新聞社が提供する新聞奨学金制度とは?学費を自分で稼ぎながら学校に通える制度

編集部:はまみ

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現在は利用者が減少傾向にあるという新聞奨学生制度ですが、学費を稼ぎながら学業に集中できる歴史あるシステムの1つです。

早朝からの仕事ということもあり、仕事と勉強の両立には体力と自己管理能力が問われますが、自分に厳しく苦学生を支援することに変わりありません。

ここでは、新聞奨学生についてご紹介します。

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新聞奨学生とは?

新聞奨学生とは、大手新聞社が設けている奨学金制度の利用者のことです。昭和時代には、各新聞社が用意している「新聞奨学生」の制度を利用する人が多くいました。

経済的に苦しい状況にある学生は、お金・住む場所・アルバイト先の心配をする必要がなく、新聞社は人手不足になりがちな新聞配達員のなり手を確保できるwin-winの制度です。

新聞奨学生になるメリット

新聞奨学生になれば、

  • ・奨学金:学費や教材費になる
  • ・給料:自分の生活費になる
  • ・寮:住む場所の確保
  • ・決められた年数勤め上げた場合は奨学金返済免除

という恩恵を受けられます。これらのメリットは、どの新聞社の新聞奨学生になっても受けられるメリットですが、その他にも新聞社ごとに新聞奨学生になるメリットが用意されています。

例えば、読売育英奨学会では、新聞奨学生が楽しめるように一年を通してさまざまなイベントを企画しています。

  • ・読売育英奨学会 入会式・研修会
  • ・奨学生激励会
  • ・研修旅行(4年生がメイン)
  • ・読売育英奨学会 卒業式
  • ・就活セミナー

関連サイト:読売育英奨学会 さまざまなイベント

新聞奨学生になる前に知っておくべき注意点

多くのメリットがある新聞奨学生ですが、なるにあたって注意しておきたいこともあります。

  • ・体力がないともたない
  • ・原付免許を取得する必要がある
  • ・新聞配達以外のアルバイトは禁止であることが多い
  • ・待遇や仕事内容は配属された配達店で差があるケースが多い

朝刊は、朝4時から5時頃までにポストに入っていますよね。つまり、朝刊を配達する新聞奨学生は、午前2時から3時頃には配達店に出勤していなければならないことになります。

午前2時頃から活動を開始し、配達は体力勝負。新聞奨学生は学生なので、その後に学校があることになります。かなり体力がないと辛いことは覚えておきましょう。

また、配達に原付を使うため、お店に配属になる前に原付免許を取得する必要があることが多いですよ。免許取得の時間もないという人や取得するためのお金がないという場合は注意が必要でしょう。

新聞奨学生の奨学金貸与・返済の仕組み

新聞奨学生の奨学金は貸与で、返済不要の上限金額が決まっています。

基本的には、

  • ・入学金・学費などを各団体が立て替えて支払う
  • ・1年間・4年間といった期間内に立て替え支払いされる上限金額が決まっている
  • ・上限金額を超えた分については自己負担になる
  • ・途中でやめた場合、それまでに支給されたお金は一括返済

というシステムです。

卒業まで勤め上げれば貸与された奨学金は返済不要というパターンですね。

新聞奨学生の仕事内容は配達業務がメイン

新聞奨学生は、新聞販売店に所属し、新聞の配達、付帯業務、集金業務といった仕事を行うことになります。

行う業務内容は各新聞社によって多少の違いがあります。

朝日奨学会(首都圏版)の業務内容を参考にすると、以下のような業務がメインになりますね。

  • ・新聞配達所に届いた新聞の荷卸し
  • ・自分が配達する新聞の振り分け
  • ・チラシ広告の折り込み(雨天時は新聞が濡れないように対策もする)
  • ・積み込み・配達
  • ・受け持ちエリアの集金

メイン業務以外にも、

  • ・簡単な事務作業
  • ・ポスティング
  • ・電話当番

などをお願いされることがあるようです。これらの業務は、配属された配達所に左右されそうですね。

関連サイト:朝日奨学会(首都圏版) 業務内容

新聞奨学生の生活スケジュールとは

新聞奨学生の生活スケジュールはどうなっているのでしょうか。

午前2時から3時頃には出勤する必要がありますし、夜も早く就寝していそうですね。

日本経済新聞育英奨学会(東京地区)の奨学生の一日によると、午前中の仕事のスケジュールは、

  • ・3時〜6時:配達準備〜配達
  • ・7時:朝食

のようになっています。3時には配達準備が始まるということは、2時半頃には起きて出勤準備をする必要がありそうです。

また、夕刊配達などの午後の仕事スケジュールは、

  • ・15時〜17時:配達出発〜配達終了
  • ・18時半〜:夕食など

となっていました。夕食後は自由時間になるようですが、午前2時半に起きると仮定すると、21時半に就寝したとしても5時間程度の睡眠時間になりますね。

関連サイト:日本経済新聞育英奨学会(東京地区) 奨学生の一日

新聞奨学生は仕事がキツくて地獄?

