Social Innovation by ICT and Yourself 〜神戸情報大学院大学(KIC) 大寺研究室の取り組み〜

神戸情報大学院大学(KIC) 大寺研究室

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神戸情報大学院大学(KIC)×SDGs

神戸情報大学院大学(KIC)は、

1.社会の課題をICTと人間力によって解決できる人材を育成する

2.人とテクノロジーが調和することで持続発展可能な未来社会を創造する

3.国際社会が目指すSDGsと日本が目指すSociety5.0の実現に全学をあげて取り組む

という3つのSDGsビジョンの下、学生たちはSDGsの実現に貢献し得る研究活動を行っています。

特に「探究実践プログラム」という、「1社会における課題を自分で発見し、2自分の強みを磨き、生かしながら、3「現場」でシステムづくりを実践、仮説検証を繰り返しながら課題解決をするプログラム」をベースに、あらゆる産業領域での課題解決と価値創造に必要な眼差し、思考力、行動する力を養い、高度ICT人材としての土台を築きます。

今回は数ある研究室の中から大寺研究室で研究している岡松岳史さんと、大図奈美さんが取り組んでいるSDGsの一つである「3.すべての人に健康と福祉を」に資する研究をご紹介します。

トピックス(1) AIによるアレルギー性結膜疾患セルフチェックサービスの構築(大図奈美さん)

KICに入学する前、私はドラッグストアで働いていたのですが、来店されるお客様のお薬や病気の相談に乗っていました。

その経験を基に、KICに入学してからセルフメディケーションという、軽度な病気やけがは自分で治すという研究テーマに共感をして、AIを用いた眼瞼結膜評価システムの構築の研究を始めました。

瞼の裏側をAIに判定させ、日本人のおよそ40%がかかっているといわれている花粉症やハウスダストなどといったアレルギー性結膜疾患がどれくらい進行しているかというものを判定します。

この研究を通じて海外で医師不足の地域や、先進国と開発途上国をつなぐオンライン診療に役立てていきたいと考えています。

トピックス(2) 中途言語障がい者用ソフト/スマホアプリ開発(岡松岳史さん)

僕は仕事でリハビリの技師をしています。障がいや病気を持つ方と接する中で、ICTを使って、そのような方々の社会参加の可能性を広げたいと感じていました。

KICに入学し、大寺研究室に入ってからは、その想いを具現化するため、全国に22万人程いる中途言語障害の方の、約半数の10万人程となる神経難病による構音障害という、うまく言葉を出す筋肉が動かないハンディキャップを持つ方々が使えるような、スマートフォンのアプリケーションを開発しています。

構音障害を持つ方は、うまく言葉を出す筋肉が動かないハンディキャップがあるため、「おはよう」と言いたいのに、「うはああ」としか発話できない、というケースがあります。

僕が開発しているシステムは、「うはああ」と発話しても、「おはよう」と出力させるというようなアプリケーションです。僕の研究のゴールは「3.すべての人に健康と福祉を」ではありません。

このシステムは障がいを持つ方にとって最後の選択肢じゃないかもしれませんが、様々な選択肢の中の一つとして、例えばSDGsの「8.働きがいも経済成長も」の働く事が少しでも可能になったり、「10.人や国の不平等をなくそう」の伝えることが出来ない事による不平等さの解消や、「11.住み続けられるまちづくりを」のいつまでも自分らしい姿で住み慣れた家で住めることや、「16.平和と公正をすべての人に」のように、声に出して参加していく。という点をゴールに考え、困っている人の一助となるようなものにしたいと思っています。

研究室紹介

■大寺研究室(大寺准教授より)

 大寺研究室では、画像処理を主な研究分野としながら、学生の興味・関心に応じて「見る(見せる)こと」を総合的に研究し、人にやさしいシステムを構築することを目指しています。

皆さんが生きている、この、ありとあらゆる信号がデジタル化し、身の周りに溢れているデジタル化した社会においては、デジタル信号の処理技術は、極めて汎用性が高い技術と言えます。皆さん自身のアイデアによって社会に対して新たな提案を行う事、そしてそれを実現する確かな実装(実践)力を身につけることで、デジタル時代を生き抜く力を身につけることができます。

お二人は、もちろん前職はITの何か開発とかをした仕事ではないので、お仕事を通じて課題を見つけ、解決をしたいという思いから一から開発の仕方を学んで、今、プロトタイプのアプリケーションの開発までたどり着いています。

未来のまだ見ぬ誰かから、そして未来のまだ知らぬ自分から、「あの時に頑張ってくれてありがとう」とお礼を言われるためにも、今できることを一緒に頑張ってみませんか。

この研究を行っている研究室メンバー

神戸情報大学院大学情報技術研究科 大図奈美

神戸情報大学院大学情報技術研究科 岡松岳史

■URL

1.KIC公式HP

2.トモ先生のデジタルエコノミー・チャンネル

3.KIC公式Youtubeチャンネル(お二人のインタビュー動画が掲載されています)

4.KIC公式FaceBook

5.KIC公式Twitter

■告知など

神戸情報大学院大学の大寺研究室で一緒にICTによる社会課題解決に挑戦しませんか?
現在、2022年4月・10月入学の学生を募集しています。詳しくはオープンキャンパス個別相談にご参加ください。

■大学院ロゴ

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