【初心者にお勧めの「古墳」はどこですか…?】プロが指南! はじめての「古墳見学おどおど」(専門家お勧めの古墳編)#あつまれ!_おどおど学生。

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古墳フェスや古墳をテーマにしたイベントが開催されるなど、ここ数年で古墳人気が高まっています。「墳活」といって、全国にある古墳を巡ることを趣味とする人も増えており、実は「古墳」が密かなブームです。「実は興味がある」という大学生読者もいるかもしれませんね。本シリーズ記事では、埋蔵文化財の調査研究を行う『奈良県立橿原考古学研究所』の小栗明彦さんに協力いただき、初めて古墳見学に挑戦するという人に向けたアドバイスをご紹介します。今回は、「初心者にぜひ見てもらいたい古墳」をまとめました。

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初心者必見のお勧め古墳はどこ?

初めての場合、まずは身近にある古墳からスタートするのもいいですが、やはり「古墳の魅力」がたっぷり詰まったスポットに行くのがお勧めです。そこで、『橿原考古学研究所』の小栗明彦さんに「初心者にぜひ見てもらいたいという古墳」を聞き、以下にまとめました。

箸墓(はしはか)古墳(奈良県桜井市)

3世紀後半に造られた墳丘の全長約290メートルの巨大前方後円墳で、日本で最初に作られたものとされています。被葬者が誰なのかは判明していませんが、邪馬台国の女王である卑弥呼の墓なのではないかという説もある謎多き古墳です。

大仙陵古墳(仁徳天皇陵古墳)(大阪府堺市)

5世紀前半に造られた巨大前方後円墳で世界遺産にも指定されています。全長は約500メートルで、日本で最も大きな前方後円墳というだけでなく、世界で見ても最大級の墳墓です。古墳をぐるりと一周する周遊路が整備されていますが、一周回るのには50分もかかります。隣接する大仙公園には、大仙陵古墳の資料を展示する堺市博物館もあるので、足を運んでみましょう。

石舞台古墳(奈良県明日香村)

7世紀前半に造られた大方墳で、国の特別史跡に指定されています。葬られた人は明らかになっていませんが、蘇我馬子の墓と推定されています。古墳の特徴である墳丘の盛土がなく、巨大な石を30個も積み上げた独特の形をした石室が露出しています。この巨大な石室は一般公開されており、中に入ることができます。

チブサン古墳(熊本県山鹿市)

6世紀前半の前方後円墳。墓の内外に文様や絵画、彫刻などの装飾を施した「装飾古墳」と呼ばれるタイプの古墳です。1,400年以上経過した今でも、壁には赤や白、黒色で塗られたカラフルな壁画が残っています。残念ながら現在(2022年11月時点)は内部公開は中止となっていますが、一度は見ておきたいスポットです。ちなみに、壁画は熊本県立装飾古墳館でレプリカが見学可能です。

また、番外として韓国全羅南道光州市にある「月桂洞1号墳・2号墳」もお勧めとのこと。6世紀前半の前方後円墳で、倭系の人物の墓とみられています。海外のためそう簡単に足を運ぶことはできませんが、機会があれば訪れてみるといいでしょう。

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古墳見学のマナーを守ろう!

初心者にお勧めの古墳に行く前に、やはりルールやマナーも理解しておきたいですよね。小栗さんに「古墳見学のマナーや注意すること」を聞いたところ、「公園など開放されている古墳では、公園の規則に従いましょう。また、古墳は『私有地』という場合も多いので、見つけても勝手に立ち入るのは避け、入場可能かどうか確認することも重要です。写真撮影やドローンを使っての空中撮影を行う場合は、事前に当該自治体の文化財担当者に可否を相談しておきましょう」とのこと。

特に写真撮影に関しては、「内部は撮影不可能」という古墳もあります。トラブルを避けるためにも、古墳に行く前や内部に入る前に確認しておくといいですね。

古墳を楽しもう!

最後に、これから「古墳見学に挑戦する」という大学生に向けて、メッセージをいただきました。

「古墳見学は、外見のユニークさを堪能する芸術的感性や、遺跡を探訪してまわる旅行的好奇心も刺激します。でもやはり、そこを入り口にして、古墳の研究から日本の国家のはじまりを解き明かしていっている考古学に関心が繋がっていくのであれば、私としては大変うれしいです。もし奈良県に来られたときには、橿原考古学研究所附属博物館の見学もお忘れなく」

⇒『橿原考古学研究所附属博物館 』
http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

解決!! 古墳見学おどおど(専門家お勧めの古墳編)

今回は、「初心者にぜひ見てもらいたい古墳」をご紹介しました。石舞台古墳は実際に石室に入る貴重な経験ができますし、箸墓古墳はミステリアスな雰囲気、大仙陵古墳はその大きさに驚くはずです。チブサン古墳も熊本県立装飾古墳館と合わせて見学すれば、その魅力が楽しめるでしょう。これから古墳見学に挑戦するという人は、ぜひ今回紹介したスポットに足を運んでみてください。


文:大西トタン@dcp
編集:学生の窓口編集部                                 取材協力:小栗明彦(奈良県立橿原考古学研究所)
http://www.kashikoken.jp

●奈良県立橿原考古学研究所 

昭和13年(1938)に創立され、奈良県内の埋蔵文化財の調査と研究を行う機関。その成果を広く公開するとともに、国民共有の財産である埋蔵文化財を保護し後世に伝えるためにさまざまな活動を行っている。

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