【東京「角打ち」の名店 5選】お酒好きに大人気!「さっと飲んでさっと帰る粋」東京にある「角打ち」の人気店 #あつまれ!_おどおど学生。
「角打ち(かくうち)」のお店が流行している模様です。そもそも角打ちというのは、酒屋で買ったお酒をその場で飲むためにできたスタイルのことです。「角打ち」の「角」は、お酒を枡に入れて、その角から飲んだことからきているという説があります。
今でいうと、酒屋のお店の一角にイートインスペースを作ったようなものです。そもそも「居酒屋」も「酒屋に居る」からきており、もともとは酒屋に設けられた飲食スペースでした。これが飲み屋に発展したのです。
ともあれ、先祖帰りしたような立ち飲みスタイルの「角打ち」が静かに流行しているというのは面白い現象です。
そこで今回は東京都内の「角打ちの名店」をご紹介します。
東京都内の「角打ちの名店」5選
●『地酒処 三益酒店』
1950年代創業で、赤羽で営業を続けている老舗の酒店。現在、三代目の三姉妹がお店を継いで切り盛りしていらっしゃいます。同店では角打ちスペース「三益の隣」を設けており、そこでお勧めのお酒を聞くなどしながら飲むことができます。近所の常連さんに愛されてるお店ですが、「日本一入りやすい酒屋を目指している」とのこと。大学生読者の皆さんもぜひ訪問してみてください。女性にもお勧めの名店です。
住所:〒115-0054 東京都北区桐ヶ丘1丁目9-1-7
営業時間:10:00~20:00 火・日曜、祝日 10:00~19:00
定休日:月曜
電話番号:03-3907-0727
⇒参照:『地酒処 三益酒店』公式サイト
https://mimasu-ya.com/
●『Wine Shop Soif. TOKYO』
珍しいワインの角打ち店。山梨県北杜市にあるナチュラルワイン専門店『Wine Shop Soif.』の東京店です。枡ではなくグラスですので、角打ちと呼んでいいのかは疑問ですが、とにかくおしゃれな外装・内装のお店です。女性も入りやすいスタイリッシュな新時代の角打ち店といえるでしょう。ワインのおいしさ、魅力を余すことなくっ伝えてくれる得難い名店です。
住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-42-15 1B
営業時間:13:00~21:00
定休日:土・日・月曜
電話番号:03-6803-3203
⇒参照:『Wine Shop Soif.』公式サイト
https://www.soif.jp/
●『銀座 君嶋屋』
『横浜 君嶋屋』は、江戸時代に開発された吉田新田地区(近代横浜の中枢・関内地区の外側に当たる)で1892年(明治25年)創業の酒店。昭和初期には港や近隣で働く男衆が集まる「角打ち」を主な商いとしていたとのこと。現在は四代目が継いでいらっしゃいますが、『銀座 君嶋屋』は角打ちの名店として知られます。日本酒・ワイン・焼酎を各種楽しめます。木の温もりを感じさせる素晴らしい内装も魅力です。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-2-1 紺屋ビル1F
営業時間:月~土曜 10:30~20:00 日曜・祝日 10:30~19:00
定休日:無休
電話番号:03-5159-6880
※上掲は『銀座 君嶋屋』のデータです。他に恵比寿にもお店があります。
⇒参照:『銀座 君嶋屋』公式サイト
https://kimijimaya.co.jp/shop/ginza
●『藤田酒店』
「角打ち店はこうでないと!」という居心地の良さが魅力の名店。昭和レトロな雰囲気がたまりません。お酒・おつまみが安価に楽しめます。うるめいわし:50円(2枚以上で頼むルール)などの魚はあぶってくれます。冷蔵庫に冷えている缶ビールを見つくろってさくっと飲む――なんてことができます。常連さんが多いですが、スグに仲良くなれそうな雰囲気に満ちています。だからこそ名店なのです。
住所:〒101-0047 東京都千代田区内神田2-10-2
営業時間:月~金曜 17:00~21:00
定休日:土・日曜、祝日
電話番号:03-3256-0831
●『杉山商店』
普通の酒屋さんなので初見で入るには勇気がいるかもしれませんが、こちらも地元密着で昭和レトロな角打ちの名店。まず1人二品以上注文するのがルールです。「お酒一品とおつまみ一品」か「おつまみ二品」以上です。生ビール(320円)とシュウマイ(200円)などがいいですね。その後は、お店で販売しているお酒を買って飲むことができます。さっと安く飲めるのが大きな魅力ですが、閉店は17:00なので要注意です。
住所:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4-5-13 杉山ビル1F
営業時間:-
定休日:-
電話番号:03-3261-4747
解決!! 東京にある「角打ちの名店」おどおど
東京の角打ちの名店を5つご紹介しました。立ち飲みがほとんどですので、飲んだらさっと引き上げましょう。角打ちのお店で居続けるというのは野暮です。池波正太郎先生ではありませんが、「また来ます」と言って粋に引き上げてください。
文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部