就職活動を続けていると、つらくなったり思い悩んだりしてしまうことがあると思います。そういったときに、誰に相談したらいいかわからずに余計マイナス思考になってしまう人も多いかもしれません。今回は、就職活動中に悩んだときに相談する場所や人についてご紹介していきますので、今行き詰った人はぜひ参考にしてみてくださいね。
就職活動の悩みを誰にも話さずに一人で解決しようとすると、どうしても解決に時間がかかってしまいます。人に話を聞いてもらうことで、気持ちが落ち着いたり、自分では考えつかなかった解決法を提案されることもあります。誰に相談するべきか迷った際どうすればいいのか、具体的なケースをご紹介します。
家族や友人は、最も身近で相談しやすく、相手はあなたのことをよく知っているため今までのあなたの努力を理解した上で、愚痴を聞いてくれたり、相談に乗ってくれたりします。「ちょっと愚痴が言いたい」「少しわからないことがある」といったときに力になってくれる存在ですね。
また年齢が近い友人の経験談を聞いたり、大学の先輩の体験談を聞いたりするのも解決の糸口になります。就職活動の事情は年々変化しますが、だからこそ「自分はどうやって乗り越えたのか」という方法や心意気を聞くことは参考になるはずです。自分では思いもよらなかった角度からのアドバイスがもらえることもあり、今後の新たな活路が見いだせるかもしれませんので気軽に話してみることで悩みやストレスを解消しましょう。
「この先どう就職活動を続けていけばわからない」というように本格的に行き詰ったり、「このまま就職活動を続けていいのかわからない」と、自分の就活スタイルに疑問を感じたときには、キャリアセンターなどの大学の窓口へ相談をしてみるといいでしょう。
大学には、これまでの学生の就活データの蓄積があるため、似たような事例や解決策の提示をしてくれることもあります。また、就活に限らず進路という大きなくくりでの相談ができることもメリットです。
本当に就職活動をすべきなのか、他に選択肢があるのか、といった将来を見据えた幅広い相談ができますし、多くの学生の相談を受けている経験から、あなたに合った対処法を見つけてくれるはずですよ。
就活エージェントや公的機関では、就職活動の相談サービスを行なっているケースもあります。就活エージェントは、最新の就職活動情報を持っており、実績と共に具体的なデータを提示して相談に乗ってくれますので、自分にあった業界や企業選びなどについて相談したいときはおすすめです。また面接やエントリーシートの記入方法についても、具体的なアドバイスをもらうことができますよ。
公的機関では、厚生労働省が「おしごとアドバイザー」として就職活動の相談窓口を設けています。「就職活動って何から始めればいいの?」という素朴な疑問から「行き詰ったけど、どうすればいいの?」という悩みまで幅広く対応しています。営業時間は限定されていますが、誰に相談していいかわからないときや、話しにくいことなどは、こちらで相談してみるのもよいでしょう。
なかなか内定が決まらないと、誰でも不安に感じ、行き詰ってしまうことはあります。そんなときは気軽に相談することで、前に進むきっかけを与えてもらえるかもしれません。今回の記事が、今就職活動を頑張っている就活生のみなさまのお役に立てば幸いです。
(学生の窓口編集部)
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