【イベントレポ】キョーソウPROJECT〜映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』編〜 VOL.1
2月末、とあるPR施策を考えるため、都内某所に集合した大学生15名。お祭り大好き兄さんと前日に引越をしたばかりの関西のお姉さんの進行で「キョーソウPROJECT〜映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』編〜」が始まりました。
ゴーストバスターズシリーズ作品公開から40周年を迎え、2024年3月29日に実写映画4作目となる『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』が公開されることを記念してキョーソウPROJECTが発足。ユニークな作成過程がSNSで大バズりしているロールアイスとのコラボレーションPRを大学生の視点から熟考しました。その一部始終をレポートでお届けします!
そもそもキョーソウPROJECTって?
キョーソウPROJECTとは、大学生に実践型社会体験を提供するプロジェクト。企業が抱えている課題をテーマとして、大学生ならではのアイデアを出し合い課題解決に挑みます。プロジェクトは約3ヶ月にわたって実施。ワークショップ形式のミーティングを重ね、最後は企業の担当者に向けて課題解決に向けてのプレゼンテーションを行います。
大学生にとっては企画やマーケティングを体験できる場として、企業にとってはZ世代のリアルな意見やアイデアを募る場として、ともに貴重な機会になることは間違いないでしょう。
まずはアイスブレイク!自己紹介は練習付き、推しペアリングに大爆笑
プログラムを始める前に参加者は1分間の自己紹介を行いました。それぞれの自己紹介の締めは「実は〇〇×〇〇の組み合わせが好き!」と食べ物の意外なペアリング発表。これが珍回答続出で、緊張はすっかりほどけました。なんでも新潟では、納豆×砂糖の組み合わせは珍しくないとか!?ずっと関東暮らしの私は目から鱗でした。実はこのアイスブレイク、参加者の距離を縮めるだけでなく、もうひとつ、今回のプログラムにおいて重要な意味を持っていたようで…答えは後ほど。
真夏のニューヨークが氷点下に!映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』を素因数分解
場が温まったところで、作品についてインプット!配給のソニー・ピクチャーズ臼井さんから説明を伺いました。
記念すべきゴーストバスターズ40周年に公開される新作の舞台はアメリカ・ニューヨーク。前作の砂漠を経て、もともとの拠点であるニューヨークに帰ってきます。キャラクターも、新旧バスターズがタッグを組み、幅広い年代の方に楽しんでいただけること間違いなし。ちなみに、日米で実はタイトルが異なるようです。日本は『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』ですが、アメリカのタイトルは『ゴーストバスターズ/フローズン・エンパイア』。アメリカ版タイトルでは、恐怖感が強かったため、日本では楽しい印象を伝えるために、「サマー」を取り入れたのだとか。タイトルに込められた想いもお話しいただきましたが、同じ作品でも伝え方を工夫することで、世界中のより多くの人に作品の魅力が届けられることを学びました。
(過去作を鑑賞したことがない人でも、禁止マークからオバケが飛び出るロゴを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?昨今、若者の洋画への関心が薄れていますが、ゴーストバスターズはファッションなどに盛んに取り入れられるアイコニックな作品として、根強い人気を誇っています。その根拠として、キャラクターライセンスカンパニーが500社以上もあるのです。現在は、タイにウォーターパーク、ドイツやドバイにアトラクション、VRゲームなど、幅広い事業展開も行なっているとのこと。)
- 作品紹介 -
■STORY
全世界、氷結!ゴーストに奪われた夏を取り戻せ! 世界の命運はゴーストバスターズに託された。舞台は真夏のニューヨーク。猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しむ中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量出現!
悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそに、一瞬にしてニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界に--。
日々ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているスペングラー家は、その元凶が、すべてを一瞬で凍らせるパワーを持つ<史上最強ゴースト>であることを突き止めるが。
果たして、彼らはゴーストに奪われた夏を取り戻すことができるのか!?2024年、凍結必至のゴースト退治<バスター>が始まる!
