＜100均DIY実例＞殺風景な部屋におしゃれをプラスする！「ファブリックパネル」を手作り

引越しが終わり、いよいよ一人暮らしがスタート。
家具や家電は買ったし、生活用品も揃ったし、新生活の準備はバッチリ！と思いきや、何か足りない……。そう、部屋が何だか寂しくて殺風景に感じる、という人は多いのでは？でも、おしゃれなインテリア小物をそろえるのは、ちょっと金銭的に厳しいかも。

そんなお悩みを抱える人におすすめなのが、手軽に部屋の雰囲気を変えられる「ファブリックパネル」。既製品だと、数千円～1万円を超えるものも販売されているけれど、100均で道具をそろえて手作りするならリーズナブル！

さらに、今回は応用編として、アクセサリー収納やキーフックの作り方もご紹介。不器用な人でも簡単に作れるので、部屋をかわいく変えてみましょう。

100均の布でファブリックパネル作りに挑戦

セリアの手ぬぐい風タオルを活用した、ファブリックパネルの作り方をご紹介します。テープでとめるだけの簡単な方法で、あっという間に完成。殺風景だった部屋の雰囲気ががらりと変わります。

用意するもの

・ナチュラル素材ファブリックボード（セリアで購入）
・手ぬぐい風タオル（セリアで購入）
・テープ…セロテープやガムテープなど
・両面テープ…壁紙に固定できるテープ

作り方

1．ナチュラル素材ファブリックボードに手ぬぐい風タオルを重ね、正面にしたい柄を選びます。
2．手ぬぐいタオルの不要な部分はすべてボードの裏側に折り畳み、正面がシワにならないようピンと張った状態でガムテープで固定します。

テープで貼ったあと、ガムテープで補強しました。

3．両面テープなどで、壁に貼って完成。壁に貼ることができない部屋の場合は壁や棚に立てかけるだけでもおしゃれになります。

わずか10分で2個のファブリックボードが完成！　こんなに簡単なら、季節ごとに布の柄を変えてつくってみても気分転換にいいかもしれませんね。

【応用編】手作り！アクセサリー収納

次は、より実用的な使い道。ファブリックパネルをアクセサリー収納にすることで、置き場に困るアクセサリーも、インテリアにもなっておしゃれに。よく使うネックレスやピアスなどは、見える収納にすることで、取り出しやすく、選びやすくなります。

用意するもの

・手作りのファブリックパネル
・毛糸（今回はダイソーでサマーエアリーグレーを購入）
・クリップ（今回はダイソーでカーテンクリップを購入）
・テープ（セロハンテープorガムテープ）
・イーゼル（あれば）

作り方

1.毛糸をファブリックボードの上のほうで巻き、裏をテープで固定します。

この毛糸が支えとなるため、強度が保てるようにしっかり固定しましょう。

2.毛糸にクリップを付けて完成です。ネックレスやブローチをかけます。ピアスはそのまま布に刺してもOK。

カーテンクリップはサイズもちょうどよく使いやすい！

どこかにしまってあると出すのが面倒だったり、存在自体を忘れてしまうこともあるアクセサリー。
これならパッと見て種類を把握できるし、ワンアクションで取れるのも使いやすいです。ただし、支えが毛糸なので、あまり重いアクセサリーはぶらさげないよう、注意してくださいね。

【応用編】玄関を彩るキーフックも手作り

ファブリックパネルの応用編として、次にご紹介したいのが、キーフック。
鍵の収納場所として活用しましょう。作っておけばかわいいだけじゃなくて、家を出るときに、鍵がどこに行ったかわからない、なんてこともなくなります。

玄関は訪れた人が最初に目にする場所なので、おしゃれで清潔にしておきたいもの。鍵を雑然と置くのではなく、かわいい置き場を作ることで、明るい印象になりますよ。

用意するもの

作り方

1.毛糸をファブリックボードの上の方で巻き、裏をテープで固定します。
※この毛糸が支えとなるため、強度が保てるようにしっかり固定しましょう。

2.毛糸にクリップを付けて完成です。鍵をかけます。

イーゼル。これはダイソーの150円商品

イーゼルも100均で購入できますが、壁に貼っても大丈夫な部屋なら、玄関の壁やドアに貼っても使いやすいと思います。
もし、壁やドアに貼る場合は、重いと落下してしまうので、裏に回す余りの布を思い切ってカットしましょう。

まとめ

今回ご紹介した「ファブリックパネル」と、応用編の「アクセサリー収納」「キーフック」は、そろえる素材も少なく、作り方もどれもとっても簡単で、不器用さんでもあっという間に完成。殺風景な部屋にも手軽に彩りを加えられます。

なによりありがたいのが、100均でたくさんの布が売られていること。カーテンに合わせて、北欧風にしてみたり、アジアン風にしてみたり、好みや気分で布を選んで、変化に富んだインテリアを楽しんでみてくださいね♪