【ラグビーのルールがわからない…】これだけ覚えておけばOK! はじめての「ラグビールールおどおど」#あつまれ!_おどおど学生。
2019年に行われたラグビーワールドカップでは日本代表が大活躍。国内のラグビー人気が一気に高まりました。2023年にはフランスW杯が開催されることもあり、ラグビーにさらなる注目が集まることは間違いないでしょう。この機会に「ラグビーを見たい」と思っている人も多いのではないでしょうか。せっかく観戦するのなら、ラグビーのルールは把握しておきたいところですが、全てのルールを覚えるのは簡単ではありません。そこで今回は、「これだけ覚えておけばOK」というルールや、ラグビーの見どころをまとめました。
▼「スポーツルール」おどおど記事一覧
1. はじめての「サッカールール」おどおど
2. はじめての「大相撲観戦」おどおど
そもそもラグビーってどんなスポーツ?
ラグビーは、ボールを相手ゴールまで運ぶスポーツです。ボールを運ぶ手段は、持って走るほか、パスやキックを用いたりしてもOK。相手選手は、タックルなどを駆使してボールを奪います。
ラグビーが生まれたのは1823年。イギリスのラグビー校で行われたサッカー(フットボール)の試合中に、出場していた学生がボールを持って走り出したことがきっかけとされています。その後、共通のルールが定められ、正式なスポーツとして発展。日本には1899年に伝わり、主に大学スポーツとして人気を高めていきました。
ラグビーの試合形式は?
試合は前半40分・後半40分で行われます。1チームは15名、両チーム合わせて30名がフィールドでプレーします。夏季オリンピックの正式種目にもなった「7人制」のゲームもあり、こちらは15人制と同じ広さのフィールドでプレーしますが、試合時間は7分ハーフ(決勝試合などでは10分ハーフ)と短いのが特徴です。
ラグビーの試合は上記のようなフィールドで行われます。両サイドには「ゴールライン」が引かれています。このラインを超えた「インゴール」と呼ばれるゾーンにボールをタッチ(ボールを地面に着ける)すると得点が入ります。この形でのゴールを「トライ」といいます。また、ボールをキックして、ゴールポストのクロスバーを超えても得点となります。
初めての場合、ゴールして得られる「得点」に戸惑うかもしれません。というのも、ゴールをしても「1点」ではなく、ゴールの形式によって2点~5点と得点が異なるからです。以下に、ラグビーの得点形式をまとめました。
トライ……5点
トライで得点を奪った場合は5点が加算されます。ラグビーでは最も得点の高いゴール形式です。
コンバージョンゴール……2点
ラグビーではトライで得点したチームに「コンバージョンキック」が与えられます。トライしたポイントの延長線上であれば、どの場所からでも蹴ることができ、蹴ったボールがゴールポストのクロスバーを越えれば2点加算されます。つまり、コンバージョンゴールに成功すればトータル7点が入る、ということです。
ドロップゴール……3点
ボールを一度ワンバウンドさせてから蹴ることを「ドロップキック」といいます。このドロップキックで、相手ゴールポストのクロスバーを超えることができればゴールが認められ、3点が加算されます。
ペナルティゴール……3点
反則を受けた場合、「反則が起きた地点」からキックをすることができます。このキックで相手ゴールポストを狙い、見事にクロスバーを超えるとゴール。3点が加算されます。
得点形式を覚えておくとラグビーの理解度がぐっと高まるので、ぜひ覚えておきましょう。
▼こちらの記事もおすすめ!
1.『サーフィンおどおど』を解決 #はじめて編
2.『ゴルフおどおど』を解決 #魅力編
3.『スケートボードおどおど』を解決 #道具編