【ゴルフデビューしよう!】はじめての『ゴルフおどおど』を解決 (ゴルフ道具編)#あつまれ!_おどおど学生。
▼おどおど解決ポイント
1.まずはクラブの本数を知ろう!
2.クラブの種類は何がある?
初心者のうちは14本全部が要るわけじゃない!
ゴルフを始めるというと「道具をそろえるのが大変」というイメージを持つ人が多いかもしれません。ゴルフでは各プレーヤーは14本のクラブを持ってプレーします。ゴルフというと、ゴルフバッグに入れた14本のクラブを想像してしまうでしょう。
しかし、ゴルフショップに行ってひとそろい買わないと!と焦らなくても大丈夫です。コースに出ない初心者のうちは、そこまで道具は必要ありません。
初心者に必要なものは?
ゴルフを始めるには以下が必要です。
1.ウエア
2.靴
3.ゴルフクラブ
「1」のウエアですが、コースに出る前なら本格的なものは要りません。練習場にしか行かないうちは、Tシャツ、デニムの上下で全然OKです※。暑い時期なら下が短パンでも問題ありません。ただし、グローブ(手袋)は必要です。手にまめができてしまいますから、ゴルフグローブは購入しておいた方がいいでしょう。
「2」の靴は「ゴルフシューズ」が必要です。最近では底にスパイクが付いているものは少なく、スニーカータイプのものがメインです。ソールには芝の上でも滑らないように工夫が凝らされています。練習場では必要ありませんが、コースに出るならゴルフシューズは購入しましょう。価格はピンキリですが、安価なものでは5,000円くらいからあります。
●最初は全部要るわけじゃない!
問題は「3」のゴルフクラブです。しかし、初めての場合には14本ものクラブが要るかというと……そうではないのです。
佐藤編集長に伺ったところ「最初からゴルフクラブ14本全部必要なわけではありません」とのこと。上手い人でも7本しか使わないような人もいるそうです。では、初めての人にどんなクラブが必要かというと、
・ドライバー
・7番アイアン
・サンドウェッジ
・パター
の4本で構わないとのことです。「まずこの4本で練習してみましょう」と佐藤編集長からアドバイスを頂きました。
ゴルフのクラブは、
・飛ばすウッド
・運ぶアイアン
・入れるパター
3つに大別されます。
・ドライバー

最も飛距離が出るクラブ。一番ウッド(1W)とも呼びます。飛距離が必要な第1打目はドライバーを選択することが多いのです。
・7番アイアン
正確に狙ったところに落とすために使うのがアイアンです。普通アイアンは1~9番の番号が付いています。番号が上がるにつれて球が上がりやすく、易しくなります。略称は「7I」です。
・サンドウェッジ
バンカーから球を出すときに使うクラブです。「SW」と略されます。高く上がる球が打てるので、バンカーだけでなく短い距離を打つときやラフからの脱出にも使われます。
・パター
略称は「PT」で、球がグリーンに乗ったときに使います。カップに入れるために「球を転がすこと」に特化したクラブです。
「なぜ初心者に7番アイアンを勧める」のかを佐藤編集長に伺ったところ、「14本のクラブの中で真ん中の番手のため、スイング・フォームを固めるのに適しているから」とのこと。7番アイアンで練習する人が多いため、自分のフォームとの比較もしやすいそうです。
いきなりゴルフクラブ14本をそろえてもOKですが、それぞれのクラブの飛距離を把握し使い分けるには十分な練習と技量が必要。佐藤編集長によれば「初心者のうちは本数を絞ってゴルフクラブの扱いに慣れる方がいい」とのこと。
また、始めたばかりなら無理に自分でクラブを買わなくても練習場でクラブを借りられますし、中古ショップでいいのを見繕って安価にそろえるというのもアリでしょう。
無理をせずに自分の習熟度に合わせてクラブやウエアをそろえていくといいでしょう。
ちなみに『ゴルフパートナー』では「これからゴルフを始める人にゴルフクラブ1本プレゼント」というキャンペーンを行っています。これを機会に応募してみるのはいかがでしょうか。
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今回はゴルフ道具のそろえ方についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。最初からひとそろい道具を買ってしまうというのももちろんアリですが、無理をせずに自分の成長に合わせて購入していってもいいのです。次回はいわゆる「打ちっぱなし」などの練習場への行き方、練習の仕方についてご紹介します。
文:高橋モータース@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
取材協力・監修:佐藤広邦
1970年福岡県生まれ。
駒澤大学経営学部卒。
大学時代、ゴルフサークルに所属しゴルフの魅力にどっぷりつかる。
卒業後、一般の企業に就職するもゴルフへの情熱を捨てきれず、ゴルフ雑誌編集者の道へ。
『週刊ゴルフダイジェスト』、『チョイス』副編集長、『月刊ゴルフダイジェスト』副編集長を経て、2021年よりゴルフダイジェスト社のWEBメディア「みんなのゴルフダイジェスト」編集長となる ⇒『みんなのゴルフダイジェスト』