【サーフィンに挑戦!】「はじめてのサーフィンおどおど」を解決(海に出るまでの準備・マナー編)

「サーフィン」は人気のウォータースポーツです。東京オリンピックで新種目に選ばれたこともあり、「挑戦したい」と思う人も増えています。読者の皆さんの中にも、興味を持っている人がいるのではないでしょうか。しかし、初心者の場合は道具やマナーなど分からないことばかり。本シリーズ記事では、『サーフィン虎の巻』の著者である小林弘幸さんの協力の下、「初めてサーフィンに挑戦する際の注意ポイント」をまとめます。今回は「海に出る際の注意点」についてご紹介します。
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慣れてきたら自分だけの道具を選んでみよう

▼おどおど解決ポイント
1.コーチに相談しながら道具をそろえよう
2.慣れないうちは「穴場スポット」で楽しもう
3.サーフィン独自のルールを学ぼう
スクールでサーフィンを体験したら、レンタルでいろいろなサーフボードを試してみてください。そうすれば、「自分に合うボード」が見つかるはずです。そのボードを基に、コーチに相談しながら「最短で上達できる道具」をそろえていきましょう。サーフィンではボード以外にも、以下のような道具が必要です。
・ウエットスーツ
・フィン
・リーシュコード
・ボードケース
・ワックス
また、以下もあると便利だそうです。
・着替え用ポンチョ
・サーフィン用日焼け止め
・クレンジング
・ウエットスーツ用ハンガー
・防水バックパック(電車で行く人用)
・バケツ(濡れたものを車に積む場合に使う)
・ポリタンク
・電動シャワーなど
コーチのアドバイスを参考にしながら、自分に必要なものを揃えていくと失敗することはないでしょう。
海に出る際に注意することは?
『サーフィン虎の巻』の著者である小林さんに「ビギナーが海に出る際に注意すること」を聞いたところ、「まずは『有名なポイント』は避けてください」とのこと。有名なポイントはとにかく人が多く、波が来ても他の人が乗ってしまったり、他の人とぶつかってしまったりする可能性が高くなります。慣れないうちは怒られることも多くなり、これでは楽しめません。
基本的には、サーファーがそれほど多くない「穴場スポット」を選び、そこをホームブレイク(よく行くビーチのこと)にしてサーフィンを楽しむのがいいとのこと。こうしたビギナー向けの穴場は、スクールでいろいろ教えてもらえるそうです。
マナーを守って楽しく波に乗ろう
サーフィンには絶対に守らなければならない独自のルールがあります。例えば、
・ワンマンワンウェイブ(1本の波に乗るのは1人だけ)
・波が最初に割れだす場所に一番近い人が優先
・波に乗っている人のじゃまをしない
などです。他にも地元の人しか知らないようなローカルルールもあります。小林さんによると「ルールやマナーはスクールで必ず教えてくれるので、しっかり覚えて事故やけがのないように波乗りを楽しみましょう。ルールを知らずにサーフィンするとけがやトラブルにつながってしまいます」とのこと。
解決!! サーフィンおどおど(準備・マナー編)
「初めてサーフィンに挑戦する際の注意ポイント」として、初心者がスムーズに練習するためのポイントやルール、マナーをご紹介しました。自分だけの道具をそろえたら、勇んで海に出たくなるものですが、今一度マナーやルールを確認して、他のサーファーの迷惑にならないようにしましょう。次回は、よりサーフィンを楽しむポイント編です。お楽しみに!
教えてくれたのはこの人!
取材協力・監修:小林弘幸
『サーフィン虎の巻』、『ショートボードビギナーズバイブル』等の著者で、千葉・九十九里にあるサーフィンスクール『Surf Club』のアドバイザー。日本サーフィン連盟公認指導員、国際サーフィン連盟公認サーフコーチなどの資格を持つ、プロインストラクター。
⇒サーフィンスクール『Surf Club』
編集:マイナビ学生の窓口編集部