14Tポイントが貯まる、使える!詳しくはコチラ

【奨学金のトリセツ】そもそも大学の奨学金とはどんな制度? 種類や返済方法など必ず知っておきたい奨学金のハナシ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

奨学金

お気に入りに登録

【奨学金のトリセツ】そもそも大学の奨学金とはどんな制度? 種類や返済方法など必ず知っておきたい奨学金のハナシ

国会で取り上げられたり、何かと耳にする機会が増えた「奨学金」。読者のみなさんの中にも、現在大学の奨学金制度を利用している人や、これから利用することを考えている人がいるのではないでしょうか。しかし、利用したいと思っていても、意外とどうやって借りればいいのか、返済はどのようなプロセスなのか知らない人も多くいるでしょう。そこで今回は、奨学金にどんな種類があるのか、また借り方や返し方などを「奨学金のトリセツ」としてまとめてみました。

目次           

1. 奨学金とはどんな制度? 制度の概要を知ろう!
2. 奨学金ってどんな種類があるの?
3. 奨学金の申し込みは学校を通じて行うので意外とカンタン!
4. シミュレーションしておくと便利! 奨学金の返し方!
5. まとめ

奨学金とはどんな制度? 制度の概要を知ろう! 

「奨学金」とは、学業が優秀な学生に対して「金銭の給付や貸与」を行う制度のことです。つまり「成績優秀だけどお金がないから大学に行きたくても行けない」という人に、お金の援助をして大学に行けるようにしてあげる、というものです。

日本では古くから導入されており、廃藩置県前の1870年(明治3年)には、各藩が優秀な若者に学資金の援助をし、東京の学校に通わせる制度がありました。1943年(昭和18年)には『大日本育英会』がつくられ、修学が困難な成績優秀の学生に対して奨学金の貸与が開始されます。この大日本育英会は、現在多くの学生に奨学金の貸与を行っている『独立行政法人 日本学生支援機構』(以下、JASSO)の基になった機関の一つです。

奨学金ってどんな種類があるの?

【奨学金のトリセツ】そもそも大学の奨学金とはどんな制度? 種類や返済方法など必ず知っておきたい奨学金のハナシ

大学に進学する際、奨学金を利用したいと思っているのならば、まずどんな種類があるのか知っておきましょう。奨学金は、返済する必要がある貸与型と、返済する必要のない給付型の大きく2つに分けられます。また、貸与型は利息付きと無利息のものがあります。それぞれの特徴をまとめてみました。

●貸与型の奨学金の特徴とは
・返済する必要がある
・利息付きのものと無利息のものがある
・高額な支給金額のものもある

●給付型の奨学金の特徴とは
・返済する必要がない
・貸与型と比べ支給金額が安い
無利息のものと利息付きに分けられる貸与型ですが、JASSOの貸与型奨学金の場合は無利息のものが「第一種奨学金」、そして利息付きのものが「第二種奨学金」となっています。この二つについても特徴をまとめてみました。

●JASSOの第一種奨学金の特徴とは
・無利息
・採用となる成績の基準が厳しい
・金額は約3-7万円(国立か私立か、また自宅通いか下宿通いかで異なる)

●JASSOの第二種奨学金の特徴とは
・利息付き、ただし在学中は無利子
・第一種と比べると採用となる成績の基準が緩やか
・金額は3万、5万、8万、10万、12万円の中から選ぶ形(医学系学部の場合増額が可能)

次に返済する必要のない「給付型」は、各大学や自治体、一部の民間団体が成績優秀な学生に対して行っています。政府・与党が導入を検討している奨学金も、この給付型に当たります。※JASSOでは海外留学奨学金のみ給付型を導入しています。
給付型の例としては、東京大学では「東京大学さつき会奨学金」という毎月3万円(年額36万円)を支給されるものが導入されています。また、早稲田大学の「めざせ! 都の西北奨学金」は、「春学期分授業料を免除する」(4年間継続)という珍しい形の給付型奨学金となっています。こうした複数ある中から、自分に合った金額の奨学金を選び申し込むことになります。

奨学金の申し込みは学校を通じて行うので意外とカンタン!

