「目の前の一歩を丁寧に──部活で磨いたタフネスが、国の未来を考える仕事につながった」

学生の窓口編集部

PR 提供:経済産業省
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官公庁、特に経済産業省(以下、経産省)と聞くと、法学部や経済学部出身の学生が多いというイメージを持つかもしれません。しかし、今回お話を伺ったのは、工学部出身の中嶋さん。大学時代は女子ラクロス部の主将として部活動にすべてを捧げてきたのだとか。

現在、製造産業局自動車課で活躍する彼女が、なぜ経産省を選んだのか。そして、学生時代のラクロスや理系の学びが、現在の仕事にどう生きているのか。その軌跡と、仕事への思いを伺いました。

中嶋 佑佳さん 製造産業局 自動車課

ラクロス部主将の経験で培った「タフネス」と「チームで成果を出す経験」

――大学時代はどのように過ごされましたか?
中嶋さん:大学時代は、女子ラクロス部の活動に専念していました。新入生歓迎会で見た女子ラクロス部が、一番本気で「勝ち」を目指して取り組んでいるように見えたんです。その、本気で向き合うチームに惹かれて入部を決めました。

――部活動の経験が、今の仕事に生きていると感じることはありますか?
中嶋さん:たくさんありますね。最も大きいのは、目標達成のために「やれることを全部やってみる/やり続ける」という経験です。体力面はもちろん、精神的なタフネスも鍛えられました。何かを行う際に何が必要かを分析し、真剣に考えて、トライ&エラーを繰り返す。このプロセスは、部活でも今の業務でも全く同じだと思いますし、苦しい瞬間に対する耐性がついていると感じます。

また、主将を務めていた時期に、チームがバラバラになりかけたことがありまして……。その時は挫折しかけましたが、どうすればチームがまとまるかを真剣に考え、周りの人ととにかくたくさんコミュニケーションを取りました。そして、どんなに小さなことでも結果を出していくことで、乗り越えることができましたね。チームで成果を出すという点も、今の業務に通じると思います。

この「タフネス」と「チームで成果を出す経験」は、今の仕事の根幹になっていると思います。

理系学科での学びが、技術的な議論の「基礎体力」に

――理系に進まれた理由と、そこで学んだことで役に立っていることを教えてください。
中嶋さん:私が所属していたのは工学部のシステム創生学科知能社会システムコースです。理系の技術が社会にどう応用されるのか、テクノロジーが社会や日本経済の向上にどうつながっていくのかに興味があり、この専攻を選びました。
理系学科で学んだことは、一見今の業務に関係ないように思えますが、現在の業務の「基礎体力」として非常に役立っています。 私は今、自動車課に在籍していますが、例えば電気自動車(EV)の「蓄電池」の技術や、「モーター」がどう動くかといった理系的な話が日常的に出てきます。
もちろん、私が車の本体技術をすべて知っているわけではありません。しかし、技術的な内容を学ぶ際の基礎力があり、新しい技術に対しても「抵抗がない」ということは、大きな強みになっています。

また、副次的なものですが、学科には生成AIのようなテクノロジー系の研究室も多かったので、当時の人脈を伝って「技術的にこれはどうなのかな?」と専門的な話を気軽に聞けることも、つながりとして生きていますね。

「日本の未来のために」—偶然の出会いが導いた経産省への道

――就職活動では、どういった経緯で経産省を選んだのですか?
中嶋さんもともとは省庁に全く興味がありませんでした。大学院に進学して、そこで自分のやりたいことや就職先を見極めようかと考えていたんです。
転機が訪れたのは、大学3年生も終盤の3月頃。たまたま大学で就活イベントが開催されていて、ふらっと参加してみたんです。ほかの企業のブースは担当者が複数人いる中で、経産省のブースだけ担当者が一人しかいなかったんです。その「他と違う」ところになんとなく興味を引かれて、話を聞いてみました。

その時、担当者の方が「日本の未来のために、ということを判断軸として仕事をしている」とおっしゃったんです。その言葉を聞いた瞬間、素直に「すごく素敵だな」と思い、経産省で働きたいと強く感じました。
1社の利益や1プロジェクトの利益ではなく、「国全体が中長期的にどうあるべきか」という大きな視点を軸に検討できる。そこに大きな魅力を感じましたね。

