印象が変わる! 好感度が上がる「挨拶」のコツ

印象が変わる! 好感度が上がる「挨拶」のコツ

2015/08/24

就活の悩み・疑問

面接やインターン、行く先々で必須となるのが「挨拶」。第一印象を左右する挨拶が大事なのは重々承知だけど、いまいち自信がない……。好印象を与える挨拶のポイントってあるのでしょうか? というわけで、マナー改善士の杉浦永子さんに聞いてみました!

●一にも二にも、第一印象が大事!

「第一印象は早い人で2秒、平均6秒、長い人は30秒ぐらいで決まると言われています。また、最初の印象が2~3年も記憶に残るという説があります。第一印象が良ければ、2回目以降に会った時にマイナスの印象を抱いても、『今日はたまたまだろう』と思ってもらえることが多いのですが、最初にマイナスの印象から入ると挽回は難しいと言われています」

つまり、第一印象はその後の自分のイメージに直結するということ。絶対失敗したくありませんね!

●コレさえできれば、良い挨拶に!

「良い挨拶のポイントはズバリ、『笑顔』です! そんな単純なのか……とガッカリするかもしれませんが、きちんと科学的な理由があります。目が笑っていて、口角が上がっていると、相手の『顔ニューロン』という神経細胞(海馬)に記憶されます。しかし、目も笑っていない、口角も下がっているという状態だと、海馬に記憶されないばかりか、相手は不安を感じます。結果、悪い第一印象を植え付けてしまうというワケです。

ちなみに日本人の7割は口角が下がっていると言われています。自分では無意識でも、相手にしてみたら『怒っているの?』というマイナスの印象を与えてしまうかもしれません」

身近にいる人気者を思い浮かべてみると、確かに笑顔が印象的な人が多いような……。さらにハツラツとした表情の人は、男女問わずモテる傾向にもあります!

●笑顔プラスαで、100%の挨拶が完成!

「万人ウケする挨拶をするなら、爽やかさ、清潔感は必須です。元気があることももちろん大切ですが、ただ大声を出せばいいというわけではありません。例えば、高級感あふれる場所なら声のトーンも落ち着かせたほうがその場の雰囲気に合っているでしょう。小さい子供を相手にするなら、ハキハキした挨拶のほうがいいですね。職種や状況をよく観察して、雰囲気に溶け込むような挨拶を心がけてください。

逆に、悪い挨拶の例は、アイコンタクトが取れない、笑顔がない、仏頂面、姿勢も悪い、小さい声、やる気のないオーラが感じられる、相手に興味を示さないなどです。これらはすべて印象を悪くさせます。無意識のうちにやっていることもしばしばあるので、注意してくださいね」

初対面の人と会う時は挨拶に集中することが大切。もしも、相手が仏頂面だったとしても、くじけず笑顔の挨拶に徹して、いい印象を植え付けましょう!

●取材協力
第一印象研究所 杉浦永子
http://ameblo.jp/sugiuranagako/

文●玉川えん子(清談社)

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