2020年11月30日 更新

リネン好きにはたまらない! 日々の暮らしが心地よくなるアイテムがいっぱいの「onnellinen」

できるだけ長く使えるもの、使うときにうれしくなるもの、ありそうでないもの。そんなアイテムたちがそろったセレクトショップ「onnellinen(オンリネン)」。今回は店主の瀬良田さんに、お店に込められた想いや、心地よい暮らし方のヒントを教えてもらいました。

店主の瀬良田さんが一人で切り盛りしている「onnellinen(オンリネン)」。日本ではなかなか手に入らない毛糸製品が充実していて、リネン好きさんには有名なお店なんですよ。ほかにも、北欧を中心に世界中から集められたかわいらしいアイテムが満載で、日々の生活に取り入れてみたいと思うものばかり。さっそく店内をのぞいてみましょう!
onnellinen店主 瀬良田 さわこさん

心動かされるものとの出会いを楽しめる場所

清澄白河駅A3出口を出て、清澄通りを歩くこと約1分。清澄白河庭園の向かい側にひっそりとたたずむのが、今回訪れた「onnellinen」です。

お店の前には「onnellinen」と書かれた小さな椅子がちょこんと置かれており、ガラス越しに素敵な店内の様子を見ることができます。

誘われるように店内に入ると出迎えてくれるのは、キッチン用品やインテリア用品、リネンに洋服やカバンなど。内装とアイテムが落ち着いた色合いで、忙しない日々の生活を忘れてちょっと一息つけるような……そんな雰囲気がただよっています。
お店がオープンしたのは2003年。静岡県でスタートし、12年前にここ清澄白河に移転して来たそうです。地元の方はもちろん、他県からのお客さんも多いのだとか。
瀬良田さん

お客様に素敵なものとの出会いを楽しんでいただきたい。それは、お店を始めたときから持ち続けている想いです。長くお店を続けていると、たとえば毛糸を購入していただいたお客様が、その毛糸で編んだ作品を身につけて再来店してくださることがあります。そうすると、私からは「次はこんな毛糸がありますよ」「こんな作品も作れますよ」と新しい提案をすることができます。ものとの出会いだけでなく、ものを通した交流もお客様には楽しんでいただけているようです。

インターネットを使えば何でも買える時代だけれども、実際にアイテムを見て、触れてみるからこそわかることがある。そして、交流するからこそ知れることがある。そういった、すべての出会いを大切にするのが「onnellinen」のコンセプトなのです。

お店のアイテムに込められた店主のこだわりとは?

お店に置いてあるアイテムは、ポストカード1枚1枚に至るまですべて瀬良田さんがセレクトしたものです。

中でも目を惹くのがカラフルな毛糸たち。14年前にたまたま見かけた一玉のデンマーク産の毛糸を見たとき、その温かく優しい雰囲気に心を打たれ、「自分のお店にも置きたい」と思ったのが始まりなのだそうです。
瀬良田さん

日本の寒さ、気候に合った毛糸を選んでいます。せっかく編むのなら、普段の暮らしに馴染むものを編んでいただきたいですから。触り心地や重さも大事ですよね。編んだときに着やすくて、チクチクしないものを選んでいます。

たとえばこちらのスウェーデン産のウール。羊の毛そのままの色が活かされていて、ナチュラルでソフトな風合いが魅力です。
瀬良田さん

スウェーデン中部ヘルシングランド地方のシラフォーシュを拠点に、イエシカさんとベロニカさんという女性お二人で作っているウールです。スウェーデン国内の羊農家から直接羊毛を仕入れて、製品に至るまでのすべての工程をお二人自ら行っています。1948年から使われている機械で加工されていて、そのプロセス自体が工芸品といえます。

染めていないからこそ少しずつ違う色も混じっていて、それがまた味わい深い。触ってみるとふわふわで温かいんですよ。
その他にも、フィンランドやデンマーク産の毛糸がたくさん。色とりどりの優しい色合いの毛糸たちは、見ているだけでも心が安らぎます。そして、ここまで多くの色が揃っているお店は、最近ではほとんどないのだとか。
瀬良田さん

お客様が「もっと他にいい色があったんじゃないか……」と悲しい思いをされないように、おすすめの毛糸は全色そろえています。お客様がすごく楽しそうに色を選んでいるのを見ると、私も嬉しくなります。

たとえほんの少しの色の違いであっても、自分で選べた方がワクワクして、納得感もありますよね。
ちなみに、店内にある編み物作品はすべて瀬良田さんの手作り。独学で学んだというから驚きです。

