【奨学金を活用したいけど…】はじめての「奨学金おどおど」を解決 #あつまれ!_おどおど学生。

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学生の皆さんの中には学資を確保するのに苦労している人も多いかもしれません。学びたい意欲があって、優れた学力があるのにお金がないために学ぶことができない、というのは困ったことです。そんな人のために「奨学金」という制度があります。

日本で最も多くの人に奨学金を提供しているのが『独立行政法人 日本学生支援機構』(JASSO、以下JASSOと表記)です。今回は、『JASSO』に取材し、奨学金の基礎知識についてご紹介します。

奨学金には「給付」と「貸与」がある!

『JASSO』によれば、奨学金には大きく分けて「給付奨学金」と「貸与奨学金」の2種類があります。

1.給付奨学金
国が所定の条件を確認した大学に在学する特に優れた学生で、経済的理由により極めて修学に困難がある者に対して支給する学資。

2.貸与奨学金
優れた学生であるが経済的理由により修学に困難がある者に対して貸与する学資。

1の「給付奨学金」は「給付」ですので原則として返済する必要はありません。

給付型奨学金の支給額は?

給付型奨学金で給付される金額(月額)は以下のとおりです。

大学・短期大学・専門学校
・国公立
⇒自宅から通学する場合
2万9,200円(3万3,000円)

⇒自宅外から通学する場合
6万6,700円

・私立
⇒自宅から通学する場合
3万8,300円(4万2,500円)

⇒自宅外から通学する場合
7万5,800円

※上掲は住民税非課税世帯〈第I区分〉の場合。住民税非課税世帯に準ずる世帯〈第II・III区分〉の学生は、〈第I区分〉の学生の3分の2または3分の1の支給額となります。( )内の金額は生活保護世帯で自宅から通学する人および児童養護施設などから通学する人の場合です。

※より詳細なデータは以下のURLにアクセスしてください。
⇒参照・引用元:『JASSO』「【大学生等対象】リーフレット」
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/kyufu/index.html

「貸与奨学金」には「無利子」と「有利子」がある!

一方の「貸与奨学金」は、貸与が終了したら社会人として働き、借りた奨学金を返済しなければなりません。

また、「貸与奨学金」には、

・第一種奨学金:無利子
・第二種奨学金:有利子

の2種類があります。

「第一種奨学金」で貸与される金額は?

「第一種奨学金」の方は無利子ですので、借りた金額すなわち元本を返済するだけで済みます。例えば300万円借りたら、返済するのも300万円です。

「第一種奨学金」は、大学、短期大学、大学院、高等専門学校、専修学校(専門課程) の学生を対象として貸与され、貸与可能な金額(月額)は、入学年度によって異なります。

例えば、平成30年度以降に入学した場合は以下になります。

1.大学
・国公立
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万5,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万1,000円(※)

・私立
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万4,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万円、6万4,000円(※)

2.短期大学
・国公立
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万5,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万1,000円(※)

・私立
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万3,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万円、6万円(※)

3.大学院
・修士課程相当
5万円、8万8,000円

・博士課程相当
8万円、12万2,000円

4.高等専門学校
・国公立 本科1~3年生
⇒自宅から通学する場合
1万円、2万1,000円

⇒自宅外から通学する場合
1万円、2万2,500円

・国公立 本科4・5年生、専攻科
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万5,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万1,000円(※)

・私立 本科1~3年生
⇒自宅から通学する場合
1万円、3万2,000円

⇒自宅外から通学する場合
1万円、3万5,000円

・私立 本科4・5年生、専攻科
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万3,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万円、6万円(※)

5.専修学校(専門課程)
・国公立
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万5,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万1,000円(※)

・私立
⇒自宅から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万3,000円(※)

⇒自宅外から通学する場合
2万円、3万円、4万円、5万円、6万円(※)

(※)各最高月額は、第一種奨学金、第二種奨学金の併用貸与の家計基準に該当する場合のみ利用できます。

貸与される金額のより詳細な情報は以下の『JASSO』のページを参照してください。

⇒参照・引用元:『JASSO』「第一種奨学金の貸与月額」
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/taiyo_1shu/kingaku/index.html

「第二種奨学金」で貸与される金額は?

「第二種奨学金」は、有利子ですから、元本に利子を付けて返済しなければなりません。また、「第二種奨学金」では申し込みの際に、利率を「固定方式」か「見直し方式」か選択します。

・利率固定方式
貸与終了時に決定した利率が、返還完了まで適用されます。

・利率見直し方式
貸与終了時に決定した利率を、おおむね5年ごとに見直します。将来、市場金利が変動した場合は、それに伴い利率も変わります。

第二種奨学金で貸与可能な金額(月額)は以下になります。

1.大学
月額2万円~12万円(1万円刻み)
※1私立大学の医・歯学の課程の場合、12万円に4万円の増額が可能
※2私立大学の薬・獣医学の課程の場合、12万円に2万円の増額が可能

2.短期大学
月額2万円~12万円(1万円刻み)

3.大学院
月額5万円、8万円、10万円、13万円または15万円
※法科大学院の法学を履修する課程の場合、15万円に4万円または7万円の増額が可能

4.高等専門学校
(本科1~3年生) 第二種奨学金は対象外です。
(本科4,5年生・専攻科) 月額2万円~12万円(1万円刻み)

5.専修学校(専門課程)
月額2万円~12万円(1万円刻み)

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