【韓国の原宿、タイの原宿…「○○の原宿」いくつ知っている? 】はじめての「アジア各国の原宿」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。
日本の渋谷・原宿といえば、ファッション・トレンドの発信地として知られています。多くの若者が訪れるエリアで、アパレルブランドが店を構え、グルメにおいても名店が多くあります。原宿のような街は各国にあるはずですが、アジア諸国で「○○の原宿」といえばどこなのでしょうか。調べてみました。
●「韓国の原宿」
「ソウル市の明洞(ミョンドン)」は、韓国の原宿といわれています。原宿といわれるゆえんはソウル市最大の繁華街で、流行に敏感な街であるためです。ファッション・コスメ関連のおしゃれな店が多数あって、グルメ、ショッピングにも便利な観光スポットとなっています。「ソウルに行ったら明洞で買い物!」は定番のコースです。
●「タイの原宿」
「タイの原宿」といわれるのは「バンコク市のサイアム(Siam)」です。ファッション、トレンドの発信地として知られています。サイアムの北エリアには高級ブランドが多数入った「Siam Paragon(サイアムパラゴン)」というショッピングモールが、南エリアには若者の集まる「Siam Square(サイアムスクエア)」があります。
●「シンガポールの原宿」
「シンガポールの原宿」といわれるのは「Bugis Street(ブギスストリート)」です。観光客はもちろん地元の若者が詰めかける活気あるエリアです。バッグや靴など雑多にショッピングが楽しめる他、美容系サロンも充実。このブギスストリートは中国系ですが、イスラム系の原宿ともいえる「Arab Street(アラブストリート)」もあります。多民族国家ならではですね。
●「ミャンマーの原宿」
「ミャンマーの原宿」といわれるのは「ヤンゴン(旧名:ラングーン)市の「Hledan(レーダン)」です。「Hledan Centre(レーダンセンター)」というショッピングセンターがランドマークですが、レーダンストリートには個人商店が軒を連ね、大学生など若い世代が訪れて賑わいます。ヤンゴン有数の市場もあります(Hledan Zay)。
●「ベトナムの原宿」
「ベトナムの原宿」といわれるのは「ホーチミン市のGuyen Trai(グエンチャイ)通り」です。6つの道路が交わるロータリーに合流する通りです。ファッションセンター『Zen Plaza(ゼンプラザ)』がランドマークになっており、『Hoa Sen(ホアセン)大学』があるため若者が多く利用して活気があふれる場所です。女子に人気の現地アパレルブランドがお店を出しています。
最後にちょっとひねった場所を……。
●「タイに原宿」
「タイの原宿」ではなく「タイに原宿」です。2022年3月31日に、タイのバンコク市に『原宿タイランド』という一種のテーマパークがグランドオープンしました。原宿という名前ながら、江戸時代の日本家屋を模したような建物、鳥居などが並び、日本食レストランもある不思議な空間です。「JR原宿旧駅舎」に似せた建物が入り口になっています。
韓国は日本のすぐ西隣りにあるためか「韓国の原宿」の他に、秋葉原もあります。
●「韓国の秋葉原」
「ソウル市の龍山(ヨンサン)」は「韓国の秋葉原」といわれ、多くの店舗が軒を連ねる電気街です。『龍山電子ランド(ELECTRO LAND)』というランドマークもあり、さながら秋葉原にある『ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba』のようです。このビルの中にはフロアごとに複数のお店が入っています。
以下はちょっとヘンな「韓国の○○」。
●「韓国のマチュピチュ」
釜山市の「甘川洞(カムチョンドン)文化村」では上掲のようなカラフルに色分けされた低層の建物が密集しています。棚田のように建物が並ぶさまがインカ帝国の遺産「マチュピチュ」のようにも見えることから一名「韓国のマチュピチュ」。
解決!! 「アジア各国の原宿」おどおど
「アジア各国の原宿」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。原宿といえば若者が集うトレンドセッターな街。各国の都市にも当然そのようなエリアがあり、そこが「○○の原宿」と呼ばれるのです。大学生読者の皆さんも、今回ご紹介した都市を訪問した際には、ぜひ「原宿」にも足を運んでみてください。
文:高橋モータース@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部