エントリーシート(es)に必須の自分の証明写真。エントリーシートの主役は文字や文章ですが、それらの項目でどんなに頑張っても、貼り付けた写真がいい加減なものだと印象ダウンしてしまいます。そこで今回は、写真をのせるときに気を付けたいことや、好印象を与える写真の撮り方などをご紹介します。また、証明写真とは違う、スナップ写真をエントリーシートに乗せるときに意識したいポイントもまとめました。
エントリーシートで写真を貼り付ける際になによりも気を付けたいのが、写真のサイズです。履歴書でもエントリーシートでも基本的な写真のサイズは4.0×3.0cm。数ミリのずれは許容範囲内ですが、エントリーシートに用意されている枠から大幅にはみ出たり、小さすぎたりする場合は、印象はよくありません。
写真を貼るのは、きちんとサイズを確認してからにしましょう。また、写真のサイズは適正なものでも、貼るときに傾いていたり、カットするときにゆがんだりしていると、雑な印象を与えてしまいますから、作業は丁寧にしましょう。
エントリーシートで好印象を与える証明写真を撮りたいなら、写真屋さんにお願いするのが一番です。スピード写真でももちろん証明写真を獲ることはできますが、やっぱりプロに任せると印象が違います。
機材や技術があるのはもちろんですが、第三者的な目線からみて、一番魅力的に見える瞬間を写真として切り出してくれるのも大きなメリットです。
さらに、写真屋さんで撮れば画像編集ソフトで、肌や髪の微調整をしてくれるので、顔の作りはそのままに、ニキビを消したり、顔色を良く見せたりと、より好印象の写真に仕上がりますよ。
エントリーシートで、証明写真ではなくスナップ写真を求められる場合もあります。
ただ単に普段の写真を貼ってくださいというのではなく、自分らしさの出る写真を、と指示があることが多くありますが、これは就活生の素の部分を見たいということに加え、就活生が自分を客観視できるかどうかを見ています。
自分が一番魅力的に見える瞬間がわかっている人は、物事を客観的に広い視野で判断できるとの考えから、エントリーシートでスナップ写真を求めているんですね。
自分のいいところが分からない! そんな人は、何かを一生懸命に頑張っている自分の姿をスナップ写真にしましょう。友人や家族など他の人に選んでもらうのもおすすめです。
いくら自分らしいからといっても、羽目を外しすぎている写真はエントリーシートではふさわしくありません。客観的に見て、魅力的な瞬間を撮った写真を選びましょう。
また、画質の悪い写真も避けるべきです。いくら一番自分が魅力的に見える写真でも、画質が悪ければその魅力が伝わりにくくなるおそれがあります。丁寧な仕事ができますよ、とアピールするためにも、エントリーシートではなるべく画質のいい写真を用意するよう心がけましょう。
エントリーシートのはじめの方にのせることが多い写真は、採用担当者の第一印象を左右します。
たかが写真と適当に用意するのではなくて、写真一枚にも時間をかけて撮影し、適切なものを選びましょう。
▼選考通過した先輩のESが見られる!
文・学生の窓口編集部