2019年07月31日 更新

初一人暮らしの洗濯機選び。大きさ、機能のポイント紹介

初めての一人暮らし。掃除や洗濯、料理と、すべてやるのは自分です。一人暮らしの相棒となる家電のうち、今回は理想的な洗濯機選びについて考えてみましょう。

目次

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この記事で書いている3つのポイント

①学生の一人暮らしなら3〜4万円で買える縦型全自動洗濯機が一般的
②コスパと便利さのバランスがいい簡易乾燥機能付きがおすすめ
③コインランドリー生活は意外と安くない

縦型洗濯機とドラム式洗濯機の違いは?

縦型洗濯機とは

縦型の洗濯機は、水を溜めて勢いよく回転をすることによって、洗濯槽の壁に洗濯物をこすりつけて揉み洗いをします。泥汚れなど色のつくような汚れを得意としています。縦型洗濯機にも乾燥機能が備わっているものはありますが、水平にしか回らず、長時間使用をしているとシワになりやすいのがネックです。ただ、ドラム式洗濯機に比べ、コンパクトで価格が抑えられる傾向にあります。

ドラム式洗濯機とは

ドラム式洗濯機は、洗濯槽が回転することによって、洗濯物を上から下に落とす叩き洗いをします。縦型洗濯機より、衣類へのダメージを抑えることができます。また、ほとんどのドラム式洗濯機には乾燥機能がついており、洗濯槽の回転の高低差を利用して、シワが少ないふんわりした仕上がりになります。

縦型とドラム式どっちがいい? 一人暮らしにおすすめの洗濯機の形は?

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学生の一人暮らしなら縦型が現実的

最近では、ドラム式洗濯機を選ぶ家庭も増えています。ドラム式はクリーニング店やコインランドリーの洗濯機で使われている方式で、洗濯物への負担も使う水の量も少ないことから人気を集めています。
ただし、設計上サイズが大きくて重量も重く、洗濯量10kg以上のものが主流。値段も10万円を超えてきます。現在は7kgタイプの小さめの物も出ていますが、それでも価格は10万円前後するため、学生の一人暮らしなら3~4万円で買えてバリエーションの多い縦型洗濯機が現実的でしょう。

一人暮らしで縦型洗濯機を選ぶべき理由

縦型洗濯機はドラム式と比べてスペースを取りません。ドラム式の場合は奥行きがおよそ70cm、さらにドアの開きを考えるとおよそ40~50cmが加わり、110cm前後の奥行き+立つ分の広さが必要になります。一人暮らしの狭い脱衣所等では、置くのにかなり厳しいでしょう。同様にドラム式と比べ、軽量である点も縦型洗濯機のメリット。縦型は重くても35kg前後と、ドラム式の半分以下というものがほとんどです。

途中投入ができる点も縦型洗濯機ならではです。ドラム式も水が入る前なら可能と思われるかもしれませんが、ドラムが回る前に危険防止のためロックがかかります。つまり最初にボタンを押したら、洗濯が終わるまでノンストップになるのです。

洗い落ちの良さで二層式という選択肢も

時代を逆行しますが、二層式洗濯機という選択肢もあります。積極的に生産しているメーカーはありませんが、一回ごとにすべての水を入れ替えてしまう全自動洗濯機とは違い、最後のすすぎ水で次の洗濯ができるので節水になります。また、溶けにくい粉石鹸も、少量の水とともに先に混ぜておくことでうまく溶け、洗濯物をすっきりと洗浄できますよ。
ベランダ置きの場合、冬は水の中から洗濯物を脱水槽に移すのが冷たくて辛いかもしれませんが、汚れ落ちの良さから一部のファンに根強い人気があります。

一人暮らしで選ぶべき洗濯機のサイズ

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一般的なのは5~7kgサイズ

一人暮らしをしている人たちはどんな洗濯機を選んでいるのでしょうか。各メーカーの縦型全自動洗濯機を見ると、5kg前後、7〜8kg前後の2つのサイズに製品が集中しています。一般的に一人暮らし向けの洗濯機としては、5~7kgサイズの全自動洗濯機を選ぶ人が多いようです。

5kgサイズで一度に洗える量

5kg前後だと3〜4万円くらいの価格帯で、ボディ幅は500〜520mm程度。洗濯機に書いてある5kgというサイズは、乾いている状態の洗濯物を何kgまで入れられるかという目安のサイズです。

重さ200g程度のバスタオルなら、理論上でいうと25枚が一度に洗えることになります。
ただ、現実的にはお風呂の後の身体を拭いて水分を含んだ状態のバスタオルや、そのほかの衣類の大きさ等も考えると、そこまで多く洗うことはできません。詰め込みすぎると洗濯機の騒音や故障につながるため、必ず余裕を持って入れましょう。

