【ラグビーのルールがわからない…】これだけ覚えておけばOK! はじめての「ラグビールールおどおど」#あつまれ!_おどおど学生。 2ページ目
初観戦前に覚えておきたいルール
ラグビーは「相手のゴールまでボールを運ぶ」という、実はシンプルなゲームです。しかし、初心者は「これってどうなっているの?」と不思議に思ったり、「なんでこうなるの?」と戸惑うシーンが少なくありません。
そこで、『日本ラグビーフットボール協会』に「これだけは覚えておこう」というルールを聞き、以下にまとめました。

ラグビーではボールを前方に投げてはいけない
ラグビーの特徴的なルールが、「自分よりも前にボールを投げてはいけない」というものです。ボールを持って走る、キックでボールを前方に蹴りだすことはOKですが、前方の味方にパスはできません。
ボールを前に落としてはいけない
パスのキャッチミスなど、なんらかの原因でボールを落としてしまうこともあります。その際に「前方」にボールを落とすと反則になります。
タックルされた選手はボールを手放す
ラグビーでは、相手からタックルを受けた選手はボールを手放さないといけません。そのまま持っていると反則になります。試合で、タックルを受けた選手がすぐ近くの選手にボールを渡す姿が見られるのは、このルールがあるからです。
他にもさまざまなルールがありますが、まずは上記3つを覚えておきましょう。
トライの瞬間やスクラムに注目!
続いて、『日本ラグビーフットボール協会』に、「ラグビーのここを見てほしい」という見どころ、注目ポイントを聞きました。以下です。
トライの瞬間
会場が最も盛り上がる瞬間です。ぜひ見逃さないようにしましょう。また、トライに至るまでの「激しいボールの争奪戦」も注目ポイントなので、選手たちの迫力ある動きも要チェックです。
スクラムに注目
反則や、密集地帯でのボール保持が続き、試合が動かなくなった場合はいったん試合が中断されます。再開時に行われるのがスクラムです。両チーム8人ずつの選手が組み合い、スクラムの中心に置かれたボールを味方選手が取れるよう、相手を押し込みます。ラグビーの見せ場のひとつです。
プレーヤーの熱気を体感しよう!
最後に、『日本ラグビーフットボール協会』から初めてラグビーを見るという学生にメッセージです。
「ラグビーにはさまざまなスキルや身体的要素が求められ、あらゆる体形、体格、能力を持つ人が集まってチームとなります。そのため、その多様性が魅力です。また、体と体がぶつかるコンタクトスポーツであり、身体的に激しいゲームが展開されるのも面白さのひとつです。ラグビーは、プレーをしても楽しいですが、見ても楽しいスポーツです。ル―ルが分からなくても十分楽しめますが、覚えておけばより楽しめます。ぜひスタジアムへ足を運び、プレーヤーの熱気伝わる生観戦を楽しんでください」
解決!! 「ラグビールール」おどおど
はじめてのラグビー観戦でもおどおどしないよう、「これだけは覚えておこう」というルールをご紹介しました。全てのルールだと難しいですが、今回紹介した内容だけであればすぐに覚えられるでしょう。これからラグビーを見に行くという人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
文:大西トタン@dcp
編集:学生の窓口編集部
取材協力:『公益財団法人日本ラグビーフットボール協会』
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