――実際に入省してみて、イメージとのギャップはありましたか?
中嶋さん:ほとんどありませんが、「良いギャップ」はありました。それは、 想像していた以上に「若手のうちから様々なことを任せていただける」ことです。
経産省には巨大な組織というイメージがありましたが、実際に所属する「課」単位で見ると、意思決定に関わる人数はそこまで多くありません。自分が担当している分野について、若手であっても「中嶋さんはどう思うの?」と上の人が真剣に意見を聞いてくれるんです。

「これちょっと考えてみてよ。好きにやってみていいから!」と、大きな裁量を与えてくださることも多いですね。もちろん、私が困った時や間違えそうになった時は、すぐに軌道修正をしてくださるので、安心して挑戦できます。

業界と国の「一番いい形」を探る。現場主義で培った対話力

――現在のお仕事と、やりがいについて教えてください。
中嶋さん:現在は自動車課で、大きく分けて2つの業務を担当しています。 1つ目は、電動化技術(蓄電池やモーターなど)の開発促進や、技術変化に伴う必要な対応を考えることです。 2つ目は、経済安全保障の観点です。日本の自動車業界はグローバルに活躍しているからこそ、諸外国との関係性を踏まえ、強靭なサプライチェーンを構築することが求められています。

やりがいを感じるのは、民間企業だけではできない手助けが少しでもできているな、と思えた瞬間です。
民間企業の方々にしかわからない現場の課題があり、私たち行政にしかわからない国際情勢や政策全体の視点があります。その両方から情報を得て、コミュニケーションを重ね、「国として何が一番いいのか」を考えて提示し、民間企業の方々をサポートできた時に、この仕事の意義を強く感じます。

――特に印象に残っているお仕事はありますか?
中嶋さん:以前在籍していた省エネルギー課での業務です。当時、製造業にも脱炭素が求められる中、「省エネ法」について仕事をしておりました。この水準を決める作業が非常に難しく、印象に残っています。
目標が高すぎれば業界に過度な負荷をかけてしまいますし、低すぎても政策として機能しません。各業界にとってどのくらいの水準が適切なのか、その落としどころを見つける業務をしていました。なぜその水準が難しいのか、なぜその意見が出てくるのか、その「本質的な理由」がわかるまで、何度も議論を重ねました。
業界について猛勉強したのはもちろん、実際に工場に足を運び、自分の目で現場を見て、理解できるまで質問しました。そうして本質的な問題がどこにあるのかを探り、対話を繰り返すことで、最終的に納得のいく水準を決めることができました。

この時に上司が「2〜3年目だけど、自分で考えてやってみなよ」と、業界の現場に飛び込み、案を練るプロセスを任せてくれたんです。この時の「とことん現場を理解し、対話を通じて物事を進める」という主体的な経験が、今の自分の基盤になっていると思います。

就活生へのメッセージ「何かに熱中した経験は、必ず生きる」

――最後に、就職活動中の学生へメッセージをお願いします。

中嶋さん:私は、経産省を志望し始めたのが大学3年生の終わりと、かなり遅いスタートでした。それまでは部活のことばかり考えていましたし、理系の人間なので、正直かなり経産省とは縁遠い部類だったと思います。
でも、あの時たまたま出会った採用担当者の「日本の未来のために」という言葉に感じた「かっこいい!」という直感は間違っていませんでした。
入省してからもそのイメージは変わらず、個社の目先の利益ではなく、中長期的な目線で「本当に今、日本は何をすべきか」を真剣に考えられるこの環境に感謝しています。
私のように、部活生や理系の方など、普段あまり官僚を目指さないような方々でも、少しでも「面白そうだな」とワクワクを感じられるなら、経産省は絶対に楽しめる職場だと思います。

学生時代は、勉強でも部活でも何でもいいのでとにかく何かに熱中して、「これを絶対に達成したい」という思いを持って試行錯誤を繰り返す経験をしてください。今、興味があることをひたすら掘り下げて、そこに熱中した経験は、将来どんな道に進んでも必ず生きてくると思います。

***

中嶋さんのように、部活や理系の学びなど、一見遠回りに見える経験が、思いがけず未来の仕事につながることがあります。少しでも「面白そう」「雰囲気を知りたい」と感じたら、まずは気軽に経産省のInstagramをのぞいてみてください。

職場のリアルや若手職員の姿に触れることで、あなたの中にも新しい可能性が広がるはずです。

経済産業省 新卒採用公式アカウントはこちら


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