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』2024年3月29日(金)全国公開
【配給・宣伝】ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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最長7時間待ち!代表の超・超・超熱い想いが詰まったロールアイス
なんと、今回ゴーストバスターズとコラボするのは、インド発祥・SNSで大バズりしたロールアイスを販売している「ロールアイスクリームファクトリー」。代表の浅野さんは、ロールアイスへのこだわりが強すぎるあまり、最近までメニュー開発を単独で担っていたそう。そのため、共同メニュー開発は過去に数回のみ。そんな中、今回は特別に、私たち大学生もメニュー開発に挑戦させてもらえることに!
浅野さんからメニュー開発のヒントとして、食べて幸せだけでなく、作る過程も思わず動画を撮りたくなるほど見て楽しいメニューかどうか、ひとつ参考にすると良いと教えていただきました。
プレッシャーもありつつ、食べてみたい理想のメニューが実現すると思うと気合が入ります。
白熱した施策会議に企業担当者も釘付け!
映画とアイスの話を聞いた後、いよいよプロモーション施策の検討会議が始まりました。今回のテーマは、「多くの大学生にコラボしたロールアイスの人気投票に参加してもらうにはどうすると良いか」。
話し合いを始める前に、0から1を生み出す過程においては、既存の要素同士を組み合わせる考え方が重要である、とアドバイスがありました。そう、推しペアリングの経験を生かす時間です。他社のコラボ施策を参考にしたり、チームメイトのアイデアに何重にも着色を加えたりして、大学生ならではのアイデアがたくさん出せました。
チームメイトのアイデアに着色する際、捻りを加えるために作中に登場するマシュマロマンを全面に押し出す施策を提案したところ、企業担当者の方々から斬新で面白いと評価いただきました。そのほかの大学生視点のアイデアにも興味津々の様子です。
いざ、発表のとき…
Aチーム
「育てるマシュマロマン」
Aチームは「育てるマシュマロマン」と題して、お気に入りアイスに投票するたびにマシュマロマンが大きくなる仕掛けを提案。何度でも投票したくなるユーザーマインドを刺激するアイデアです!
Bチーム
「隠れマシュマロマンー嗅覚・視覚から楽しめるここにしかない体験をー」
Bチームは店舗で隠れたマシュマロマンを探したり、オリジナルパネルで撮影ができるといった、体験型の取り組みを提案。体験を大事に考えるロールアイスクリームファクトリーの想いをアイデアに活かしました。
Cチーム
「マシュマロマンがロールアイスをプレゼント!?―「ゴーストバスターズ」があなたの大学にやってくるー」
私のCチームでは、映画の公開が大学の新歓の時期と被っていることに注目し、大学内にで潜入するという施策を考えました。コアターゲットを新たな出会いを求めてSNSを積極的に活用する新入生とし、SNSでの発信を促す仕掛けを考案。
Dチーム
「#吐き出せスライマー」
最後にDチームは、作中に登場する緑色のスライマーのピックをアイスに刺すことで、アイスを吐き出しているようなSNS映えする写真が撮れる「#吐き出せスライマー」を提案。
4チームからユニークなアイデアが出揃いました。ロースアイスクリームファクトリー浅野さん、ソニーピクチャーズの臼井さんからこの企画の醍醐味として、これから社会進出を控えている大学生と経験豊富な社会人が同じ空間で同じ熱量でアイデアを検討しているところを挙げられました。
次回はいよいよアイスのオリジナルフレーバーを考えます!
【3/21より投票開始!】
オリジナルアイス投票に参加して賞品GET!
アイス1個無料クーポン、ムビチケ等<計250名>当たる!
キョーソウPROJECT〜映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』編〜プロジェクトストーリー
▼キョーソウPROJECT〜映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』〜VOL.1 PR施策を考えよう!
▼ゴーストバスターズをモチーフにしたロールアイスのメニュー開発『ゴーストバスターズ×ロールアイスクリームファクトリー』キョーソウ企画にJKメンバーが参加!
文:小笠原萌(学窓ラボ)