企業研究のやり方って? 入社後のミスマッチを防ぐ、学年別の就活準備

企業研究のやり方って? 入社後のミスマッチを防ぐ、学年別の就活準備

2019/03/26

企業研究

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大学3年ですべき企業研究って? 入社後のミスマッチを防ぐ、学年別の就活準備

大変な就活を乗り越え入社したのにも関わらず、「思っていた仕事と違った」というミスマッチから早期に退職してしまう人も少なくありません。入社後のミスマッチを防ぐためには徹底した企業研究がもっとも重要です。

就活では、せわしなく面接を繰り返しているうちにいつの間にか内定をもらうことがゴールになりがち。しかし、大切な社会人デビューの日々を過ごす職場はじっくり決めたいものですね。

この記事では企業研究の必要性や役立つツールやコツを紹介します。インターンシップやOB/OG訪問に行くことに躊躇している方は特にぜひ読んでみてください。

企業研究の必要性

企業研究は必ずやらなければいけないことです。企業研究をするタイミングは、選考を受けている最中でもいいのですが、選考で忙しくなる前にはじめておくのがベストです。

就活を始めるときに企業研究を行っていると、選考を受けたい会社が明確化しますし、大学3年生の夏に企業研究をある程度しておけば、インターンシップにも間に合います。

企業研究を行うことで、説得力ある志望動機や自己PRを考えることができます。就活の1次選考は書類選考であることが多いです。限られた文字数のなかで、なぜその会社を志望するのか、どのようにして会社に貢献するのかまとめなければいけません。
企業研究がきちんとできていると、その会社の強みや今後成長が期待できることを伝えられるので、「どこの会社でも同じことを言っているな」と思われてしまうこともないでしょう。

入社後「自分に合ってない」とならないために!

企業研究をしないと入社後「自分に合っていない」と悩むことになるかもしれません。会社員として働くことを的確に捉えるのは難しいことですから、不安がある人も多いでしょう。できるだけ不安を緩和させるために会社のことや一緒に働く上司や先輩のことを知っておく必要があります。

就活の段階ですべてを把握することはできないので、入社後のギャップはどうしてもあります。ただ、ギャップがどうしても我慢できないものではないようにきちんと確認しておく必要があるというわけです。たとえば、給与はいくらか、残業時間は月に何時間か、ということは事前に確認できます。こういった内容は、もし面接で聞きにくい場合はOBOG訪問をしてみて、先輩に直接聞いてみるのがおすすめです。

OBOG訪問も、就活真っ只中のシーズンだと予定の調整がうまくいかないこともあるので、もし可能であれば、大学3年生の余裕のある時期に済ませておくと、後々ラクになるはずです。

企業研究には終わりがないので、どこまでやればよいのかわからなくなるかもしれませんが、不安がなくなるまで続けるとよいでしょう。少し面倒だなと思ってさぼってしまうと、入社後に苦労することになるかもしれません。ミスマッチを防ぐため、会社の基本情報や事業内容、福利厚生などをしっかり確認しておくことが大切です。

就活の軸を決める

企業研究のやり方についてなのですが、企業研究をする際には会社に何を求めるのか軸をはっきり決めることが重要になってきます。志望する会社を決めるときに大切にすることを自分のなかで確立させておくというわけです。

たとえば、やりがいのある仕事内容でたくさん稼ぎたいという人は、以下のような順位づけになるのではないでしょうか。

1.業務内容
2.事業内容
3.給与

他には、プライベートを大切にする場合は、月の残業時間の少なさや育児休暇の取得率などがチェック項目になるでしょう。残業時間と一言でいっても、忙しい時期とそうでない時期がある会社と一年中決まったスケジュールをこなしている会社があります。最も忙しい月の残業時間を知るとともに、年間の平均残業時間も把握しておかないと、実際にどのように働いているかなかなか見えてきません。企業研究には鋭い視点が必要です。

少しずつでもよいので、自分の気になる点を洗い出し、必要に応じてしっかりと企業研究を進めていきましょう。企業研究をする際には就活における軸をきちんと定めると迷わずに済みます。1社の企業研究をするだけでも多くの時間が必要なので、志望軸に合った会社を選んでいくことが大切です。

企業研究に役立つツール/イベントとは?

企業研究に役立つツールは以下の通りです。

・会社のホームページ
・会社の採用ページ
・会社説明会
・インターンシップ
・OB/OG訪問
・会社四季報
・IR情報

会社四季報は同じフォーマットでまとめられている企業情報で、IR情報は投資家向けに発信している広報活動のことです。まずは、手軽に見られる会社のホームページや採用ページから企業研究を始めてみることをおすすめします。

まとめ

就活の企業研究のやり方がわからないという悩みを抱えている人は多くいます。じっくりと企業研究をするのは大変かもしれませんが、入社したあとのことを考えてきちんと対応しておきましょう。

のちのち慌てなくてもいいように就活が本格化する前に業界研究・企業研究を進めておくことが大切です。履歴書やエントリーシートの志望動機を説得力あるものに変えることができます。どこの会社でも通じるような特徴を志望動機に挙げていてはいけません。面接官は「本当にこの会社に入社したい気持ちがあるのだろうか」という視点で選考しています。

企業研究は働いてからの自分のためにも必ず行うべきことです。企業研究をすることによって、会社に貢献できる人物像が見えてきます。抜かりなく丁寧なリサーチをしましょう。

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