自動車保険の保険証券とは? 保管場所や紛失時の対処法について解説
保険証券は自動車保険に関する重要書類です。保管場所を整え、紛失しないよう大切に保管しておかなければなりません。今回は、自動車保険の保険証券を保管する場所や紛失時の対処法について解説します。
自動車保険の保険証券について
自動車保険の保険証券とは、保険の契約に関する詳細内容が提示されている証明書です。契約が成立すると契約者に送付されます。最近ではペーパーレス化などで、インターネットからダウンロードして内容を確認するものも多くなっています。保険証券は領収書を兼ねている場合もあり、自動車保険における重要な書類ですので、内容をしっかりと確認し、大切に保管しておく必要があります。
保険証券はどこに保管すればいい?
保険証券の保管場所としては、車のダッシュボードをおすすめします。車内に置いておくことで事故の際など、すぐに保険の中身を確認でき、早期の対応も可能となります。
保険証券のコピーも取っておきましょう。コピーを自宅に置いておけば、補償内容を自宅でも確認することができます。いざという場合に、契約者以外の家族なども確認ができます。車内に原本を置くことに不安に感じる人は、コピーを車内、原本は自宅に置くのをおすすめします。
保険証券を紛失した場合の対処法
万が一、保険証券の原本を紛失してしまった場合には、再発行の手続きを行います。保険会社に紛失した旨の連絡を入れ、再発行を依頼します。こうした場合、証券番号が分かっているとスムーズに手続きが進みます。保険証券のコピーなどもなく、証券番号が分からない場合には、保険会社の契約者ページで確認をしたり、契約内容の書類を確認したりすることで、番号を確認することが可能です。
再発行の手続きが完了したら、後日、保険会社から書類が送られてきます。書類に必要事項を記載してから返送します。返送後、およそ1週間から10日間で再発行された保険証券が、保険会社から手元に届くことになります。また、保険証券を紛失しないよう、保管場所をきちんと決めて保管しましょう。
まとめ
保険証券はコピーを取り、保管場所を決めて大切に保管しておきましょう。いざという場合に保険証券が手元にあれば、事故の際にもスムーズな対応が可能となります。これを機に、保険証券の保管場所について改めて考えてみてください。
(学生の窓口編集部)
監修協力:飯田道子
ファイナンシャル・プランナー(CFP)、海外生活ジャーナリスト。銀行勤務を経て、96年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。
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