【2020年新卒版】エントリー開始時期について解説!

【2020年新卒版】エントリー開始時期について解説!

2019/03/19

就活の基礎知識

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現在大学3年生で、2020年に新卒となるみなさんは、そろそろ就活に本腰を入れなくてはいけない時期です。就活をスムーズに進め、できるだけ多くの企業から内定をもらうためには、スタートが肝心。みなさんは、就活のスタートとなるエントリーが、いつ始まるか知っていますか? 今回は、エントリー開始時期について、詳しくご紹介いたします。

エントリー開始時期

エントリー開始時期

企業ホームページや就職情報サイトにて、個人情報を登録する「プレエントリー」をすることから「選考・採用」は始まります。企業にプレエントリーをすることで、会社説明会や選考スケジュールの通知を受け取ることができますので、まずは気になる企業にどんどんプレエントリーしていきましょう。

就活のスケジュールは、日本経済団体連合会(経団連)が決めています。経団連が定める「採用選考に関する指針」どおりに採用を行う企業であれば、3月1日に採用情報を公開し、プレエントリーの受付を開始します。その後、3月~5月に会社説明会などが行われ、本エントリーシートの提出が始まります。そして、6月から面接などの選考が始まるというのが、就活スケジュールの大まかな流れです。

ただし、これは経団連に加盟している企業のスケジュールです。加盟していない企業は、スケジュールが異なりますので、注意しておかなくてはいけません。

エントリー時期を注意すべき企業

多くの企業では、3月からエントリーが始まりますが、中には例外の企業もあります。「3月になったら就活を始めよう」とのんびりしていたら、採用試験を受けたいと思っていた企業の募集は終わっていた……なんてこともあるのです。では、エントリー時期に注意が必要な、企業や業界について、ご紹介していきます。

外資系企業

多くの外資系企業では、6~7月に「サマーインターンのエントリー」、8月に「サマーインターン」が行われます。この「サマーインターン」を経て、内定を出すという企業も少なくないので、外資系企業に興味があれば、3年生に進級したと同時に情報収集をしておいたほうがいいでしょう。

サマーインターン終了後のスケジュールは、下記のとおりです。

10月頃:会社説明会

11月頃:エントリーシートの提出と筆記試験

12月:面接

そして、年内に内定を出し始めます。3月になって「外資系も受けてみたいな」と思っても、すでに選考が終わっている可能性が高いため、注意が必要です。

ベンチャー企業

経団連に加盟していないベンチャー企業は、優秀な学生を採用するために、早くから選考を行うことがあります。インターンシップが終わった11月ごろからエントリーを開始し、12月~3月にかけて選考を行い、3月には内定を出しているベンチャー企業も少なくありません。大手ベンチャーであっても、経団連に加盟せず、独自の採用スケジュールを組んでいる企業もあるので、注意が必要です。就活エージェントに掲載されない場合もありますので、気になるベンチャー企業は、ホームページで確認しておきましょう。

一部マスコミ

新聞社やテレビ局などのマスコミ業界では、大手の採用が終わったあとに、地方の採用が始まるという慣習があります。そのため、一部の大手マスコミでは、11月からエントリーが始まり、12月には選考を開始、そして3月までには選考を終わらせてしまいます。もちろん、年に2回採用試験を行う新聞社やテレビ局もあるため、最初の選考を逃してしまっても、全くチャンスがなくなるわけではありません。ただ、マスコミ業界を考えている人は、動き出しが早いことを頭に入れておいてください。

エントリー時期を把握しよう

日本の企業の多くは中小企業です。経団連に加盟しているのは1300社ほどで、数で言えば、経団連が定めるスケジュール通りに「選考・採用」する企業は意外に多くはありません。企業によって、それぞれエントリー開始時期・締め切りは異なるということを念頭におき、希望する企業に関しては、事前にエントリー時期を調べておく必要があります。

受けたい企業や業界のエントリー時期を把握したら、エントリーが始まる前にできることは準備しておきます。業界研究や企業研究、自己分析などは、エントリー開始前に、あらかじめ済ませておきましょう。

プレエントリーが始まると、何十社にも自分のプロフィールを登録しなければいけません。また、本エントリーが始まったら、それぞれの企業に合わせて自己PRや志望動機を書く必要があります。「時間がなくて受けたい企業にエントリーできなかった」という事態に陥らないよう、エントリー時期に合わせて準備をしておくと、余裕を持ってプレエントリー・本エントリーをすることができますよ。

まとめ

エントリー時期を知らなかったがゆえに、希望する企業の選考を逃してしまうのはもったいないですよね。2020年に新卒となる就活生は、エントリー時期についてすぐにでも調べ始めましょう。最終的に悔いのない就活にするために、エントリー時期の詳細は忘れないようにしてくださいね。

(学生の窓口編集部)

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