大きさ以外は何が違う? 気にしておきたい製品ごとの特長

全自動洗濯機を選ぶ場合、サイズや容量以外にどのような違いがあるのでしょうか?
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基本はステンレスを選ぼう

まず洗濯槽の素材がステンレスのものと、プラスチック樹脂のものがあります。主流となっているステンレス槽は洗濯物による傷がつきにくく、汚れがつきにくいため、カビの繁殖もしにくいという点がメリットです。
現在はほとんど値段も変わらずステンレスのものを選べますので、何か特別な事情がない限りはプラスチックのものは避けた方が良いでしょう。

あると便利な洗濯予約機能

洗濯予約機能が付いていると、日中家にいない場合でもタイマー予約して出かけられます。
例えば、家を出る前に7時間後にセットします。そうすれば、7時間して帰る時にはちょうど洗濯が終わって脱水まで済んだ状態になっているので、あとは干すだけ。便利ですね。

インバーターのアリナシで年間の費用に大きな差が

インバーターとはモーターの回転数を調整してくれる装置のこと。同じ全自動洗濯機でも、インバーター付きとノンインバーターの物があります。
一人暮らしで2日に1回ほど洗濯機を使用すると仮定した場合、インバーターの有無で年間の電気代が2,000~3,000円程度変わります。本体価格は若干割高になりますが 、長い目で見るとそちらの方がお得と言えるでしょう。

乾燥機能は必須? 値段と生活スタイルで検討しよう

洗濯物を干すのが面倒な人には、乾いた状態で仕上がって、取り出してすぐに着られる乾燥機付き洗濯機はとっても便利に感じるはずです。
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乾燥機能付きならドラム式が良いけれど……

乾燥機能を重視するなら、乾燥時間が短くふんわりとした仕上がりになるドラム式を選びたいですが、前述の通りドラム式は高価なので、多くの人は縦型洗濯機で乾燥機能をつけるか考えることでしょう。

悩むのは縦型洗濯機に乾燥機能を付けるかどうか

ドラム式と違い、乾燥機能付きの縦型洗濯機は5kgサイズからあり、料金も5万円程度で手に入るものもあります。
ただし5kgサイズであっても、乾燥までする場合は3.5kgまで、時間も4時間ほどかかります。乾燥方法も縦型の洗濯槽にヒーター温風をかける物がほとんどで、下に押し付けられながらの乾燥になるので、ふんわり感はドラム式と比べて少なめでシワも付きやすいです。

そのため、インナーやしわが気にならないものへの使用や、干す時間があまりないときの補助乾燥程度の位置づけと考えて、自分に必要かどうか検討しましょう。

一人暮らしにおすすめは簡易乾燥機能付き

値段と機能にそこまでメリットを感じられない人には、簡易乾燥機能が付いたものが比較的廉価でおすすめです。取り出してすぐに着られるほどには乾燥しませんが、ある程度乾燥しているので、部屋干しでも早く乾いて便利ですよ。

【2019年度版】一人暮らしにおすすめの洗濯機メーカー

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東芝

一人暮らし用の洗濯機で非常にレベルが高い東芝。一人暮らしをする際、マンションやアパートに入って生活をするときに一番気にしなければならないのが騒音です。洗濯機の音の中でも、特に脱水などは周りに響きやすく、隣人とのトラブルになることもあります。東芝の洗濯機は運転音を抑えた設計になっているので、騒音トラブルになるのを避けることができます。

代表機種:AW-7G6

パナソニック

汚れ落ちの良さや運転音の静かさ、脱水の早さなど、さまざまな面でバランスの取れたパナソニック。汚れを浮かせて落とす泡洗浄や柔軟剤の香りを際立たせる香り付けのコースが用意されていたりと、一人暮らしに必要な清潔感を演出してくれる機能がバッチリ。デザインもコンパクトなので、狭い場所にも入りやすいのがポイントです。

代表機種:NA-FA70H6

シャープ

節水効果が高いシャープ。最大の特徴は、なんといっても穴無し槽。穴を無くしたことにより、余計な部分にまで水を溜める必要がなく節水効果が非常に高いことが特徴です。また、槽の裏側に水分が付着することも少ないため、長期間洗濯槽のカビを気にすることなく洗濯をすることができます。大量の水を使う洗濯機で、しっかり節水できるのはありがたいですよね。

代表機種:ES-GE7C

一人暮らしの人に人気! 一人暮らしにおすすめの洗濯機

Hisense  全自動洗濯機 HW-DG75A・・・¥44,670~(2019年2月13日現在)



なかなか洗濯する時間が取れそうにない場合は、いっぺんに多くの量の洗濯ができてお手頃価格なのがうれしい製品です。

自分だけの洗濯コース/見やすいデジタル表示/インバーター制御付き/乾燥機能なし
※インバーター搭載モデルは洗濯槽の動きをコントロールできるため、静音、節水、節電につながります。