睡眠時間の平均が5時間程度、「毎日肉体労働+勉強」のスケジュールは社会人でも「キツい」と感じる人が多そうです。

新聞奨学生のことを調べると

  • 「仕事がキツくて地獄のようだ」
  • 「奴隷のように働いて、寝るだけ」
  • 「プライベートの時間は一切ない」

という噂が出てきますが、こういった早朝からの仕事に対応するためのスケジュールが原因のようですね。

ただ、新聞奨学生でなくてもコンビニの深夜バイトや24時間営業の漫画喫茶でのアルバイトなどは、睡眠時間を削って働くことが多いもの。

新聞奨学生だけを「ツラい」とするのには違和感があります。

新聞奨学生で朝刊だけ配達すればいいところもある

新聞奨学生は朝刊と夕刊、集金業務がセットというイメージですが、朝刊だけ配達すればいい新聞奨学生もあります。

例えば、産経新聞奨学会 東京事務局では「配達は朝刊だけ!勉強と両立できる!」と書かれています。

大手・地方紙によって差がありますので、資料請求をして確認するといいですね。

関連サイト:産経新聞奨学会 東京事務局

新聞奨学生になるにはどうすればいい?

新聞奨学生になりたい人は、各新聞社の育英奨学会の公式ページから資料を請求しておきましょう。

資料請求から、新聞販売店に入店するまでの流れは大まかにこうです。

  1. 1.資料請求
  2. 2.資料に従って申し込み
  3. 3.育成奨学会側の審査(面接など)
  4. 4.通学先の大学や専門学校の決定(受験合格)
  5. 5.配属先店舗の決定
  6. 6.入店準備(原付免許の取得など)
  7. 7.入店

進学を希望している地域の新聞奨学生にどんなものがあるのかは、各社の資料を請求してしっかり確認しておきましょう。

新聞奨学生を実施している新聞社一覧

新聞奨学生を実施している大手新聞社の一覧と公式ページのURLを紹介します。

ここで紹介した以外にも地方紙で実施している新聞奨学生もあるため、進学(受験)先の都道府県が判明したら、調べてみるといいでしょう。

朝日奨学会

朝日奨学会は、朝日新聞が実施しています。

奨学金制度を実施している地域は、

  • ・首都圏
  • ・名古屋
  • ・京阪神
  • ・広島
  • ・岡山

です。

それぞれ資料請求用のページがありますので、詳しくはそちらをご覧ください。

関連サイト:朝日奨学会 首都圏版

関連サイト:朝日奨学会 その他の地域

読売育英奨学会

読売育英奨学会は、読売新聞が実施しています。

奨学金制度を実施している地域は、

  • ・首都圏
  • ・札幌地区
  • ・仙台地区
  • ・大阪読売奨学会
  • ・中部読売奨学会
  • ・西部読売奨学会

となっています。

関連サイト:読売育英奨学会

関連サイト:読売育英奨学会 首都圏以外の進学

毎日育英会

毎日育英会は、毎日新聞が実施しています。

首都圏以外の地域の学校にも対応しており、詳細は各地域の事務局に確認するといいでしょう。首都圏以外で進学を希望する方向けの事務局として「大阪事務局」「福岡事務局」が案内されています。

関連サイト:毎日育英会 奨学金について

関連サイト:毎日育英会 大阪府で進学を希望する方

関連サイト:毎日育英会 福岡県で進学を希望する方

日本経済新聞育英奨学会

日本経済新聞育英奨学会は、日本経済新聞が実施しています。北海道新聞奨学会と提携しており、首都圏以外にも北海道札幌地区の申し込みが可能です。

関連サイト:日本経済新聞 東京地区

関連サイト:日本経済新聞 東京地区以外をご希望の方

産経新聞奨学会

産経新聞奨学会は、産経新聞が実施しています。

東京23区内の大学、短大、専門学校、予備校が対象校になっています。公式ページの一覧にない学校については事務局へ問い合わせが必要です。

関連サイト:産経新聞奨学会 東京事務局

関連サイト:産経新聞奨学会 東京事務局 適用校一覧

新聞奨学生は自分で学費を稼ぎながら学校に通う手段の1つ

新聞奨学生は、自分で学費を稼ぎながら学校に通うための手段の1つです。

体力がなければ続かなかったり、仕事に合わせて講義を取るため時間的な制約が厳しかったりと「ツラい」と感じる面も多いかもしれません。

しかし、お金と住む場所の心配をせずに学業に集中できるメリットもあります。

新聞奨学生になる前に、メリット・デメリットをよく理解し、まずは資料請求をしてみてはどうでしょうか。

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