【奨学金を活用したいけど…】はじめての「奨学金おどおど」を解決 #あつまれ!_おどおど学生。 2ページ目
奨学金を利用すのに必要な手続きとは?
「奨学金」の給付、または貸与を受けるためには、申し込み資格があり、家計基準および学力基準を満たす必要があります。
「給付奨学金」は原則毎年春と秋、「貸与奨学金」は毎年春に奨学生の募集を行っています。自分が通う学校から奨学金申し込み関係書類などを受け取り、内容を確認した上で、必要書類の提出、インターネットによる申込情報の入力、マイナンバーの提出を行い、審査を受けなければなりません。
なお、申し込み期限などについては学校ごとに違うため、在籍している学校に確認する必要があります。
「給付奨学金」の場合には、借りたお金を返済しなくてもいいのですが、その分の審査は厳しくなることを覚えておいてください。
奨学金の手続きをスムーズに行うには?
『JASSO』に伺ったところ、以下のような点が「スムーズに手続きを進めるためのポイント」とのことでした。
・「貸与奨学金」は、大学、短大、専修学校(専門課程)、高等専門学校であれば対象ですが、「給付奨学金」の支給を受けるには、文部科学省や地方自治体の認定を受けた大学・短期大学・専修学校(専門課程)・高等専門学校※に在籍している必要があります。
※文部科学省のホームページに掲載されていますので、あらかじめ確認してください。
⇒参照・引用元:『支援の対象となる大学・短大・高専・専門学校一覧」
https://www.mext.go.jp/kyufu/support_tg.htm
・「給付奨学金」の対象となった人は、国の授業料などの減免も受けることができます。こちらの手続きについては、進学する(在籍する)大学などに確認してください。
・「貸与奨学金」は返還の必要があるため、家庭の経済状況や卒業後の返還額を十分に考慮し、適切な金額を選択してください。
・『JASSO』ホームページの奨学金貸与・返還シミュレーションを利用して貸与終了後の返還についての確認を行って、必要な額を借りるように心掛けてください。
これから奨学金の申請を行う皆さんは、上掲のポイントも覚えておいてください。
解決!! はじめての「奨学金おどおど」
学びたいのにお金がない、というのは困った状況です。奨学金はそれを支えるためにあります。現在そのような状況にある人はぜひ『JASSO』の提供する奨学金制度の利用を考えてみましょう。
ただし、「貸与奨学金」の方は返済の必要があります。上記の『JASSO』からのアドバイスにもありますが、返済時のことを考えて、いくら借りるのかについては熟考した方がいいでしょう。
『JASSO』からは「分からない点、不明な点などがあったら、本機構のホームページなどで確認してください」とのこと。
下掲のURLで自分に必要な情報を確認してください。
取材協力:『独立行政法人 日本学生支援機構』
https://www.jasso.go.jp/
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