BESTEK 全自動洗濯機 BTWA01・・・¥22,800~(2019年2月13日現在)



幅450×奥行470×高さ790mmのコンパクトサイズです。部屋に洗濯機置き場がないという方やこまめに洗濯ができる人にはおすすめです。

コンパクト設計/抗菌パルセーター/乾燥機能なし

アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T502EN 5kg・・・¥22,800~(2019年2月13日現在)



簡易乾燥機能付きの縦型洗濯機。手が届きやすい価格なだけでなく、機能も最低限備わっています。

豊富な洗濯コース/見やすいデジタル表示/乾燥機能あり

洗濯機をバルコニーに置く人は、洗濯機カバーの利用がおすすめ

築年数の古いマンションやアパートの場合、バルコニーやベランダに洗濯機を設置するスペースがある物件があります。その際は、防犯や洗濯機を汚さないためにも、洗濯機カバーを使用するようにしましょう。ここでは、おすすめの洗濯機カバーをご紹介します。

Mr.You



生地が厚手なので、防水効果が高く、日焼けにも強い洗濯機カバーです。寒い時期でも、全方位をしっかりと包み込んで洗濯機を守ります。使用時にフタが開けやすいのもポイントです。

QD-BYM



洗濯機をベランダやバルコニーに設置すると、外からも洗濯機が見える状態になります。せっかくであれば、洗濯機カバーのデザインにもこだわりたいですよね。こちらの洗濯機カバーは、北欧風でおしゃれなデザイン。前面のポケットには、タオルや洗濯バサミなど、小物を入れておくこともできます。

カバー専門家



オックスフォード生地を採用し、耐用年数が3年以上といわれています。フタの開閉もジッパーで簡単! マジックテープと違、強風でめくれ上がる心配もありません。背面は開放されており、放熱問題もしっかりとクリアしています。バリエーション豊富なサイズ展開で、どんな洗濯機にも合わせやすいのが特徴です。

洗濯機を買わないのはアリ? 住環境から考えるコインランドリー生活

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手軽で便利なコインランドリー

洗濯機の利用頻度が少なく、洗濯機を買う費用が気になる人は、コインランドリーだけで済ませることを考えるかもしれませんね。
コインランドリーならば「洗う」「干す」の手間がかからず、一気にまとめて洗濯乾燥が可能です。しかもコインランドリーの乾燥機は80〜120度まで温度が上がるため、ダニやカビなどの心配もありません。

コインランドリー生活のデメリット

コインランドリーの乾燥機は非常に高温になるため、傷みやすいデリケートな生地の物に関しては、何度も使っていると傷んだり変色したりすることもあります。
加えて、お気に入りの服をまたすぐに着たいときに、洗濯物が溜まっていないからコインランドリーに行くのがもったいないなんてことも起こりそうですね。

コインランドリーは本当にお得なの?

コインランドリーの料金はと言うと、9kgの洗濯機を1回利用するのが400円ほど。14kgの乾燥機を10分利用するのに100円ほどで1回の洗濯乾燥に合計500円程度(地域やお店による違いあり)かかります。

一人暮らしで出る洗濯物を1日1kgだと想定すると、およそ9日分の洗濯物が一気に洗えます。9日分の洗濯物を家に溜めておくのがどうか……という疑問はありますが、洗濯にかかる時間と労力を大幅に節約できるのもコインランドリーの良さです。
▼コインランドリー生活の実体験記事をチェック
一人暮らしに洗濯機はいらない? コインランドリー生活と比較してみた

特別な事情がなければ洗濯機は買おう

上の金額感で9日に1回洗濯したとすると、1年間でかかる費用は約2万円。
2万円程度で買える洗濯機もあるので、未来の引越しを想定してモノを持ちたくない人や、とにかく初期費用を抑えて一人暮らしを始めたい人以外は、洗濯機は最初に買っておいたほうが良いでしょう。

まとめ

洗いざらしのタオルで顔やカラダを拭く気持ち良さや、洗いたての服に袖をとおすときの爽やかな感覚。清潔に暮らすためにも洗濯は欠かせないものですね。
数多くの洗濯機がありますが、一人暮らしだと部屋の広さや予算の関係で選べるものはおのずと決まってきます。ライフスタイルや何に使う時間を大事にするかは人それぞれ。自分の好みや負担になりすぎない家事のラインを考えて、生活に合った洗濯機を選べると良いですね。
監修:現役家電販売員たろっさ
プロの家電販売員 兼 家電ライター、家電アドバイザー。ゲームと妻と温泉巡りが大好きな 33歳。20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店を経験し、家電の世界へ飛び込む。 元から接客と家電に興味があり、昔からの趣味だったPCの知識を活かしながら勉強の日々を過ごし、2年で年商2億円を突破。5年目で3億円を経験し、「法人ナンバーワン販売員」として表彰を経験。

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