銀行口座の暗証番号を忘れたら。 暗証番号の確認&変更方法を解説
銀行口座の暗証番号を忘れてしまったとき、どのような対応をすればいいのか、暗証番号を変更したいと思ったときに変更できるのか解説していきます。
銀行口座を開設する際には、必ず4桁の暗証番号を設定します。暗証番号は、引き出しや振り込みなど、出金操作を行う場合に必要となるので、忘れてしまった場合には変更手続きが必要となります。
キャッシュカードの暗証番号を忘れた場合
キャッシュカードの暗証番号を忘れてしまった場合は、基本的には口座を作成した店舗で手続きを行います。電話で問い合わせをしても暗証番号を教えてもらうことはできません。
例えば、みずほ銀行の場合、以下の4点を持参して変更手続きに入ります。
通帳
キャッシュカード
取引印鑑(銀行印)
本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
取引印鑑とは、銀行口座を開設したときに用いた印鑑です。
本人確認書類のうち、パスポートについては2020年2月4日以降に発行されたものは本人確認書類として使えないので注意が必要です。
顔写真付きの本人確認書類を持っていない場合は健康保険証と住民票など、2点以上の確認書類が必要となる場合があります。本人確認書類は金融機関によって指定のものが異なる場合があります。
また、金融機関によってはキャッシュカードを再発行した上で新しい暗証番号を登録する必要があったり、キャッシュカードの再発行手数料が掛かる場合もありますので、事前に必ず各金融機関に確認しましょう。
インターネットバンキングの暗証番号を忘れた場合
インターネットバンキングの暗証番号を忘れてしまった場合は、インターネットバンキングでの手続き又は書面での変更手続きが必要となります。
インターネットバンキングでの操作方法や書面の取り寄せについてはインターネットバンキング専用の問合せ先へ連絡をすると対応してもらえます。急ぎの場合は各金融機関の窓口で受け取ることもできます。
インターネットバンキングの場合、金融機関によって第1暗証番号、第2暗証番号というように複数の暗証番号を設定しているケースもあり、どの暗証番号なのかによって変更手続きが異なるため、手続き方法については事前に各金融機関に確認するようにしましょう。
暗証番号の変更手続きと必要なもの
キャッシュカードの暗証番号を忘れたわけではないが、キャッシュカードの暗証番号を変更したいという場合、基本的には窓口での申し込みとなります。ただし、各金融機関によって他の対応が設けられている場合もあるので、事前に確認をしましょう。
例えば、みずほ銀行の場合、ATMやコンビニATM(イーネット・ローソン銀行)で変更することができます。三井住友銀行の場合は、銀行のATMでのみ変更することが可能です。番号を忘れた場合とは異なり、この場合は自分で簡単に手続きできます。暗証番号は定期的に変更しておくと、より安全です。
また、三菱UFJ銀行の場合、インターネットバンキングに申し込んでおけば、インターネットでキャッシュカードの暗証番号を変更ができます。このように、変更の場合は各金融機関で比較的簡易な対応が設けられていますが、銀行での取引内容(例えば融資取引がある等)によっては窓口でしか手続きできない場合などもあるため、対応方法については、それぞれの金融機関のホームページなどで確認するようにしましょう。
まとめ
銀行口座の暗証番号を忘れてしまった場合には、キャッシュカードの暗証番号かインターネットバンキングの暗証番号かによって対応方法が異なります。一方、忘れてはいないが変更したいという場合、多くの金融機関で、より簡単な方法が用意されています。安全の面からも、定期的に変更することをおすすめします。
(学生の窓口編集部)