2021年に開催された東京オリンピックで初めて採用された「サーフィン」。日本人選手が男女共にメダルを獲得したこともあり、大きな注目を集めました。オリンピックを見て「サーフィンを始めてみたい」と思った人も多いでしょう。

 とはいえ、どうすればいいのか分からない人が多いと思います。本シリーズ記事では、『サーフィン虎の巻』の著者である小林弘幸さんの協力の下、「初めてサーフィンに挑戦するには、どうすればいいの？」をまとめました。まずは「最初にすべきこと」から説明します。

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知識がないまま道具をそろえない！

サーフィンでは、サーブボードやウェットスーツだけでなく、フィン、リーシュコード、ワックスなど、さまざまな道具をそろえる必要があります。それにあると便利なポンチョやサーフィン用の日焼け止めなども。ただし、これから始める人は、まずこのようなサーフィンのアイテムをそろえるのは待ってください。

『サーフィン虎の巻』の著者でもある小林さんは、「サーフィンでは知識や経験がないうちに道具を買って失敗してしまうケースが本当に多い」と言います。

間違った道具を選ばないようにするには、まずはサーフィンを体験してみて、自分に合った道具を把握するのがとても大切とのこと。そのためには、まずはサーフィンスクールに参加して、その時に自分の体格やセンスにあった道具をアドバイスしてもらいましょう。たいていのスクールにはさまざまな種類のボードがそろっているので、いろんなタイプのボードを使ってみて、自分に合うボードを見つけるのがマストだそうです。

試しに初心者用レッスンを受けてみるのもお勧め

「サーフィンをやってみたい」と思ったら、まず通いやすくて、雰囲気がよさそうで、しっかりと教えてもらえるサーフィンスクールを探してみましょう。たいていの初心者用のレッスンは、1日でルールやマナーから立ち方の基本までを教えてもらえます。ここで基本を知ることで、おどおどする機会がぐっと少なくなるでしょう。

例えば、小林さんがアドバイザーを務める『Surf Club』には、「1日マスターレッスン」というビギナー向けのコースがあります（8,000円［税込み］）。ルール、マナー、危険の回避方法、基本的な動き、海での実践といった内容を1日でレクチャーしてくれます。道具のレンタルフィーも含まれているため道具がなくてもOKとのこと。

ちなみに、スクールに参加する場合、どのような服装で何を持っていけばいいか分からないという人も多いかもしれません。ボードやウエットスーツといったサーフィンに必要な道具はレンタルできるので、水着、タオル、日焼け止め、ビーチサンダルのような海水浴に行くような感じで行けばOKとのことです。まずは気軽に参加してみましょう。

解決!! サーフィンおどおど（最初にすべきこと編）

 サーフィンを始めたいときに「まずは道具をそろえるところから……」と考えてしまいがちですが、知識のないままそろえるのはNGとのこと。スクールで何が必要なのか、どのタイプが自分に合っているのか確認してからそろえることで、失敗を防ぐことができます。次回は「海に出るまでの準備」や「海でのルール」をご紹介します。お楽しみに！

文：大西トタン＠ｄｃｐ

編集：マイナビ学生の窓口編集部

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