大学生と大学教授による SDGs 推進イベント開催報告 ~College Summit for Peace in HOKKAIDO 2021~
わたしたちのSDGsに対する考え方
SDGs の理念である「誰一人取り残さない社会」を実現するために大学生の私たちにできることを考え、SDGs推進イベントをオンライン開催するに至りました。
私たちは、SDGsを実現するためには私たち学生の熱意や行動力だけでは不十分であり、それぞれの専門分野を研究され知識と経験を蓄積してこられた大学教授からのご協力をいただいて初めて本質的な問題解決を目指すことができると考えています。
ここからは、2021年10月に行われたイベントの様子をご紹介します。
トピックス(1) モチベーティブ・プレゼンテーション
第一部では、SDGs が掲げる 17 の⽬標に対してアイデアを持った学⽣4人によるプレゼンテーションが行われました。SDGs 実現にむけた実践例や提言を発表していただき、そこに対して教授からフィードバックをいただくことで、さらに発展する道を見出すことができました。
【発表内容】
1「未来のために、今、できること~わくわくPJの経過報告~」(北海道大学4年 田中実緒さん)
2「学生ならではの地方創生」(学生団体HALCC代表 北海道大学公共政策大学院2年 和田耕治さん)
3「持続可能な未来を作るために大学生にもできること~全ての子どもに学習の機会を~」(学習支援Kacotamサークル藤代表 藤女子大学2年 岡田妃可さん)
4「誰もが“誰かのための一歩”を踏み出すために」(北海道大学4年 鶴見浩大さん)
トピックス(2) グループセッション
第二部では、参加者のうち学生4-5名と教授1名が1グループとなり、それぞれSDGsに関するテーマを設定してディスカッションを行いました。一人一人が自分の考えをアウトプットすることを通して、より一層SDGsへのモチベーションを高める場となりました。普段はあまり近くに接することのない教授の先生方や他大学の学生たちと意見を交わし合うことで、それぞれの視野を広げるきっかけになりました。
【ディスカッションテーマ一覧】
#1 キャンパスライフでSDGsを実現するためには
#2 日常生活は何に支えられているか
#3 世界が変化していくとき、私たちはどうすべきか
#4 地球温暖化と海洋水温の上昇とその緩和策
#5 環境にも体にもやさしい食事とは
#6「日本ってバーチャルウォーター輸入してるけど、これって問題?」
#7 質の高い教育とはそもそも何だろう?
団体紹介
今回は、全体で学生約40名、教授7名の参加となりました。有志の大学生による活動ですが、今後もさらに輪を広げていきたいと願っています。未来の主人公である私たち学生が、SDGsに向き合い社会を築いていくための良きプラットフォームにしていけたら幸いです。
メンバー紹介
北海道大学 医学部 鈴木萌里他、北海道内の有志大学生8名
HP
告知
2022年度もイベント開催を企画しております。
関心のある学生の皆さんはぜひご連絡ください!
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