目次
- 一人暮らし用洗濯機の選び方
- 【タイプで選ぶ】「縦型洗濯機」「ドラム式」の違いは?
- 【サイズで選ぶ】一人暮らしは5~7kg程度がおすすめ
- 【機能で選ぶ】「ステンレス製」「乾燥機能」「消音機能」「インバーター搭載」どれにする?
- 【2022年度版】一人暮らしにおすすめの洗濯機メーカー
- 低振動、低騒音が嬉しい「東芝」
- ユーザー目線の使いやすさがメリットな「パナソニック」
- 節水効果が高くカビが生えづらい「シャープ」
- こちらもおすすめ! 一人暮らしに人気の洗濯機
- Hisense 全自動洗濯機 HW-DG75A・・・¥38,182~(2021年2月18日現在)
- BESTEK 全自動洗濯機 BTWA01・・・¥18,800~(2021年2月18日現在)
- アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T502EN 5kg・・・¥19,800~(2021年2月18日現在)
- ツインバード工業 全自動洗濯機 WM-EC70W 7.0kg・・・¥35,800~(2021年2月18日現在)
- 洗濯機は必要? コインランドリーと比較!
- まとめ
一人暮らし用洗濯機の選び方
【タイプで選ぶ】「縦型洗濯機」「ドラム式」の違いは?
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縦型洗濯機
「縦型の洗濯機」は、水を溜めて勢いよく回転させることによって、洗濯槽の壁に洗濯物をこすりつけて揉み洗いをします。そのため、泥汚れなど色のつくような汚れを得意としています。
「縦型洗濯機」であれば洗浄力や大きさに合わせてピンからキリまでの種類があり、予算に合わせて選びやすいのが特徴です。しかし、乾燥機能が付いていないため、洗濯をしたら干さなければならないのがデメリット。 -
縦型洗濯乾燥機
「縦型洗濯乾燥機」は縦型式の洗濯機に乾燥機がついたもの。ドラム式洗濯機より本体価格が抑えられている上に場所も取らないために設置スペースや予算が限られている一人暮らしと相性は良いです。しかし、乾燥はヒーターを使用するので毎回使用すると電気代や衣類へのダメージが気になります。また、水平にしか回らず、長時間使用をしているとシワになりやすいのがネックです。
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ドラム式洗濯機
「ドラム式洗濯機」は、洗濯槽が回転することによって、洗濯物を上から下に落とす叩き洗いをします。縦型洗濯機より、衣類へのダメージを抑えることができます。また、ほとんどのドラム式洗濯機には乾燥機能がついており、洗濯槽の回転の高低差を利用して、シワが少ないふんわりした仕上がりになります。
「ドラム式洗濯機」は節水性が高く、乾燥まで一気にできるためなにかと忙しい一人暮らしの家事の手間を減らしてくれるすぐれものです。デメリットは本体の価格が高いこととサイズが大きいこと。他にも搬入経路の余裕が必要なのが一人暮らしにはネックになっています。
一人暮らしにはサイズと価格で縦型が現実的
ドラム式は設計上サイズが大きくて重量も重く、洗濯量10kg以上のものが主流。値段も10万円を超えてきます。現在は7kgタイプの小さめの物も出ていますが、それでも価格は10万円前後するため、10~20代の一人暮らしなら3~4万円で買えてバリエーションの多い縦型洗濯機が現実的でしょう。
【サイズで選ぶ】一人暮らしは5~7kg程度がおすすめ
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5kgサイズで一度に洗える量
洗濯機に書いてある5kgというサイズは、乾いている状態の洗濯物を何kgまで入れられるかという目安のサイズです。
つまり重さ200g程度のバスタオルなら、理論上でいうと25枚が一度に洗えることになります。
ただ、現実的にはお風呂の後の身体を拭いて水分を含んだ状態のバスタオルや、そのほかの衣類の大きさ等も考えると、そこまで多く洗うことはできません。詰め込みすぎると洗濯機の騒音や故障につながるため、必ず余裕を持って入れましょう。
【機能で選ぶ】「ステンレス製」「乾燥機能」「消音機能」「インバーター搭載」どれにする?
