましょう。
落ち着いて物件を選ぼう
時間があるなら6~11月がおすすめ
繁忙期でなければ、ゆっくりお客さんと向き合う時間が取れます。状況的になかなか許されないと思いますが、焦らず数件の内見をしたい人は、できるならば物件数は減ってしまいますが繁忙期を避けることをおすすめします
自分の決めたことに自信を持とう!
お客様のことを第一に考えない担当者はいません(笑)! しかし、結果的に紹介した部屋が条件と少し違ってしまうこともあります。入学シーズン前は、競うように契約が決まっていくので悩んでいる時間は少ないですが、後悔したくないならその場で結論を出さなくてもいいと思います
まとめ
大手財閥系不動産会社にて神奈川県西部(主に湘南エリア)の売買仲介を担当。売却案件に強く、相続対策や不動産活用等の案件や賃貸住宅建設・募集の企画提案の実績は600件以上。マネージャー就任後も1000件以上の案件(売買実績)に携わる。2017年に独立し現職。現在は売買全般、賃貸住居系のほか、テナントリースの案件も数多く取り扱う。宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、不動産賃貸経営管理士、住宅ローンアドバイザー、2級ファイナンシャルプランニング技能士、AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格を保有。
文・松田政紀(アート・サプライ)