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DTPエキスパート
どんな資格?
印刷基礎知識、DTP知識、コンピューター関連知識が体系的に身につく資格。実技試験もあるため、より実践的な力が身につきます。
こんな仕事に役立つ!
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新田憲さん
30歳 印刷会社から転職後、現在は情報サービス系企業でWeb制作ディレクターとして勤務。 |
前職で印刷会社に勤めていたのですが、商品・サービスを企画する際に印刷や製本、その他Webサービス周りの知識が必須だったので、取得を志しました。Web周りの情報も学ぶので、印刷やDTPデザイナーに限らず、広報、宣伝、Webデザイナー、Webディレクターなど幅広い職種で役立つ資格だと思います。
印刷会社でWebサイトを運営していたときは、商品の検討やサービスの開発、見積りなどあらゆる面で活用できました。現在は転職してWeb制作を担当していますが、取引先から「印刷物も制作したい」、「Webのデザインを紙にも使いたい」といった要望が出てきた場合にとても役に立っています。この資格は、学ぶ幅が広いのがおもしろいです。紙や製本、その他の加工に至る内容から、DTPやデータ入稿、業務フローなど、印刷に関するアナログ的なことからデジタル的なことまで広く学べます。また最近ではSEOやHTML5、CSS3といったWeb周りに関する知識問題も多く出てきています。
半年
実技試験対策をコツコツと続けながら、試験前の2ヵ月くらい前から筆記試験対策をしました。
筆記試験は過去問題が出るので、資格を持っている先輩から5年分くらいの過去問題をもらって勉強しました。実技試験はIllustratorやPhotoshopで、チラシやポスター、パンフレットなどを積極的に制作して、ソフトの操作に慣れるようにしました。
筆記試験対策としてはとにかく過去問題を重点的に大量に勉強しておくようにしてください。Web上にもいくつか問題があるようなのでそれを参照するのもオススメです。ひとつひとつについて細かく調べていると時間がなくなってしまうので、回答をひたすら記憶するようするほうがいいです。有料セミナーもありますので、効率よく問題を勉強したい人は検討してみてもいいかもしれません。また、実技試験ではIllustratorやPhotoshopなどを使うので、操作に慣れておく必要があります。いきなり操作すると何から始めていいかわからないので、こちらも知人・友人でソフトを使える人がいれば、協力してもらうといいと思います。筆記試験も実技試験もパスしないと合格できないので、弱い部分は早めにカバーしておきましょう。