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薬剤師
どんな資格?
調剤や医薬品の供給を行うための資格。薬剤師のほか、製薬企業の営業(MR)などにも知識が活かせます。
こんな仕事に役立つ!
斉藤智子さん
31歳 医療系企業で薬剤師として勤務。2005年、薬剤師免許を取得。 |
元々化学に興味があったのと、両親の勧めもあったため、大学の薬学部に進学しました。医薬品開発をしたいと思っていましたが、現在は、開発の道ではなく医療に携わっています。
免許がないと薬剤師として働けないので、資格は絶対必要です。資格取得に向けて、薬がどのように作用するのかということを理解するために、薬以外に体の仕組み、細胞の仕組み、物質の性質、心理学など幅広く学びます。仕事の内容によっては必ずしもすべてが役に立つことはないかもしれませんが、見えなかった世界も見ることができるので楽しいですよ。
4年
在学中はアルバイトをしている人もいましたが、どんどん知識を蓄積していかないといけないかったので、私はなるべく時間を勉強に使うようにしていました。国家試験前は半年以上かけて、当時はよく使われていた「黒本」で傾向と対策を調べて、ひたすら自分に自信をつけるようにしていました。プレッシャーに潰されないように、最後の年は自分との闘いでした。
授業がメインだったのですが、予習復習をしっかりしないと追いつけなかったので、毎日勉強漬けでした。疑問点が出たらその場でメモをし、授業終了後の早いうちに調べて解決させる習慣をつけていました。また、友達とお互いに教え合うことも力になるのでやっていました。また、国家試験前の半年くらいは過去問で勉強しました。