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洗濯槽はステンレス
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インバーター搭載
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静音機能
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自動洗浄
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洗濯予約機能
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乾燥機能付き
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洗濯槽はステンレスをセレクト
まず洗濯槽の素材がステンレスのものと、プラスチック樹脂のものがあります。主流となっているステンレス槽は洗濯物による傷がつきにくく、汚れがつきにくいため、カビの繁殖もしにくいという点がメリットです。
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インバーターの有無で年間の費用に差が
インバーターとはモーターの回転数を調整してくれる装置のこと。同じ全自動洗濯機でも、インバーター付きとノンインバーターの物があります。
一人暮らしで2日に1回ほど洗濯機を使用すると仮定した場合、インバーターの有無で年間の電気代が2,000~3,000円程度変わります。本体価格は若干割高になりますが 、長い目で見るとそちらの方がお得と言えるでしょう。
また、静音性が高いのも特徴です。 -
静音機能もチェック
静音機能は一人暮らしでは非常に重要な機能です。一人暮らしはアパートやマンションなどの集合住宅の場合が多く、隣人の生活音というのはとても気になるもの。場合によっては早朝や深夜などに洗濯機を回さないといけなくなる場合もあります。そういった際に周りとの無駄なトラブルを避けるためにも静音機能はマストな機能と言えるでしょう。
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自動洗浄は洗濯機を清潔に保ってくれる
洗濯予約機能が付いていると、日中家にいない場合でもタイマー予約して出かけられます。
例えば、家を出る前に7時間後にセットします。そうすれば、7時間して帰る時にはちょうど洗濯が終わって脱水まで済んだ状態になっているので、あとは干すだけ。便利ですね。 -
乾燥機能付きならドラム式がおすすめ
乾燥機能を重視するなら、乾燥時間が短くふんわりとした仕上がりになるドラム式を選びたいところ。しかし、ドラム式は高価なので、多くの人は縦型洗濯機で乾燥機能をつけるか考えることでしょう。
ただし5kgサイズであっても、乾燥までする場合は3.5kgまで、時間も4時間ほどかかります。乾燥方法も縦型の洗濯槽にヒーター温風をかける物がほとんどで、下に押し付けられながらの乾燥になるので、ふんわり感はドラム式と比べて少なめでシワも付きやすいです。
干す時間があまりないときの補助乾燥程度の位置づけと考えて、自分に必要かどうか検討しましょう。
【2022年度版】一人暮らしにおすすめの洗濯機メーカー
低振動、低騒音が嬉しい「東芝」
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代表機種:AW-7G9
商品スペック
タイプ:ステンレス槽(スタークリスタルドラム)
洗濯・脱水容量:7kg
洗浄機能:浸透パワフル洗浄、つけおき1時間コース
運転音:洗い 約35dB、脱水 約43dB
乾燥機能:風乾燥(ヒーターレス)1.3kg(化繊混紡)
予約機能:6・9時間後設定
ユーザー目線の使いやすさがメリットな「パナソニック」
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代表機種:NA-FA70H8
商品スペック
タイプ:ステンレス槽
洗濯・脱水容量:7kg
洗浄機能:泡洗浄
運転音:洗い 約32dB、脱水 約39dB
乾燥機能:送風乾燥(化繊2kg)
予約機能:1時間単位
節水効果が高くカビが生えづらい「シャープ」
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代表機種:ES-GE7E
商品スペック
タイプ:ステンレス穴なし槽
洗濯・脱水容量:7kg
洗浄機能:高濃度洗浄、ドルフィンパルAg+
運転音:洗い 約42dB、脱水 約47dB
乾燥機能:風乾燥(化繊1kg)
予約機能:1~24時間後設定
こちらもおすすめ! 一人暮らしに人気の洗濯機
Hisense 全自動洗濯機 HW-DG75A・・・¥38,182~(2021年2月18日現在)
商品スペック
タイプ:洗濯板式のステンレス槽
洗濯・脱水容量:7.5kg
洗浄機能:自分だけの選択コース(洗い、すすぎ、脱水、風乾燥、それぞれの運転時間を個別で設定可能)
運転音:洗い 約41dB、脱水 約47dB
乾燥機能:1.5kg(ドライ)、2kg(化繊)
予約機能:1~24時間(1時間単位)
BESTEK 全自動洗濯機 BTWA01・・・¥18,800~(2021年2月18日現在)
また、回転するパルセーターが作り出すらせん状の水流は、容量が小さいほどより強くなるので、小型ならではの強力な水流で汚れをしっかり落とします◎
商品スペック
タイプ:ステンレス槽・抗菌パルセーター
洗濯・脱水容量:3.8kg
洗浄機能:6段階水位切替可能
その他特徴:お急ぎコースを選択すれば、洗濯時間は約13分まで短縮可能
アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T502EN 5kg・・・¥19,800~(2021年2月18日現在)
商品スペック
タイプ:ステンレス槽
洗濯・脱水容量:5kg
洗浄機能:槽洗浄コース
運転音:洗い 約36dB、脱水 約51dB
予約機能:1~24時間(1時間単位)
ツインバード工業 全自動洗濯機 WM-EC70W 7.0kg・・・¥35,800~(2021年2月18日現在)
商品スペック
タイプ:凹凸のないフラットトップ
洗濯・脱水容量:7kg
運転音:約43dB
予約機能:1~24時間(1時間単位)
その他特徴:快速モード(スタートから洗濯まで約10分で完了)
洗濯機は必要? コインランドリーと比較!
また、コインランドリーは1回の使用料金は300円~500円程度です。こちらを前提に1年間で料金の比較をしてみました。
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洗濯機
50,000円(洗濯機)+2,880円(1年間の電気・水道代)=52,880円
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コインランドリー
400円✕8回(1カ月)×12=38,400円(1回400円週2回使用した場合)
また、日々洗濯物を運ぶコストなどを考えても一人暮らしには洗濯機がある方がよいと言えるでしょう。
まとめ
数多くの洗濯機がありますが、一人暮らしだと部屋の広さや予算の関係で選べるものはおのずと決まってきます。ライフスタイルや何に使う時間を大事にするかは人それぞれ。自分の好みや負担になりすぎない家事のラインを考えて、生活に合った洗濯機を選べるといいですね。