大学の奨学金を利用したい場合は申し込む必要があります。申し込み方法は団体によって異なりますが、ここではJASSOの奨学金の申し込み方法を例に挙げてみます。

奨学金の申し込みは、学校を通じて申し込むパターンと、JASSOに直接申し込む2パターンがありますが、高校生の場合は学校を通じて申し込む「予約採用」と呼ばれる方法が一般的。まずは学校で説明会に参加し、募集要項や採用基準などを確認します。学校によって「募集時期」が決められているので逃してしまわないよう注意が必要です。
採用基準は学力面と家計面で設けられており、学力基準は第一種が「学習成績の平均が5段階評価で3.5以上」、第二種が「当該学校における平均水準以上」となっており、第二種の方が基準としては緩やかになっています。家計面では、3人世帯の場合に第一種が年収657万円以下、第二種が年収1,009万円以下(共に給与所得者の場合)という基準が設けられています。申し込む前に、この基準を満たしているかどうか確認しましょう。

基準を満たしている場合は、学校を通じて申込書を提出します。その後JASSOで選考が行われ「採用候補者」が決まります。その後、採用候補者は「進学届」を進学する学校に提出し、本採用となります。そして「返還誓約書」を提出することで、奨学金が振り込まれるようになります。ここまでが申し込みから奨学金が振り込まれるまでの流れになります。ややこしいように思えますが、基準さえ満たしていれば基本的に学校を通じてのやりとりになるので、難しいことはありません。

シミュレーションしておくと便利! 奨学金の返済方法!

【奨学金のトリセツ】そもそも大学の奨学金とはどんな制度? 種類や返済方法など必ず知っておきたい奨学金のハナシ

大学を卒業し、奨学金の貸与が終わったら次は返済です。返済は月賦返還と月賦・半年賦併用返還の2つがあり、前者は毎月引き落とし、後者は毎月引き落としに加え、半年ごとの引き落としも行われます。
返還額は貸与金額や期間、また貸与利率によって異なりますが、例えば第二種奨学金で毎月5万円の貸与を受けていた場合、貸与利率3.0%なら月賦返還額は1万6,769円になり、それを15年間で返済する形になります。JASSOのHPで返還シミュレーションができるので、申し込む前にシミュレーションしてみるのもいいでしょう。

独立行政法人 日本学生支援機構 奨学金貸与・返還シミュレーション

また在学中に「返還のてびき」というガイドブックや「貸与奨学金返還確認票」が送られてきます。「返還説明会」も行われるので、必ず参加するといいでしょう。
もし返済が困難になった場合は、「奨学金返還期限猶予願」を提出しましょう。これを提出することで、返済を一時的に止めることができます。

まとめ            

大学の奨学金の概要や種類、また申し込みから返還までの流れをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。一定の基準さえ満たしていれば、奨学金を受けることは難しいことではありません。ただし、卒業後に返還が難しくならないように、事前にしっかりとシミュレーションをしておくことが大事です。これから奨学金を利用したいという人は、大学の奨学金がどういうものなのかしっかりと学んでおくといいでしょう。

参考:「 独立行政法人 日本学生支援機構
(中田ボンベ@dcp)

▼こちらもチェック!
学生生活のトリセツ 一覧


【奨学金のトリセツ】そもそも大学の奨学金とはどんな制度? 種類や返済方法など必ず知っておきたい奨学金のハナシ

関連記事

合わせて読みたい

おすすめの記事

マイニュースを設定すれば、
気になる学校周辺のローカルな話題が見つかります!

設定はこちら


今日の学年別おすすめニュース

会員登録いただくとおすすめニュースをご覧いただけます。