一人暮らしを始めるにあたって、必要だと考えられるもののひとつであるテレビ。人によってはテレビがない毎日なんて考えられないくらいのテレビ好きの人もいるでしょう。大学生になって初めて家電をそろえていくという場合、正直どうやって選んだらいいのかわからないものがたくさんありますよね。今回の記事では、サイズのことや機能のことなどテレビ選びの参考になる情報をお届けします。買った後で、「他の機種にはそんな機能あったの!?」とならないよう、自分の”好き・したい”にピッタリなテレビをセレクトしましょう。
この記事で書いている3つのポイント
②暮らしの好みによっては外せないテレビの機能がある
③インターネットで代替できることもあるが、テレビもあるのがおすすめ
一人暮らしで選ぶべきテレビのサイズ
テレビの〇〇型ってどのくらいの大きさ?
テレビのサイズを表している、24型や32型などというのは、型=インチと考えて問題ありません。テレビ画面の対角線の長さを表しており、よくあるテレビサイズの24型なら対角線の長さが約60.96cm、32インチだと81.28cmとなります。
これだけだと実際のテレビサイズがわかりにくいかと思いますので、それぞれの縦横の長さをまとめておきます。
24型テレビの大きさ
幅・・・約53cm
高さ・・・約30cm
視聴距離・・・約90cm
32型テレビの大きさ
幅・・・約71cm
高さ・・・約40cm
視聴距離・・・約120cm
テレビ選びは部屋に置いたときの視聴距離が大事
テレビのサイズを考える場合、部屋の大きさを図っておき、くつろぐ場所からテレビを置く場所までの距離を考えて選ぶと良いでしょう。ちなみに、解像度の高い4Kテレビの場合、画面の高さの1.5倍程度でも粗く見えないとされています。予算が許すのであれば4Kテレビを検討してみてもよいかもしれません。
一人暮らしで良く選ばれるテレビのサイズ
家事などをしながらテレビを見たい場合や、他の場所に座ったり寝転がったりして視聴することも想定される場合はどのくらい離れると画面が見えづらくなるかも確認してから購入することをおすすめします。
大きさ以外は何が違う?製品ごとのこだわりポイント
うっかりすると機能足らずでその後の生活に不便を感じることもあるので、何ができるのか、ほかとどう違うのかは売り場でしっかり確認しておきましょう。
チューナー数
チューナー数2本のものであれば、今見ている番組とは別に裏番組の録画が可能ということです。これが3本であればダブル録画ができます。
その反面、1本しかチューナーが無いものは裏番組の録画ができません。今見ている番組を録画する、もしくは電源を切っている間に1つの番組を録画することしかできないので注意してください。
2画面表示
ただ、2番組を同時に見たい場合は、チューナー数が2本以上必要なので忘れずに確認しておきましょう。
ゲームモード
格闘ゲームやアクションゲームでよく遊ぶ人は、これがあるとプレイ難易度が少し下がるかもしれません。
スマートテレビ
スマートテレビがどういうものかはきちんと定まっていませんが、テレビ番組の表示だけでなく、テレビ単体でインターネットに接続でき、YouTubeやネット動画を見ることができたり、ほかの家電と連携した情報をテレビ画面に映すことなどができるようになります。
ネット動画をよく見るけれど、パソコンは買う予定がないor予算オーバーという人などは、スマートテレビがおすすめです。
4Kテレビ
今では40インチから4K対応のものが発売されています。
2018年の12月1日からはBSで4K放送が始まるほか、2020年のオリンピックも4Kでの中継が予定されています。現在は価格もそこまで変わらないものが増えてきていますので、せっかく買うなら4K対応テレビも良いですね。
有機EL
しかし有機ELは自分が光を放つので、夜景の星空といったシーンでも不自然さが少なく、クッキリした映像になります。さらに、パネル以外の大部分が必要なくなるため、非常に薄く軽くなっているのも大きな特徴です。
ただし、まだ値段は高く、サイズの大きいものが多くなっています。映像に特にこだわりのある人が選ぶテレビだと言えるでしょう。
テレビを買わないのはアリ?テレビがなくてもいい理由
インターネットでテレビの代替可能
テレビで放映されているドラマやバラエティ番組も、すぐにインターネットで動画配信されるケースが増えました。そのため、ますますテレビを買う必要性は感じなくなりつつあります。
大きな画面でゲームがしたい、動画を見たいというだけなら、パソコン用に販売されているディスプレイのほうが安く購入できます。
それでもテレビを買うべき理由
インターネットと連携してきたとはいえ、テレビでしか配信されていない番組がほとんどということや、アクセス制限や通信制限と無縁なこともあり、いつでも快適に番組が楽しめるのもテレビのメリットです。
災害時にはアクセスが殺到してインターネットにつながりにくくなることもあり、災害時の備えのひとつとしてテレビを用意しておくのもいいでしょう。
まとめ
どうしても必要かどうか悩んでいる人は、新生活をスタートしてみてから購入を考えるのでも良いかもしれません。