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ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール コンロなし激せまキッチンでも幸せ
とりぐらでのレシピ連載も人気のもちさんの書籍が発売。コンロ無しの寮生活で試行錯誤する中で生まれた、とりぐらでも人気のレンジだけでできるレシピや、初めての一人暮らしで見つけた毎日の楽しみ方など、もちさんの素敵なアイデアがつまった1冊。この発売を記念して、本の一部をご紹介します。
コンビニに行くよりカンタンな自炊のはじめ方
一度挫折したから“ラクで快適”に目覚めた
初めてひとり暮らしをした大学生時代に自炊デビュー。でもどうやればいいのかわからず、最初の1カ月で挫折してしまいました。その決定打となったのがオムライス。簡単そうと思って作りはじめたら、手際が悪くて2時間もかかってしまった...。その失敗体験が、今の “ラクで楽しい”自炊スタイルを生むきっかけになりました。
自炊ごはんは安心する味でいいんだ
自分で作るごはんというのは、レストランの料理のように丁寧に作らなきゃいけないものでも、すごくおいしくなきゃいけないわけでもない、というスタンスです。何よりも続けられることが大切だから、優先順位は「楽>おいしい、安い、ヘルシー>>見た目」。そこそこおいしい、安心する味でいいんだなと気づきました。毎日飽きずに自分で作れてホッとできるごはんを心がけています。
食べる時間より作る時間は短く簡単重視
平日働きながら作るごはんは、とにかく簡単さ重視! 調理に何時間もかかって、 食べるのが15分なんて納得いかないし、全然楽しくないということは、 大学時代の挫折で学び済みです。実際、キッチンのない寮暮らしでは手の込んだ料理は作れません。電子レンジだけでいかに作るかを楽しみながら研究していたら、たくさんのアイデアが生まれ、結果的に “超時短調理 ”のスタイルが確立しました。
無理せずやせるお金も貯まるから続く
社会人になって自炊をはじめた理由のひとつに “健康になりたい ”というのがありました。お肉は週末の外食で食べることにして、平日はかさのある野菜を積極的に使うことに。残業した日の遅めの食事も、サラダや具だくさん野菜スープなら、ヘルシーで罪悪感もなく満腹になれます。自然とダイエットになって無理なくやせていき、さらに1カ月の食費もおさえられていいこと尽くしに。
次回は「野菜をちぎって、和えるだけ。キャベツに自信をもらうレシピ」です。
本書紹介
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もち
千切りできないゆとりOL(24)として、Instagramでの「おえかきレシピ」を公開中。
「楽、安い、ヘルシー>美味しい>>見た目」をテーマに、簡単に作れて、安心する味で、すぐに寝れて、明日元気になれる自炊の価値を届けています。
著書『見たまんま作れる! もちのおえかきレシピ』(マガジンハウス)
Instagram:@__mo_chi