【テニスのルールを教えてください…】はじめての「テニス観戦おどおど」#あつまれ!_おどおど学生。

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初めて観戦するスポーツでも、最低限押さえておくべきルールさえ頭に入れておけばスムーズに楽しめるものです。楽しむことができれば、そのスポーツにより興味を持つことができるはずです。例えば、皆さんは「テニス」のルールはご存じですか? ポイントのカウント方法やセット数など、知らないという人もいるでしょう。今回は、日本テニス協会協力の下、「最低限覚えておくべきルール」や「テニスの見どころ」をご紹介します。

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最低限覚えておくべきテニスのルールは?

テニスは、中央にネットを張ったコートを使い、ラケットでお互いの陣地にボールを打ち合うスポーツです。古くは紀元前の時代にも、似たような遊びが行われていたといわれています。その後、ヨーロッパで貴族の遊びとして親しまれるなどを経て、19世紀に現在の形になりました。

活躍している日本人選手も多く、また20212年に開催された「東京オリンピック・パラリンピック」でも大いに盛り上がったので、興味を持っている人は多いでしょう。そこで、初めてでもテニス観戦を楽しめるよう、まずは「最低限覚えておくべきテニスのルール」を以下にまとめました。

1.ポイントの獲得方法を覚えよう

まずは、何がどうなれば得点になるのかを覚えましょう。テニスは、ノーバウンドで相手のコート内に打ち込み、相手コート内で2バウンドすると得点になります(車椅子は3バウンド)。

2.ポイントのカウント 

テニスを見る上で難しく感じるのが得点のカウント方法でしょう。テニスでは、得点を1ポイント⇒2ポイントと順に数えるのではなく、0(ラブ)、15(フィフティーン)、30(サーティ)、40(フォーティ)と独特のカウントになっています。何も得点が入ってない状態が0で、次がいきなり15、さらに次は30と表示されるので、初めての場合は戸惑うかもしれませんね。

テニスの得点の数え方 

無得点状態=0(ラブ) 

1ポイント=15(フィフティーン) 

2ポイント=30(サーティ) 

3ポイント=40(フォーティ)

テニスでは先に4ポイントを先取(得点が「40」の段階からさらに1点獲得する)した方がそのゲームの勝利となります。ただし、お互いに40の場合は「デュース」となり、ここから連続して2ポイントを連取しないと勝利となりません。

3.試合のフォーマット 

テニスの場合、先述のように先に4ポイントを獲得した側がそのゲームの勝利となります。これを繰り返し、先に6ゲームを勝った方が「1セット獲得」となります。プロの試合は3セットマッチと5セットマッチの2種類があり、3セットマッチでは先に2セット、5セットマッチでは、先に3セットを獲得すると勝利です。

ただし、獲得ゲーム数が互いに5対5になった場合は、ポイントと同様にそこから2ゲーム連続して獲得しないとセットを獲得できません。また、お互いに獲得ゲームが6対6になった場合は「タイブレーク」に突入します。タイブレーク試合は7得点先取制(得点が6対6になると2得点差をつけないと勝利できない)のゲームで、勝利することでそのセットを獲得できます。

まずはこの3点を覚えて試合の流れを理解しましょう。

テニス観戦で特に注目すべきポイントはどこ?

次に、「押さえておくとより楽しく観戦ができるポイント」をご紹介します。

選手のランキングを見てみよう 

選手は毎週行われる大会でポイントを獲得し、より上位のランキングを目指します。つまり、ランキングが高い選手ほど、強く実績のある選手ということです。名前まで覚えていなくても、ランキングを見れば強い選手が分かるので、初めての場合はランキングを目安に注目選手を探してみるのもいいでしょう。また、ランキング下位であっても、上位のトップ選手に勝つこともあります(ジャイアントキリング)。その勝利をきっかけに世界のトップ選手に駆け上がることもあるので、機会があればいろんな選手をチェックしてみましょう。

選手の得意プレーをチェック 

選手ごとに、サービス(最初に打つショット)やフォアハンドストローク(利き腕側で打つショット)やバックハンドストローク(利き腕とは反対側に来たボールを打ち返すこと)、ボレー(相手からのボールをノーバウンドで返すショット)など、得意なプレーがあります。試合を観戦する場合は、、素晴らしいプレーを見逃さないようにぜひ覚えておきましょう。また、得意なプレーが飛び出すと会場が盛り上がります。他の観客と一体となって楽しむためにも、お気に入りの選手の得意プレーを事前にチェックしておきましょう。

自分なりの見どころを見つけよう

サービスについては男女ともに年々スピードが増加しており、速い人では時速200キロを計測することもあります。一撃で決めるサービスエースは見どころのひとつですが、そんなエース級のボールが鮮やかなカウンターで返されることも少なくありません。また、何十回のラリーの末ポイントを決めるタフな展開もあります。実際にテニスを観戦し、自分が好きなポイントの獲得方法やお気に入りのプレーを探してみましょう。自分で見どころを探してみるのも、テニスの楽しみ方の一つです。

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試合を現地で(会場で)観戦してみよう!

最後に、テニス協会から「テニスに興味がある大学生へのメッセージ」をご紹介します。

「テニスは紳士(+淑女)のスポーツと呼ばれる歴史ある球技です。世界各国で主にトーナメント方式で大会が開催されており、グランドスラムと呼ばれる4大大会(全豪・全仏・全英・全米)や、プロが出場する国際大会、国内大会も毎週のように行われています。もし機会があれば、実際に現地(会場)で観戦してみてください」

解決!!「テニス観戦」おどおど

初めてのテニス観戦でもおどおどしないよう、「これだけは覚えておこう!」という基本ルールや、テニス観戦がより楽しくなる「見どころ」をご紹介しました。ぜひ、学生時代に生で観戦してみてはいかがでしょうか。

文:大西トタン@dcp
編集:学生の窓口編集部

取材協力:公益財団法人日本テニス協会 https://www.jta-tennis.or.jp/

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