【国会議事堂に行ってみたい…!】はじめての「国会議事堂見学」おどおどを解決 #あつまれ!_おどおど学生。
日本の政治の中枢である国会議事堂は見学が可能です。国会中継やニュースで見たことがある場所にも行くことができます。一度は実物を見ておきましょう。初めて訪れる場合は、その広さや線対称の見事な作りに驚くでしょう。今「国会議事堂見学」は、参議院(議事堂向かって右側)と衆議院(向かって左側)で分かれています。そのうち、今回は参議院見学の予約方法や当日の流れ、見どころをご紹介します。
▼おどおど解決ポイント
1. 見学できる日を知ろう
2. 見学の方法や当日の流れは?
見学はいつできる?
参議院見学は「見学できる日」「見学できる時間」が決まっています。
●見学できる日
月曜日から金曜日まで
●見学できる時間
午前9時から午後4時までの毎正時(午前9時、午前10時、午前11時、正午、午後1時、午後2時、午後3時、午後4時)の案内となります。
土日休日や年末年始は見学ができないので注意しましょう。また、議員全員が出席する本会議が開かれる日は、本会議の開会予定時刻の1時間前から散会までの間は見学はできません。他にも、国会で特別な行事があるときも見学不可。事前に参議院の公式ページにある「会議の案内」を確認して、見学可能かどうか確認しておきましょう。
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見学の予約方法や当日の流れは?
見学は事前予約が必要です。以下に予約方法をまとめました。
1.参加予約をする
参加予約は、電話か参議院西通用門横にある「参議院参観受付窓口」で行います。受付時間は平日の午前8時から午後6時。見学希望日の3カ月前の月初め(最初の平日)から予約が可能です。
2.参観者名簿を提出する
予約をした後は、参観者名簿を提出しましょう。参観者名簿の書式は参議院の公式ページにある「国会体験・見学」からダウンロードできます。
⇒「参議院」国会体験・見学
https://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/bochou/kengaku.html#map2
参観者名簿には、見学日と時間、代表者の名前・住所・連絡先と参加者の名前・連絡先を記入し、「参議院警務部傍聴参観係」にFAXで送ります。
以上で見学予約は完了です。見学は1日8回で、1回あたり最大400名程度の受付となっています。参加したい日時がすでに受付でいっぱいというケースもあるので注意しましょう。
見学当日は、「参議院参観受付窓口」で受付と手荷物検査が行われます。手荷物検査は、毎時40分から行われるので、その時間までに受付に行くようにしましょう。時間になったら、衛視(警備・監視を担当する人)の案内で指定のルートに沿って見学がスタートします。個人で申し込んでいても他の団体と一緒に回る場合もあります。
参議院見学の見どころは?
見学は参観ロビーから始まり、
1.参議院本会議場
2.御休所
3.中央広間
の順で回り、最後に前庭という流れです。それぞれの「見どころ」を以下にまとめました。
●参議院本会議場
議事堂2階にある会議が開かれる議場です。3階までの吹き抜け構造で、からくさ模様を配したステンドグラスの天窓に注目です。
●御休所
国会開会式の際、天皇陛下がお入りになる場所です。国会議事堂建設当時の建築や工芸の「粋」を集めたきらびやかな内装は圧巻です。また、御休所前広間のステンドグラスの天井や、大理石の壁も必見です。
●中央広間
中央広間は2階から6階まで吹き抜けになっており、法隆寺の五重の塔がちょうど入る大きさなのだとか。ステンドグラスの天井をはじめ、見どころ満載のスポットです。
最後に訪れる前庭では、国会議事堂を真正面から間近に見ることができます。普段は遠くからしか見ることができませんから、ぜひ記念写真を撮影しましょう。参観の記念として参観コース内での撮影は原則として可能です。ただし、私的な宣伝および営利目的での撮影はNG。通行の妨げになる場所、歩きながらの撮影もできないので注意しましょう。
解決!!「国会議事堂」おどおど
国会議事堂見学は、「大人の社会見学」としても人気です。めったに行くことができない場所に足を踏み入れる貴重な機会なので、興味のある人はぜひ見学予約をしてみてはいかがでしょうか。
文:大西トタン@dcp
編集:学生の窓口編集部
参照元:「参議院」国会体験・見学
https://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/bochou/kengaku.html#map2