【環境マネジメント全国学生協議会】「千葉大学環境ISO学生委員会」のSDGs活動を紹介 !!

編集部:ゆう
2021/03/26
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持続可能な開発目標(SDGs)の達成と、学生の活動を通じた持続可能な社会の構築に貢献することを目的に、2019年に「環境マネジメント全国学生協議会」が設立されました。前身は2007年から継続している「全国環境ISO学生大会」で、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を取得した大学の学生団体による年次大会でした。

2017年から、ISO14001の取得に関わらず、もっと広く環境活動に関わる学生が集う大会へと進化し、「環境マネジメント全国学生大会」に名称が変更されました。さらに、学生間の交流を促進するとともに、海外の学生団体との交流窓口となる活動を行うために、当協議会を発足しました。

具体的な活動としては、年に1回全国大会を開催し、情報交換などを行うことや、ホームページを通じた情報発信、海外との窓口となるためホームページの英語対応などです。また、交流を広げていくため、新しいメンバーを募集しています。大学で環境問題やSDGsに関連する活動を行っている学生団体は、ぜひご連絡ください。

環境マネジメント全国学生協議会 公式サイト http://jsemn.org/

千葉大学環境ISO学生委員会のSDGs活動

今回、当協議会メンバーである「千葉大学環境ISO学生委員会」のSDGs活動を紹介します。同委員会は、千葉大学の環境保全に配慮した組織運営をすることであるEMS(環境マネジメントシステム)を運営する公的な委員会として2003年に発足しました。現在1~3年生までの約200人が所属しており、大学のEMS運用だけでなく、環境活動やSDGsの達成へ向けた活動を実施しています。それら活動の中から、SDGsに関わる2020年度に行ったものをいくつか紹介します。

古本市(古本の回収と販売)【SDGs:12】

古本市は、学内の教職員や学生から不要となった教科書や専門書さらに文庫本といったあらゆる分野の本を回収し、安価で販売するという活動です。売上は、返金希望する方には返金し、それ以外は環境活動資金に充てています。また、目的としては、資源を有効活用し、3Rを意識付けし、促進していくことです。例年は、大学の一区画を借りて、本を選んでもらい販売をしていました。年によっては1000冊以上を並べ、400人程度が来場する大規模なイベントでした。しかし、2020年度は三密を回避すべく、メールにて購入の受付を行い、感染対策をした上で個別引取り販売をしました。それでも約300冊の本をリユースすることができました。

中古自転車の回収・修理・販売【SDGs:12】

自転車の有効活用と、大学への放置や廃棄の未然防止対策のために、卒業等により不要となった自転車を無料で回収し、状態の良いものを修理し、新入生などに格安で販売しています。例年は大規模なイベントで販売していますが、2020年度は古本市と同様、事前予約を受け付け、個別に販売する形式で、29台をリユースすることができました。

省エネに対する呼びかけ【SDGs:13】

学内での環境意識向上のために、毎年クールビズやウォームビズに対する啓発ポスターを作成し学内に掲示することや、節水節電に対する啓発ステッカーを講義室やトイレに貼るといった省エネ啓発を、年間通して行っています。また、例年7月には、キャンパス内で、省エネイベントを行っており、例年は、自転車発電の体験やうちわの配布等を実施していました。毎回多くの方に参加いただく、大盛況となるイベントです。しかし、2020年度は非対面で啓発を行う方法を考え、無人ブースでのパネル展示とエコバックの配布を行いました。エコバッグはオリジナルデザインで、中にはエコ啓発のチラシと飲食店で使えるクーポンが入っています。コロナ禍ではありますが、環境啓発を行うことは当委員会にとって重要な役割です。

地元の銀行と協同したecoプロジェクト【SDGs:2・4・7・9・11・12・13・14・15・17】

当委員会は京葉銀行と連携して、2017年から「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」という環境問題啓発に関する活動を行っています。このプロジェクトは、産学連携というパートナーシップのもと、気候変動をはじめとする地球環境問題の解決に向けたSDGsの達成に寄与していくとともに、地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献するために発足しました。これまでに、企業関係者向けに学生がエコ意識の啓発講演を行う企画や、ソーラーシェアリング見学会や子ども向けのエコイベントの開催、地産地消を促進する企画や、自然環境保護活動、小型家電の回収キャンペーン、中学生向けの環境教育授業、インターネットを通じた環境意識啓発記事の発信など、延べ400人以上の学生が関わり、10個のSDGsの目標に寄与する活動を行ってきました。

ここでは2020年度に実施した企画の中から、2つ紹介したいと思います。

まず、100人ほどいる1年生の委員会メンバーは、環境に関する記事を4人ほどのグループで1つずつ作成しました。その中で特に優れていたものを本プロジェクトのサイト内の「エコ発信局〜いそちゃんの部屋〜」に掲載しました。コロナ禍のため、あまり集まることができず、ほとんどオンラインでの打ち合わせのみで記事を作成しました。「エコなお買い物」など普段の生活で実践しやすいものから、「Myマスク」「紙ストロー」など今どきな情報を環境に関連づけて記事にしました。是非読んでみてください。

もう1つは、上級生を中心としたメンバーが環境問題啓発CMを作成したことです。

2021年1月20日から京葉銀行の全営業店(110店舗)の店内ディスプレイなどで放映しています。動植物から命をいただくことで私たちが食べ物や薬を作っていること、その一方で森林伐採やゴミ問題などの自然環境の破壊で動植物に悪影響を与えていることなどを、やさしく伝え、環境問題を解決するために、ゴミ分別やエアコンフィルターの清掃といった家庭でできる取り組みの一部を紹介しています。YouTubeでも公開しています。是非ご覧ください。

学生が作る「千葉大学サステナビリティレポート」

千葉大学では2004年度より毎年、環境への取り組みをまとめた「環境報告書」を、環境ISO学生委員会が構成・取材・執筆・デザインの進行管理を担当して制作しています。2019年度より、環境だけでなくSDGsを考慮し、「サステナビリティレポート」と名称を変更し、2020年度は9月30日に発行しました。

千葉大学のSDGs達成に向けて教育・研究・社会的な取組みをはじめ、脱炭素・循環型キャンパスの構築、自然共生、安心安全といったテーマに、大学や学生の取り組みを掲載しています。環境ISO学生委員会の活動もたくさん掲載しています。レポートのデザインなども全て学生が行ったこだわりのあるものとなっています。機会があればぜひ手に取ってみてください。サステナビリティレポートは紙媒体のみでなく、インターネットでも公開していますので気軽に読んでいただきたいです。

コロナ禍に地域を盛り上げるテイクアウトマップの作成【SDGs:17】

2020年度はコロナ禍により当委員会も例年行っていた対面での活動が制限され、オンラインでの活動が多くなりました。そのような中で、地域社会を応援する企画ができないかと考え、キャンパス周辺地域においてテイクアウトが可能な飲食店9店舗の情報を掲載した「もぐもぐ!テイクアウトマップinにしちば」を作成しました。

さいごに

他にも様々なSDGsに関する活動を行っています。協議会で情報交換をし、活動を広げていき、世界ともにSDGsの達成に向けて活動を進めて行きたいと考えています。

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編集部:ゆう

家族との時間がなにより一番大事!!お酒と音楽とオーディオが大好きな、フィフ(気分はお兄さん)です。

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