業界別! 就活準備で必要なことやマナー

業界別! 就活準備で必要なことやマナー

2019/03/27

業界研究

就活において準備はとても大切なことですが、必要なものは業界別で少しずつ変わってきます。自分が志望する業界の傾向を知るためにはなにが大事なのか、この記事では就活準備で必要なものを業界別に紹介します。

業界別就活準備で必要なもの


目指す業界によって必要な
準備は異なる

あなたはどこの業界を目指していますか? 就活において準備はとても大切なことなのですが、業界別で必要なものごとが少しずつ違ってきますので、自分が志望する業界の傾向を知ることがとても大事になります。今回は、工場・商社・保育士・コンサル業界を目指す人に向けて、就活マナーと事前にしておくべき準備をご紹介していきます。

工場見学に行く際の就活準備

メーカーやインフラ、プラントなどの会社では会社説明と一緒に、工場見学や研究所見学を行うことがあります。工場や研究所はオフィス街とは違った場所にあり、就活生の働くイメージと合致するか確認する狙いがあります。

工場には、入社すると一緒に働くことになる技術系職員や事務系職員がいます。面接官や工場見学を案内してくれるのは技術系社員であることが多いので、工場見学とはいえ、就活マナーとしてスーツで行ったほうが印象もよいでしょう。

工場見学では就活生を1グループ10人ほどに分けて、会社の引率者2、3人が付き添います。的確な質問をするために工場でつくられている製品に関することをリサーチしておくとよいでしょう。また、質問をして回答をいただいたときには必ずメモをするようにしましょう。

就活のコツとしては、より人事権を持っていそうなベテランの社員に質問することがおすすめです。ちょっとしたことでも覚えてもらえると選考のときによい流れを作れる可能性が高くなります。

ただし、グループの先頭で案内および説明をしてくれている人は全体の流れをコントロールしているので、質問しすぎないようにしましょう。タイミングを見計らって事前リサーチしていること生かした質問をすると効果的です。

商社業界を目指す際の就活準備

大手商社に内定をもらうのはとにかく難しく、念入りな準備が必要です。部活で全国大会に出場してよい成績を残したという経験や、TOEIC800点以上のスキルを持っている人もめずらしくありません。人並み外れた経験や資格、特技が求められます。さらに、周りを巻き込んで仕事ができる人柄のよさやコミュニケーション能力も大切です。

商社業界に就職するための準備として、最低でもTOEIC800点は必要になるので、英語の勉強をしておくとよいでしょう。他の就活生の一歩先を行くには海外インターンシップに参加して、ビジネスレベルの英語力があることが望ましいです。

同じ商社業界を目指す就活生よりも遅れて就活の準備を始めた場合は、海外インターンシップという経験をするために1年間休学するという選択を取る人も中にはいます。

保育士になりたい人の就活準備

保育士になりたい人がしておくとよい就活準備は、子どもと接した経験やそのときのエピソードを面接で話せるようにしておくことです。就活のことを意識するのならば、子どもを相手にしたアルバイトを経験しておくとよいでしょう。

また、保育士には以下の素質が求められます。

・笑顔で明るさを感じられる
・好感を持てる態度や身だしなみである
・基本的なビジネスマナーが身についている
・保育士として必要な資格や特技がある

保育士の面接では、園の志望動機や自己PR以外にも、あなたの人柄を問う質問がされることがあり、保育士を目指したきっかけや友人といるときのポジションなどを聞かれます。まとまりのある回答をできるようにしっかり準備しておきましょう。

コンサル業界の就活準備

コンサル業界は、外資系コンサルと日系コンサルとでは就活準備期間に違いがあることに気をつけないといけません。外資系コンサルは2月ごろに行うウィンターシップでほとんどの採用を締め切りますが、日系コンサルは4月以降に選考を行うところも多いのが特徴です。

コンサル業界の就活はだいたい3~4ヶ月ほど準備が必要です。とても難易度の高い筆記テスト・WEBテストが出題されるため、念入りな準備をしなければいけません。コンサル業界を志望するのならばフェルミ推定やケース面接の対策をしておきましょう。

フェルミ推定とは、実際に調査するのが難しいことをいくつかの手がかりをもとに論理的に推論することで、ケース面接とは、フェルミ推定を行ったうえでその改善のためにはどのようなことをすべきか検証することです。

さらにコンサル業界では、3~5日程度実際にオフィスで働きながらコンサルの仕事を行うというJOB選考が行われる会社も多いです。緊張感ある中で選考に残っている他の就活生よりもよい成果を残さないといけないので、その分プレッシャーも大きいのです。

まとめ

業界に合った就活の準備が必要なのは、その業界・職種によって求められる人柄や経験、スキルが違うからです。その中で、どの業界でも共通しているところでいうと、コミュニケーション能力や就活マナーなどが挙げられます。

特に大手商社とコンサルは、就活の準備期間としては3~4ヶ月必要で、さらに厳密にいうと他の就活生より目立つためには1年程度の海外インターンシップやビジネス経験があるとさらにいいでしょう。

自分が志望する業界・職種を決めたあとは、会社が求める人物像を明確にするためには会社のサイトやOB・OG訪問などが効果的です。中には2年生や3年生の時期から就活を意識した見える成果を残している人もいます。面接で話せる内容はより具体的なビジネスとして評価できるものが好ましいので、志望業界を絞ったあとは少しでも早くその企業に対する就活準備をしましょう。

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