2021年07月13日 更新

6畳1Kで快適に過ごすインテリアのレイアウトのコツと実例を紹介

一人暮らしの部屋ではスペースが限られていますが、広々と快適にすごしたいですよね。特に6畳1Kの空間は、ベッドやテーブルなどの家具をただ置くだけだと、ごちゃごちゃした印象になることも……。ここでは、6畳1Kでもすっきりおしゃれに見せられる家具の選び方やレイアウトの実例を紹介します!

6畳1Kのスペースでは家具を置くのが精いっぱいで、インテリアをおしゃれに見せることを諦めていませんか? そこで今回はインテリアコーディネーターのMAKOさんに、家具の選び方から部屋を広く見せるレイアウトのコツまでお聞きしました! 6畳1Kでおしゃれにしている人の実例も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

6畳の部屋を広く見せるレイアウトのコツ

スペースに余裕を感じさせるには、色使いや家具の配置がポイント。6畳の部屋をより広く見せるためのコツを紹介します。

1)淡い色を選ぶ

空間を広く見せるには面積を多く占める壁や床に、白やピンク、ベージュ、黄色、グレーなど淡い色味を使うのがおすすめ。ナチュラルな色味なら、男女問わず使いやすいですね。一方、黒や紺色など色は部屋の雰囲気を引き締めるので、視覚的に狭く感じることも。もし部屋の床や壁がもともと濃い色であれば、面積が大きいラグやカーテン、ベッドなどに淡い色を取り入れてみましょう。

また、カラフルにしすぎると室内がごちゃついてしまい、狭く見えることも。淡い色だけでなく、ほかの色も取り入れたいなら使う色を3色ほどにしぼったり、色のトーンをそろえたりするとインテリアがまとまって、広く見えますよ◎

2)高さの低い家具を選ぶ

ベッドやテレビボード、テーブルなど面積を占める家具は高さの低いものを選ぶとよいでしょう。それだけでも部屋を広々と見せられますよ!。 

高低差がある家具がちぐはぐに並んでいると見栄えが悪くなりがち。気に入った家具の高低差がある場合は、手前に大きな家具を、奥に小さな家具を置くのも効果的! 遠近法による目の錯覚を利用して部屋を広く見せるのもひとつですね。

3)家具を壁にできるだけ寄せる

壁に寄せて家具を並べると、部屋の中心にゆったりくつろげる空間を確保できるうえに生活導線も確保されます。部屋の入口の正面に窓があれば、両脇に家具を寄せて、視線が抜ける場所をつくりましょう。奥行きが出て、部屋が広く感じますよ!

4)床にできるだけ物を置かない

家具を減らすコツは、兼用可能な家具を選ぶこと。たとえば、ソファベッドでソファとベッドを兼用する、ダイニングテーブルとパソコンデスクを兼用するなど。兼用できるものはないか、家具を購入する前に検討してみませんか。

家具の選び方だけでなく、普段の整理整頓も大切です。床に物を置きっぱなしにせず、常にすっきりしている状態をキープしましょう!

5)壁を活用する

壁を収納に活用すると、床に物を置かずにすむので、部屋が広く見えて掃除も快適に。賃貸であれば、壁を傷つけないホッチキスタイプや押しピンタイプのウォールシェルフがおすすめです。
  • ウォールシェルフの種類

    ・フックを引っかけられるタイプ
    ・引き戸付きで中身を見せないタイプ
    ・コーナーシェルフ
    ラブリコやディアウォールのような突っ張りタイプ など

大きな棚を取り付けたい場合は、ドアの上や左右など、目線に入りにくい部分を選ぶと圧迫感を抑えられますよ。デザインや機能性、耐久性などを比べながらウォールシェルフを選びましょう。

部屋の形別! 6畳の部屋のレイアウト実例

奥行き感のある正方形の部屋

正方形の部屋の場合、奥行きの出し方に悩む人もいるのでは? y_room_tulipさんはサイドに家具を配置し、奥行きを出すように工夫しています。淡い色使いも部屋を広く見せるのに効果的◎ たくさんの柄物を使っていますが、上品な抑えた色でおしゃれにまとめていますね。窓側にベッドを置いてますが、採光を確保できるように、低めのベッドを採用しているところもポイント!

壁に沿ってレイアウトしている長方形の部屋

広く見せる白をメインに使った、すっきりした部屋。grb1991さんは、壁に沿って家具を並べ、床にはものをあまり置かず生活動線を確保しています。高い位置にかけられたアート作品も、目線をひきつけ奥行を感じさせているのもポイント。視点の高さがかわることで、空間にリズムが生まれます。なお、窓の前に置いているのは、スリムなテーブル。大きな家具でも存在感が出すぎない家具を選ぶことで抜け感がありますね。

コの字型インテリアのレイアウト

重く見えない「コの字型インテリア」の部屋。naa9290さんは、中央にコンパクトなミニテーブル置いていますが、ガラステーブルなので圧迫感がありません。床に家具や額縁に入った絵を置いても、色やサイズ・高さに統一感があるので、まとまっていますね。

アイデア別! 6畳の部屋のレイアウト実例

壁に小物を飾ったインテリアのお部屋

ピクチャーレールを上手に活用しているsakio_6.roomさんのお部屋。 小物や大きなアート作品などを壁に飾り、壁一面をおしゃれにコーディネートしています。ワイヤー収納で機能性を加えながらも、ファブリックポスターなどでやわらかい雰囲気に見せる工夫が素敵ですね◎。雑貨が多めですが、淡い色でまとめているため統一感があります。

レールをつけて普段使う洋服もインテリアにしたお部屋

翌日使うものをすぐ手に取れるよう、カーテンレールを賢く活用しているst_fl_06_さん。ファッションアイテムが多い人にとって、参考になりそうなインテリアですね! カーテンレールによって耐荷重性能は異なるため、バッグのような重いものを吊り下げるときは、説明書を確認しておきましょう。

ソファを置いても圧迫感のないレイアウトのお部屋

um_myroomさんの部屋は、ソファやベッドなど、家具の高さを抑えているため、圧迫感がなく部屋が広く見えます。白いインテリアの中に存在感が出てしまう黒いテレビは小さめサイズを選ぶことで、インテリアの邪魔になるのを防いでいますね。ホワイト、アイボリー、ベージュとシンプルな色使いながら、カーペットに柄物を入れたりドライフラワーを飾ったりして落ち着いたかわいさもかもし出しています♪

まずは人のレイアウトをマネしてみよう

6畳1Kの部屋でも、家具選びやレイアウトを工夫することで快適に暮らせますね。ただし、最初からいろいろな家具や小物を取り入れようとしても難しいもの。まずは、Instagramなどから好みの部屋を探し、レイアウトやコーディネートをまねしてみましょう。とりぐらでもたくさんの6畳部屋のコーディネート術を紹介しているので、見てみてくださいね♪
MAKO (株)ラフスタイル代表取締役・インテリアコーディネーター

法人、個人問わずサロン、オフィス、社員寮、ホテルなどのインテリアデザインおよびコーディネートを中心に、インテリア関連のセミナー講師や執筆活動、コンサルティング、企画、メディア協力など多方面で活動中。

https://www.laugh-style.jp/
※掲載の価格、商品スペック等は掲載時の情報です。

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とりぐら編集部 とりぐら編集部

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