地域につながる。自分をひろげる。 〜北九州市立大学 地域共生教育センター(421Lab.)〜
北九州市立大学地域共生教育センター(421Lab.)について
北九州市立大学地域共生教育センター(421Lab.)は「地域につながる。自分をひろげる。」を理念とし、大学生の地域貢献活動とそこでの学びをサポートするため2010年4月に設立されました。
現在、421Lab.の中には16の学生プロジェクトがあり、様々な分野で長期的な視点から地域の課題解決に取り組んでいます。今回は、その中でもSDGsと関連の深い活動をしている4つのプロジェクトを紹介します。
トピックス(1) 青空学プロジェクト
青空学プロジェクトは「北九州市の環境問題に対し、大学生という立場から解決への糸口を見つけ出すこと」を目的として活動を行っているプロジェクトです。
当初は北九州市の「公害克服の軌跡」を残し、伝えていくことを中心に活動していましたが、現在はそれに加えて、学生にもできるSDGsの実践ということで、毎年自分たちが選んだSDGsのゴールに向けた活動を考え、海岸清掃や湿地帯の生態系調査、環境保護に関する勉強会などを行っています。
トピックス(2) 子ども食堂応援プロジェクト
子ども食堂応援プロジェクトは、行政や市内の様々な団体と協力し、子どもたちの貧困や孤食問題を改善することはもちろんのこと、子どもたちが安心して過ごすことができる居場所をつくることを目的に設立されました。
コロナ禍で子ども食堂の活動ができない時も、子どもたちに手紙を書いたり、動画で簡単な料理の作り方や家でもできる遊びを紹介するなどの活動を行っていました。
2020年度のSYDボランティア奨励賞では最優秀賞の文部科学大臣賞にも選ばれ、賞金の20万円を市内の子ども食堂に寄付させていただきました。
トピックス(3) 平和の駅運動プロジェクト
「北九州市小倉は、実は原爆投下の第一目標だった」という歴史的事実を重く受け止め、「北九州市の学生だからできること」をモットーに、北九州市小倉に根付く伝統芸能『小倉祇園太鼓』を用いて、音楽と若い力で平和を訴える活動を行っています。
北九州市内の小学校で平和学習を行ったり、活動に賛同してくれた皆さんと一緒に折った千羽鶴を長崎県の平和記念公園と城山小学校に届けたりする活動を行っています。
トピックス(4) 421Lab.+TAP SDGs Community プロジェクト
SDGs community プロジェクトでは、大学生や市民の方々にSDGsをより身近なこととして捉え、考えてもらうための活動を行っています。
学内での啓発活動や、連携している企業と一緒にSDGsに取り組んでいる方や団体を紹介する動画配信などを行っています。今後は、自分たちでもSDGsに関連した取り組みを進めていく予定です。
サークル紹介
421Lab.のこれから
私たち地域共生教育センター(421Lab.)は、地域貢献活動においてSDGsの考えを取り入れながらさらに発展的な活動をしたいと考えています。
北九州市内だけでなく、国内外を含む様々なフィールドで魅力的なまちづくりや社会づくりに貢献するため、これからも頑張っていきます。
メンバー紹介
北九州市立大学 地域創生学群 児嶋悠菜(421lab.学生運営スタッフ)
北九州市立大学 地域創生学群 柳瀬萌(421lab.学生運営スタッフ、平和の駅運動PJメンバー)
北九州市立大学 地域創生学群 手嶋紘平
北九州市立大学 文学部 宮下真綾(421lab.学生運営スタッフ、SDGs Community PJメンバー)
HP
告知
イベント告知やメンバー募集も可。新たな告知があれば、季節ごとに更新も可。
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