大学2・3年生から考える就活準備法【学年別まとめ】

大学2・3年生から考える就活準備法【学年別まとめ】

2019/03/27

就活の基礎知識

大学2・3年生から考える就活準備法【学年別まとめ】

就活は4年生になってからやるもの、そう思ってはいないですか。早いうちから就活を意識しないといけないとわかりつつ、後回しにしていた結果、4年生の春になって慌てるという人も少なからずいます。しっかり準備している学生は、大学2年生からもう就活を意識し始めています。
この記事では学年・学部別の就活準備法を紹介します。大学2年生や大学3年生も、将来を見据えた準備をはじめてみましょう。

【学年別】大学2・3年生の就活準備

学年によって、必要な就活の準備方法も異なってきます。どの段階でも、実際に就活期間になったときにしっかりアピールできるために成果をつくっておくことが大切なのですが、2年生のほうがより多くの時間があるため、長期的な課題に取り組むこともできます。

3年生はすでに就活生として認識される時期なので、インターンシップやOB・OG訪問などの機会が増え、参加しやすくなります。インターンシップによっては、3年生以上でないと受けられない企業やプログラムもありますので、3年生のほうがより積極的に準備に取り組めるようになるかもしれません。

このように、同じ就活準備であっても、できることややり方が異なってくるので、それぞれの学年でのポイントを説明しましょう。

大学2年生の就活準備

2年生の場合、実際に本選考を受けるまでにはまだ時間があります。早めに就活準備を始めておきたいという人は、長期的な課題に取り組むのもよいでしょう。たとえば、以下が挙げられます。

・海外留学
・就活に繋がるアルバイト
・部活やサークル活動
・長期インターンシップ
・資格取得

のちのち外国語を使った仕事をしたいと思っているのならばひとつの経験として海外留学をおすすめします。外国語を使ってきちんとコミュニケーションをとれるということは大きな自信に繋がります。

アルバイトをするにしても、ただ楽だからという理由で選ぶのではなく、就活に繋がるスキルを習得できるものを選ぶとよいです。就活の面接のときに多くの人がアルバイト経験やアルバイト先でのエピソードを用います。どんな能力を伸ばしていきたいか考えながらバイトをすれば、とても有意義な経験になるはずです。

部活やサークル活動も、面接で使えるエピソードです。こちらも、目的意識を持って取り組むことで、就活で自己PRのときに役立つだけではなく、将来の仕事を考える上で重要な体験ができるはずです。

長期インターシップで社会の仕組みを理解するということも大切です。今は将来を見据えて学生のうちから進んで社会人経験を持つ人も多くいます。とくに報酬をもらって行うインターシップだと、社会人とより似た環境で経験を積めるため、おすすめです。

資格取得は、実際にやりたい仕事に直結するものはもちろん、そうでないものだとしても、獲得したという過程や事実が、自分の自信に繋がります。このスキルをこれだけ持っているということを客観的に証明することができるので、就活のときの自己PRにも役立ちます。

大学3年生の就活準備

大学3年生も就活が本格化するまで、準備期間があるので長期インターンシップに参加するといいでしょう。とくに夏休みを利用したサマーインターンシップは就活生に人気です。

インターンシップで優秀な成績を残したら、本選考の一次選考をパスできる企業もあります。そのようなシステムがなかったとしても、就活の面接で「御社のインターンシップを受けさせていただいたのですが、○○という強みに魅力を感じました」というような説得力ある受け答えができます。

インターシップで社員と交流して得たリアルな情報や感じた雰囲気はとても貴重なものです。インターシップを受けて志望度が上がったという学生も多くいます。逆にインターンシップを通して、自分には合わない雰囲気の会社を見極めることもできるかもしれません

気になる会社があるのならば、大学3年生の準備期間にチャレンジしましょう。インターンシップは、会社のホームページや大学のキャリアセンター、マイナビなど就職情報サイトを利用してインターンシップ募集ページからも探すことができます。

理系学生の場合の早期就活準備

大学2・3年生から考える就活準備法【学年別まとめ】2

理系学生は文系学生と異なり、特殊な就職活動のフローになる場合もあります。また、自分の専攻に直結する仕事に就きたい人が多いのも理系専攻の学生の特徴です。理系専攻の学生が陥りがちな就活の苦労と就活テクニックを紹介します。

理系学生が就活の時期に差し掛かったとき、以下の3つのことで悩む傾向があります。

1.専攻が特殊で就職先があまりない
2.研究内容を文系の人事にうまく伝えられない
3.課題や研究に追われて就活にかけられる時間がない

予め就活準備をして、上記の悩みを解決しましょう。

まず、就職先についてですが、早くから志望業界・業種を絞りすぎないようにします。なるべく多くの会社にエントリーして学校推薦を最大限生かしましょう。ただし、学校推薦は大学内の他の志望者や後輩に迷惑がかかる可能性があるため、内定後の辞退はなるべく避けたほうがいいでしょう。内定が出たらその会社に行くという気持ちで受けるようにしましょう。

次に、研究内容の伝え方については工夫が必要です。専門用語は一般的な言葉に置き換えて話します。面接官は研究内容を知りたいのではなく、どのように課題を解決したか、研究の経験を今後にどのように生かすのかを知りたがっています。研究した内容ではなく、過程やそのときに自分の考えをしっかり話せるようにしておくことが大切です。

理系専攻の場合、就活が本格化する大学4年生になると研究室に入るなどして、実際に就活にかける時間があまりとれなくなってしまうことがあります。だからこそ、大学2年生・大学3年生の早い段階から就活準備をしておくことをおすすめします。理系の学生でも、文系向けのインターンシップを受けることはできますし、コミュニケーション能力やアピール力は文系・理系問わず必要なスキルです。余裕のあるうちに将来の進路を考えておくと4年生になってから急に焦らずに済むでしょう。

まとめ

就活に対して漠然とした不安を抱えているのならば、大学2年生・大学3年生に早期からしっかり就活準備をはじめておきましょう。早くから意識しておくことで、就活が本格化したときにすでに周囲よりも一歩先をいくことができるかもしれません。とくに理系学生は課題や研究で忙しくなる前に、早めの準備を心がけましょう。

自分のやりたい仕事に就くためにできることはたくさんあります。海外留学や長期インターンシップ、資格の取得など、自分にとってベストな選択を早いうちから検討しておきしましょう。

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