就活中に選考を受けている企業から電話がかかってくることがありますよね。その際、電話の受け方に戸惑ってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は例文つきで電話の受け方のポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
就活で電話を受ける場合、友人や家族とは違った応対が必要になってきます。顔を合わせない電話でのやりとりでも、新社会人になるための姿勢や意気込みが伝わるように、基本のマナーを押さえておきましょう。
・丁寧に名乗る
就活生がよくやってしまいがちなのが、電話がかかってきた場合に普段の対応のように「はい」とだけ返してしまうことや、「もしもし」と話し始めること。これは就活においては避けたい対応ですので、以下のように丁寧にあいさつをしましょう。
〈電話をかける場合の例文〉
「お忙しいところ大変申し訳ございません。私、□□大学の○○○○(名前)と申します。」
〈電話がかかってきた場合の例文〉
「はい、○○(名前)です。」
・はきはきと話す
相手への印象をよくするためには、はきはきとした話し方を心がけて口角を挙げながら話すようにしましょう。こうすることで、声色が明るくなり、元気な印象を持ってもらいやすくなります。実際には顔が見えなくても、相手が目の前にいることをイメージしながら話すことが大事です。
・正しい敬語で話す
敬語の使い方は意外と難しく、慣れない言葉はなかなか口から出づらいものなので、不慣れであったり難しすぎる言葉は、無理に使わなくても大丈夫です。就活中の電話対応で必要な言葉数はあまり多くないので、以下のような敬語をおさえておくだけで安心ですよ。
〈就活の電話で使える敬語の○と×〉
×「△△様はおられますか」→○「△△様はいらっしゃいますか」
×「何時ごろお戻りになられますか」→○「何時ごろ戻られますか」
×「□月□日◇時に行かせていただきます」→○「□月□日◇時にお伺いします」
また、「お電話させていただきました」は間違った敬語ではありませんが、「お電話いたしました」と使うとよりいいかもしれませんね。
・切る前に注意したいこと
基本的に、電話はかけた側が切ることがマナーとされていますが、就活の場合は自分がかけた場合でも相手が切るまで待ちましょう。また、切る前には時間を割いてもらったことに対してお礼を添えるようにしましょう。
〈切る前のお礼の例文〉
「本日はお忙しいところ、ありがとうございました。では、失礼します。」
(相手が切ったことを確認してから切る)
例文の紹介と対応のポイント
基本のマナーを押さえたところで、電話がかかってきた場合の受け方の基本例文を紹介します。
まとめ
就活中の電話の受け方のポイントを紹介しました。例文の流れを頭に入れておき、電話がかかってきたときに焦らず受けられるいざというときに正しい対応ができるようにしましょう。中でも敬語の使い方は難しいですが、入社後にも生かせるビジネスマナーとして、就活中から押さえておけるとよいですね。
(学生の窓口編集部)
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