ミクロネシア連邦環境教育団体 ”Japanesia”

更新:2022/02/25

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環境教育活動

Japanesiaはミクロネシア連邦の環境問題の解決を目的として活動しています。私たち学生に何ができるのかを日々模索し、年に一度渡航し、環境教育活動を行っています。

これまでに現地の小学校で劇やワークショップを用いてゴミが環境にもたらす影響を伝え、ミクロネシア大学の学生と協力してゴミ拾いを行うなどして環境改善をしてきました。

トピックス(1)環境活動啓発イベントの開催

大学内で「フリーシード」を開催しました。「環境問題×ミクロネシア連邦」をテーマに、ミクロネシア連邦のゴミ問題を例に提示して、「世界で起こっている環境問題を他国の問題と他人事にするのではなく、自分事として捉え、地球環境を守るためにもまず、あなたができることから始めませんか？この思いに共感して行動しようと思ってくれたら種植えてくれませんか？

あなたの思いを私たちが一緒に育てます！」と呼びかけ、参加者に種を植えてもらうことで行動に踏み出すきっかけになってほしいという思いのもと、このイベントを行いました。当日は、1時間でおよそ50人の学生、教授、一般の方に種を植えてもらうと共に、環境問題について意見交換することができました。

トピックス(2) 環境啓発絵本づくり

例年は、ミクロネシア連邦を訪れ、現地小学校で環境教育を行っていましたが、2021年は新型コロナの影響で渡航ができませんでした。そこで、日本からでも何かできないかと考え、環境啓発絵本を作成しました。ゴミが自然環境に与える影響や美しい自然を守るための行動など、絵本を通じて子供たちの学びや考えるきっかけになる絵本を届けます。

トピックス(3) タイヤサンダルプロジェクト

私達の活動一つの柱であるタイヤサンダルプロジェクトは2018年に始動しました。ミクロネシア連邦ポンペイ島唯一のダンプサイトには約20,000個もの廃タイヤが放置されています。積み上げられた廃タイヤの山は環境汚染だけではなく感染症や火災の原因にもなり得ます。

ポンペイ島の豊かな自然や、現地住民の安全な暮らしを守るため廃タイヤをサンダルにアップサイクルしてごみを減そうという想いからこのプロジェクトを立ち上げました。本プロジェクトを通してごみを減らすことだけではなく現地の雇用創出や、ごみを資源として見る視点を育てる事もできます。製品自体はまだ試作段階ですが、ポンペイ島独自の刺繍を組み合わせたオリジナリティ溢れるタイヤサンダルを作っています。

サークル紹介

Japanesiaとは

現在９次隊として活動するJapanesiaは、主にミクロネシア連邦を対象に環境教育を行なっている麗澤大学の学生団体です。毎年渡航をし、ワークショップや現地の学生と共にプロジェクトを行なったりしていました。

新型コロナウイルスの影響で、現在は国内でできる活動として、環境教育をテーマにした絵本の作成、廃タイヤを切って加工をし、ミクロネシア特有のポンペイ刺繍で飾り付けた“タイヤサンダル” の試作、環境問題を身近に感じてもらうために“Free Seed” 活動を行なったりしています。ミクロネシアは自然が豊かで美しい光景が広がる一方で、ゴミが正しく処理されていないという現状があります。遠い国の問題だと、他人事だと思わないでください。日本で捨てられたゴミが遠い国へ流れ着くこともあります。

まずは、身近な場所を、住んでいる町を綺麗にしようとしてみてください。それが世界の環境問題の改善に繋がると思います。個性豊かなメンバーで美しく豊かな自然や風景を守っていきます！

メンバー紹介