ウールの帽子。そのままストレートに被っても、ブリムを作ってシルエットを変えても◎。

商品として売られている作品のほかに、「編み物キット」も発売されています。
瀬良田さん

お好きな色の毛糸を選んでいただいて、キットの編み方を参考にしていただければ、世界にひとつだけの自分好みの作品を編んでいただけます。

onnellinenオリジナルの「編み物キット」で作られた見本。

瀬良田さん自ら作品を作っているからこそ、作り方や毛糸の選び方まで、丁寧なアドバイスをもらうこともできます。編み物初心者にも心強いですね。

毛糸のほか、素朴ながらもなぜか目を惹かれる食器も発見! こちらは、イギリスのSue Prykeというデザイナーさんの作品です。お話を聞いてみると、既製品ではなく、瀬良田さんがオーダーして作られたものなんだとか。
「写真と実物では違うこともあるので、お店に並べる前には必ず実物を確認しています」と瀬良田さん。確認用に少量だけ輸入するコストはかかっても、お店に並べるアイテムには一切手を抜かない、瀬良田さんのこだわりの強さが感じられます。
瀬良田さん

ここでしか手に入らないもの、私にしかできないことをお届けするのが、このお店の存在意義だと思っています。今後も、その想いは大切にしていきたいですね。

毎日の生活をさらに心地よく! 一人暮らしにもぴったりのアイテムたち

瀬良田さんが世界中からこだわり抜いて集めたアイテム。その中から、毎日の生活が心地よくなるような、一人暮らしのお部屋にも取り入れやすい商品をご紹介していただきました!

使い方は自分次第! リバーシブルのブランケット

ひとつあるだけでお部屋の雰囲気をガラッと変えられるファブリック。中でもブランケットは、いろいろな使い方を楽しむことができるんですよ。たためばコンパクトで、収納場所にも困りません。

たとえばこちらのブランケットはいかが? イギリス製のウール100%で、触り心地抜群です。

リバーシブルブランケット(サイズ100×150cm) 16,500円

瀬良田さん

テーブルクロスや寝具としてはもちろん、ソファーや椅子にかければ、模様替えを楽しんでいただくこともできます。リバーシブルなので、気分に合わせて気軽に雰囲気を変えられますよ。折りたたんで、クッションシートとしてお使いいただくのもおすすめです。

手作りの温かみを感じるウールのキーリング

大切なお部屋の鍵。失くさないように、キーケースやキーリングにつけている方がほとんどのはずです。これからの寒い季節には、ウール素材のものを使ってみては?

ウールのキーリング 1,210円

小人の帽子みたいで、なんだか愛おしい。手作りの温かみも感じられます。

こちら、中に鈴が入っているタイプもあるんです。ベルのような形で、クリスマスのオーナメントにもぴったりですね!

刺繍キットで世界にひとつだけのアイテム作り

かわいいぬいぐるみやマスコットがあったら、一人のお部屋の寂しさも和らぐかも! そこでおすすめしたいのがこちら。フィンランドのデザイナーさんの作品で、完成品ではなく、刺繍キットとして売られています。

刺繍キット 4,320円~

店内に置かれているのは瀬良田さんの手作りですが、なんともいえない表情で雰囲気が和みます。
瀬良田さん

オーダーして作ってもらっているお店オリジナルのキットです。針と糸も入っていて、気軽に手作りをお楽しみいただけます。

ただし、残念ながらもう生産は終了してしまったとのこと。残り少ない貴重なキットに出会えたら、自分だけの表情づくりを楽しんでみてくださいね。

落ちを気にせず漂白できてお手入れ楽ちん♪ “真っ白”の布巾

台所や食卓で大活躍の布巾。毎日使うものだからこそ、お気に入りの布巾が見つかれば、食器拭きなどの家事がより楽しくなるかもしれません。候補として、こちらの真っ白な布巾はいかがでしょうか。

白い布巾 385円~

瀬良田さん

白い布巾は汚れてしまうのではないか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、白の方が色落ちなどを気にせず漂白できて楽なんですよ。ですが、真っ白な布巾って実はあまり売られていないんです。そのためか、お客様からもとても人気があって、ずっと変わらずに置いてあるアイテムのひとつです。

大切なものと長く一緒に暮らすこと

最後に、「できるだけ長く使えるのを選んで欲しい」と瀬良田さんは言います。
瀬良田さん

使うものすべてとはいいませんが、自分が「すごく好き」だと思えるものを、時間やお金をかけて探すことも大事だと思っています。じっくりと選んで、愛情を持って選んだものは、ずっと大切に使うはずですから。大量生産・大量消費の時代だからこそ、それってすごく素敵なことではないでしょうか。

ずっと長くそばに置いておきたいと思えるアイテムを選ぶこと。それは、サスティナブルな暮らし、大切なものに囲まれた居心地のいい暮らしにもつながるのかもしれませんね。

まとめ

瀬良田さんがこだわり抜いて選んだアイテムたち。ここでしか買えないという特別感がたまりませんでした。ただし、商品は日々入れ替わるので、次お店に来たときにはもうない可能性が高いとのこと。今回紹介したアイテムも、売り切れてしまっているかもしれません。でもそれは逆に、「訪れるたびに新しい素敵なものとの出会いがある」ともいえます。いつか「onnellinen」を訪れたとき、あなただけの素敵な出会いがありますように。

取材協力

onnellinen

onnellinen

【住所】東京都江東区白河1-1-2 1F
【TEL】03-6458-5477
【営業時間】11:00~18:00営業、日曜・月曜定休日

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※商品は数に限りあり、完売する場合もあります
※この記事は10月時点の内容です
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