【休学という選択は⁈】挑戦したいことがあり、休学すべきか悩んでいます…。はじめての「休学おどおど」#あつまれ!_おどおど学生。
大学生読者の皆さんは「大学を休もう」と考えたことがあるでしょうか。「あの講義を休もう」などの日々の話ではなく、長期間大学を休む、いわゆる「休学」です。理由はさまざまでしょうが、大学から少し離れてみるというのもいいかもしれません。ただし、急に思い立って「明日から休学だ」とはいかないのです。休学を考えたときにおどおどしないよう、今回は「休学」の手続きや注意ポイントについてご紹介します。
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そもそも「休学」とは?
「休学」とは、大学に籍を残したままで授業を受けるのを一時休むことです。一般に大学には、けが・病気、留学やインターンシップ、家庭・お金の事情などの理由で長期に渡って大学を休まざるを得ない場合には、休学できる――という「休学制度」があります。
読者の皆さんが籍を残して長期間大学を休みたいのであれば、この休学制度を利用します。
休学する大学生は増加しています!
休学制度は、大学生活からいったん離れるにはよい制度です。籍が残りますので、復学することもできますから安心して大学を後にできますね。
実は、休学を選択する学生は長期的に増加しています。教育社会学者の舞田敏彦先生によれば、休学者の推移は以下のようになります。
出典:『NewsWeek』「日本の大学生の休学率が、他国と比較して桁違いに低い理由」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97135.php
上掲のとおり、1980年代中盤から急激に休学者が増加しています。日本の場合、諸外国と比べて休学者数は異常に低いのですが、それでも増えているのは、大学以外の場所で学びを得てみたいと希望する人が増加しているためと思われます。
<引用>
(前略)
休学というとアパシーや経済苦といった負のイメージが付きまとうが、そうでないものもある。留学をするとか自己を見つめ直すとか、積極的な意味合いのものはいくらでも考えられる。
海外でのボランティアもそうで、世界がぐっと縮まった今、世界規模の課題の解決に寄与したいと思う学生も多いはずだ。
こうした学び(体験)ができるよう、大学に働きかけ、休学中の学費の減免を勝ち取った学生もいる。
青年期はアイデンティティーを確立すべく、様々な試行錯誤が許された「モラトリアム」の時期だ(発達心理学者のエリク・エリクソン)。「寄り道」を認めてもいい。
(後略)
⇒引用元:『NewsWeek』「日本の大学生の休学率が、他国と比較して桁違いに低い理由」
上掲は舞田先生のご指摘ですが、「そのとおり」と大学生読者の皆さんも首肯するでしょう。留学は学びの幅を広げるために使うべき制度といえるのです。他の世界で見た体験は、復学してからの学びにも役立つはずです。
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